三昧日記

小心者川筋男の後悔日誌

疑似餌の実験

2023-07-21 13:06:23 | 日記
毎週金曜日は隣町のプールで水泳です。続けていますよ。先週などバタフライで泳いでみました。ちょうど人が少なかったので水しぶきをあげても迷惑にならないだろうとの思いからでした。しかし,およそ60年ぶりのバタフライ。疲れました。25m泳ぐのがやっと。

おっと,きょうの話題は水泳ではありません。そのプールの建物の前を小川が流れています。そこで短時間魚釣りをした話です。
単に餌をつけて釣ったのでは面白くありません。きょうは以前から考えていた疑似餌釣りに挑戦したのです。その疑似餌というのは,輪ゴムを短く切ったものを針に括り付けたものです。

上の写真です。
それをつけて竿を振ること十数分,釣れました。

何という魚でしょうか?体長は10センチ足らずといったところ。知人に画像を送ったら「ブルーギルのようだけど‥‥。」とのこと。ブルーギルならエラが青いはずですが,そのときは青く感じませんでした。
連れて帰るわけにもいかず,川に戻してやりました。
釣り終わって竿をたたむと,仕掛けと合わせてこの程度。竿は30センチほど。

出かけるときにちょっと鞄とかザックの中に放り込んでおけばいつでもどこでも釣りができそうです。何しろ生餌を使わないので具合がいい。
以上

おまけ:
きのう仕事で小山に登ったら途中でかわいいものに出会いました。

イノシシの子どもですね。もうウリ坊ではありませんが,可愛らしい目をしています。まさに目を点にしてこちらをじっと見つめていました。
しかし,今改めて写真を眺めたらイノシシではなく豚だったかも?
おまけ以上

ことしも頑張れ,にいにい蝉

2023-07-17 12:09:18 | 日記
数日前から庭でにいにい蝉が鳴いています。一度探したのですが,見つかりませんでした。
きょうまた鳴き声がするので再度探しました。すると,

いました。にいにい蝉です。写真の中央付近にいるのですが,おわかりいただけますか?保護色のため認めにくいと思います。ぐっと近づいて撮りました。

今度はお分かりでしょう。それにしても見事な保護色ですね。

子どもの頃,夏にはよく蝉を取りに出かけたものです。
なぜかその行先は決まっていました。わが町の商店街の南端に小川があって,それを渡り,急な階段を上ると神社に出ます。その広場周辺が蝉を「狩」る場所でした。
一番欲しいのはクマゼミ。地元ではワシワシと呼んでいました。その鳴き声がワシワシと聞こえたのです。しかし,クマゼミは(今と違って)めったに現れません。
クマゼミのつぎに狙ったのはアブラゼミです。これは比較的たくさんいました。捕まえると得意満面です。
そして,一番欲しくないのがニイニイゼミ。小さくて地味で鳴き声もパッとしない。クマゼミもアブラゼミも取れないときは仕方なくこのニイニイゼミを取ったものですが,何だか恥ずかしい気持ちでした。
しかし,今では違います。ニイニイゼミの鳴き声は何だか風鈴の音と通ずるものがあるような気がしてきました。

にいにい蝉から子どもの頃のことを思い出してしまいました。
ふと横をみるとアブラゼミが‥‥。

近くには抜け殻があります。もしかしたら映っているアブラゼミのものだったかも?
以上

おっちょこちょいの修理話

2023-07-14 06:00:13 | 日記
数か月前フリーマーケットでマイクロカセットレコーダーを手に入れました。
この種のものは故障品が多く,しかもその原因の多くがプーリーのベルトの断裂です。これは代わりのベルトが手に入らず,また狭い場所なの取り付けが難しい。だから一般に素人では「修理不可。」
店頭で店主に電池を貸してもらって装填し,スイッチを押しても動きませんでした。(やっぱり‥‥)しかし,もしかしたらベルト以外の場所が原因かもしれません。店主に断って修理に挑戦してみました。

家で調べたところ,外部電源では動きました。すると,問題の場所は一箇所――外部電源ジャックの切り替え接点の接触不良に違いありません。どこをどうしたのか覚えていませんが,とりあえず動くようになりました。翌日店主のもとに行って格安で買い取ったものです。


アイワ製ですね。あまり有名なメーカではありません。それでもオーディオ機器では知られたメーカです。
銘板をみると Made in China とありますので比較的新しいものでしょう。マイクロカセットレコーダーではなぜかオリンパスのものが有名でした。

ところで,「マイクロカセットって何だ?」って思う方もいるでしょう。カセットテープをぐっと小さくしたものです。下の写真をご覧ください。

下が標準のカセットテープ,上がマイクロカセットテープです。これで大きさは歴然としていますが,そもそもカセットテープをご存じない方にはどう説明したらいいか‥‥。
まあ,今では使う人はほとんどいないでしょうが,わたしは故人の音声を録音したマイクロカセットテープを持っていたので再生して懐かしんでいました。

ここからが本題。
電池を装填したまましばらく放置していて,久しぶりにスイッチを入れましたが,ウンともスンと言いません。
(あれ?また外部電源ジャックの切り替えスイッチが接触不良を起こしたか?)ということで外部の直流電源をジャックに差し込んで使っていました。
しかし,これでは持ち運びできません。第一,交流電源が必要です。
そこで今回再度修理に挑戦したものです。

修理の過程は以下のようになりました。
(1)電池駆動不可,外部電源ならOK‥‥外部電源ジャックの切り替えスイッチ不良と判断
(2)ケースを開けて外部電源ジャックの切り替えスイッチを修理しようとしたが不可
(3)切り替えスイッチを短絡して電池専用仕様にした
(4)外部電源を電池を装填する端子に接続して動作を確認
(5)組み戻して電池を装填‥‥あれ?動かない
(6)外部電源を電池の端子に接続しても動かない‥‥組み戻すときに断線した可能性あり(ここの原因不明)
(7)再度ケースを外して内部を確認‥‥異常なし
(8)組み戻して電池を装填→動かない
(9)電池の電圧を確認‥‥1本は1.2V程度,しかしもう1本はアレ?0.0Vこりゃ駄目だ!
(10)電池を新しいものと交換するとOK
結局,電池が消耗していただけだったようです。トホホ。しかし,しばらく外部電源を使用していたので切り替えスイッチが開いたままになった可能性もあります。

修理の過程で撮った写真をいくつかお見せしましょう。

本体の裏側です。白矢印の先端付近のねじを外します。

内部の状態です。左側小さい楕円で囲まれた部分に外部電源ジャックがあります。ちょうど基板の反対側にあって見えません。切り替え接点を調べるなど不可能です。右側の大きい楕円で囲まれた部分が電池収容部です。細い電線2本で本体側の基板につながっているのがお分かりいただけるでしょうか?

切り替えスイッチを短絡(直結)しました。これでこの個体は電池駆動専用となります。どうしても外部電源で駆動したい場合はあらかじめ電池を取り出しておかなければなりません。

何とも恥ずかしい修理の流れとなりました。最初に電池の電圧を測っていればこんなことにはならなかったのかも知れません。
孔子はつぎのように言っています:
 七十而從心所欲,不踰矩  70(歳)にして心の欲する所に従って矩(のり)を踰(こ)えず
自分の思いどおりに振舞っていいわけですが,おっちょこちょいに関しては助言がありません。
以上



続・数学へのこだわり

2023-07-09 18:28:07 | 日記
昨年2022年2月13日に「数学へのこだわり」というタイト
ルで投稿した。
その後さらに議論を進めた記事を投稿するつもりであった
が,何しろ数式の取り扱いが難しくきょうまで放置状態に
なっていた。結局,解決策は写真にすることに落ち着いた
のである。
以下数式を含む記事を写真にして示す。









西向く士(さむらい)

2023-07-01 07:23:51 | 日記
きょうから7月。もう今年も後半に突入したのですね。
わたしの腕時計を見ると,

カレンダーが SAT31 になっています。先月(6月)は小の月だから30日まで。しかし,古い時計はそんなことは知りません。今でもそうかな?

小学生のとき,「夏休みの友」か何かで「西向く士」または「西向く侍」という言葉を知りました。ひと月が31日未満の月を「小の月」と言い,それは2,4,6,9,11月です。11を十一としてこれを縦に書けば士のように見えます。士はさむらい(侍)でもあります。そこで,全体を初めから読むと「ニシムクさむらい」,「西向く侍」となるとのことでした。そして,その夏休みの友には正座した武士が首を西に向けた絵が描かれていたのを覚えています。
なお,夏休みの友というのは夏休みに小学校から与えられた宿題帳です。

さて,そんな話は別にして,腕時計のカレンダーを合わさなければなりません。竜頭(りゅうず)を1段引っ張ってどちらかに回せば日付が1日進みます。31のつぎは1。(逆に回すと曜日が進みます。)

SAT 1 になりました。これでよし。

わが家にはカレンダーのついた掛け時計がいくつかあります。

精工舎のゼンマイ式30日掛け時計です。これも合わせます。

OKです。

ほかに2台ありました。


いずれも精工舎の Sonola という電池式の時計です。
電池式の時計など好みではないのですが,成り行きでわが家に居ついてしまいました。もっとも,電池式とは言ってもれっきとした振り子時計。ただ動力としてゼンマイの復元力ではなく,電池の電気エネルギーを使っているだけの違いです。具体的には電磁石の力ですね。

わが家ではひと月おきにカレンダーを調整してやらねばなりません。
以上