三昧日記

小心者川筋男の後悔日誌

24万キロ走破

2021-08-30 19:34:52 | 日記
わたしの愛車の走行距離がきょう24万kmに達しました。下の写真を
ご覧ください。

目標は30万kmです。
しかし,数年前から老朽化が目立ち,今年はついに冷房が効かなく
なりました。そろそろ買い替え時かと思っています。
以上

直流電源装置を改造

2021-08-29 20:06:28 | 日記
無線機には電源が必要ですが,モノによってそれが内蔵されていたり
別置きだったりします。
下の写真をご覧ください。オールバンドオールモードのトランシーバ
の下に電源装置があります。

トランシーバは超小型がウリなのですが,それに必要な電源装置はト
ランシーバ本体より大きくて重いのです。もっとも,必要最低限の電
源装置にすればもう少し小さくなるでしょう。それにしても電源装置
の大きさは無視できないほどなのです。
それはともかく‥‥。

わたしのこの電源装置,ご覧のように右下に円い穴が開いています。
シガーライター用ということですが,要するに自動車に装備されてい
るたばこの点火用電熱器のコネクタです。本来蓋があったのですが,
壊れたため廃棄しました。
そのシガーライター用コネクタの左側にオーディオのスピーカ端子台
が4極あります。ここから電源を2組取り出せます。裸線用です。こ
のコネクタからクリップ付きリード線などを使って電気を取り出す場
合,ご覧のように針金を咥えるさてやらなければなりません。以前か
らこれを不便にも,また不格好にも思っていました。

それで,きょう実行!シガーライター用ソケットを撤去したその場所
に陸軍端子を取り付けたのです。
まず,シガーライター用ソケットを取り外さなければなりません。ケ
ースの蓋をはぐりました。

(すみません。写真が90°傾いていました。)
このソケットの取り外し方がわからなかったのですが,結果は簡単で
した。電線のはんだ付けを外して中央のねじを取り外し,ソケットの
筒全体を回せばいいのです。
陸軍端子(正確には陸軍端子ではないかも知れません。)を取り付け
たアルミ板を用意し,それが取りつくように電源装置本体側のパネル
を加工します。

実はこのパネルの加工が一番心配した工程です。しかし,加工は簡単
でした。樹脂製ですが,柔らかく,ヤスリですいすい削れました。
端子を取り付け,裏側の配線を終えたところです。

ちょっと見にくいでしょうが,端子のはんだ付け部分には圧着端子を
取り付け,はんだ付け作業をなくしました。
組み立てて完成です。

これでこの電源装置を使っていろんな実験がやりやすくなりました。
以上


英彦山周回登山

2021-08-29 06:46:35 | 日記
久し振りの馬ヶ岳登山の翌日御所ヶ岳に登り,一日置いて昨日英彦山
(ひこさん=標高1,200m)に登りました。これまで我慢して溜まった
エネルギーが一気に開放されたような状態です。

今回はできるだけ長距離歩くという考えから,つぎのコースを取りま
した。
 別所駐車場ー豊前坊ー北岳ー中岳ー南岳ー鬼杉ー玉屋神社ー
 奉幣殿ー別所駐車場
英彦山をご存知の方にはおよそ想像がつくでしょう。

駐車場を8時30分に出発。九州自然歩道を辿って豊前坊までほぼ平坦
な道です。途中,鷹巣原キャンプ場やスキー場をかすめて通ります。
鷹巣原キャンプ場は少年の頃何度か利用したことのある懐かしい場所
です。しかし,すっかり変わってしまって,昔の面影はまったくあり
ません。
青年の家を過ぎると間もなく豊前坊,高住神社です。珍しく法螺貝の
音が聞こえてきました。そこで一句
 法螺貝の 音色懐かし 豊前坊
ここから北岳頂上まで急登です。ここを通るとき毎回懐かしく眺める
のは「救世安民」の石碑です。

安政時代に設置されたもののようです。無事でした。
北岳頂上付近の大木を見上げると,何やら茸の群生です。

よく見るとツキヨタケのようです。うっかり椎茸と間違えて食べると
大変なことになります。
南岳と中岳が見えてきました。

左が南岳,右が中岳です。中岳の頂上に神社のような建物が認められ
ますか?

中岳山頂で休憩・昼食です。
ここは眺望が良さそうであまりよくありません。それでも南方向は結
構良く,昨日は雲が多かったのですが,阿蘇・九重が見えました。残
念ながら雲仙は見えませんでした。
上宮を経由して南岳に‥‥と思っていましたが,通行止めにあいまし
た。社殿が崩壊しかかって危険なためです。

そういえば,前回の登山で奉幣殿に立ち寄って権禰宜さんに「上宮は
危険だから登山者を近づけさせないほうがいい」と進言したことを思
い出しました。そのためかどうかは不明ですが,社殿の周囲は虎ロー
プで厳しく囲まれ,立ち入りが禁止されていました。

南岳を通って岩場を無事に過ぎ,鬼杉を久しぶりに眺めました。まだ
まだ健在です。
ここからコースを斜めに取って玉屋神社に向かいます。途中谷川の綺
麗な淵を見つけ飛び込みました。一人沐浴です。
――と言うと恰好いいのですが,水は驚くほど冷たく5分も漬かって
いられませんでした。
しかし,すっきりしました。

玉屋神社ではその社殿の前の広場を覆う植物が奇麗です。

何という名前の植物でしょうか?芝生ではありませんが,背丈が短く
いい感じです。芝生より柔らかい感じです。

あとはひたすら奉幣殿目指して歩き続けるのみ。左足の薬指を中心と
した部分が痛みます。これは数年前から起こっている症状です。
先年健康診断の問診のときそのことを医師に訴えたら,「それは靴が
合っていないため」だと言われました。この歳になれば靴が足に合っ
ているかどうかぐらいは自分でわかります。

無事奉幣殿に着き,登山口に出るとそこに水溜とブラシが置かれてい
ました。登山者あるいは参拝者の履物を洗うようにという心遣いです
ね。

水は清く,飲めるほどです。
久し振りに登山靴を洗い,16時30分駐車場に戻りました。
以上

随分久しぶりの山歩き

2021-08-26 08:09:28 | 日記
8月も間もなく終わり。この夏は天気の悪い日が多く,そうでない日
は猛暑。しばらく山歩きから遠ざかっていました。
おかげで体は贅肉がだぶつき,体重が増加。さらにときどき胸やけに
襲われることが出てきました。この胸やけは運動不足が原因です。も
ちろん,運動(活動)量に見合った食事にとどめておけば問題ないの
でしょうが,惰性で食べてしまうのです。

そこで昨日午後,久しぶりに近場の馬ヶ岳に登りました。標高216m
(西の峰)と208.7m(東の峰)の双子山です。戦国時代には山城が
あって,西の峰は本丸跡,東の峰は二の丸跡です。
駐車場から数分で目的の山が見えてきます。

写真右側が本丸跡,左側が二の丸跡です。手前には稲田が広がり,そ
ろそろ刈入れの時期を迎えます。

登山口から登り始めると奇麗な登山道が現れます。

どうも落ち葉などが掃き出されているようです。この山を大切にして
いる人・団体の活動でしょう。頭が下がります。

しばらく山登りをさぼっていたせいで息苦しくなりました。喘ぎ喘ぎ
登り続け,中腹の見晴らしのいいところで休憩です。水分も補給。

ここの広場の岩には名前が付けられています。入口には「太閤岩」,
続いて「官兵衛岩」と「又兵衛岩」です。太閤は勿論豊臣秀吉,官兵
衛は黒田如水,又兵衛は後藤又兵衛でしょう。数年前のNHKドラマの
「軍師官兵衛」をご記憶の方も多いのではないでしょうか?

さて,ここから少しの間平坦な尾根歩きになります。コシアブラの花
が目に留まりました。

花というより,花は散って子房が残っているのでしょう。もう少しし
て種を持ち帰って庭に蒔きたいと思います。

急坂を一気に登りきると東の峰の頂上です。
笹栗ですね。

沢山の実をつけています。実は小さいのですが,栗ご飯などにすると
おいしいのかも?

一旦下って鞍部に出,再び急坂を登って西の峰に到着。南の方角に故
郷の英彦山が望まれます。

残念ながら頂上付近は雲で隠れています。目を下に転ずると,鉄砲百
合が。

誰かが植えたのでしょう。
持って来た葡萄を食べながら眺望を楽しみました。

小休止の後下山開始。来た道を戻ります。ただし,東の峰は通らず,
迂回路を利用。
ついに登山口まで誰にも会いませんでした。
きのうの戦利品です。山の幸です。

今朝栗ご飯でいだだきました。
以上

電鍵を加工

2021-08-16 04:50:21 | 日記
先日サイレントキーになった先輩ハムの電鍵をいただきました。

帝国海軍が使っていたものだとか。先輩が終戦直後に買ったものでしょうからすでに70年
以上経っています。その間ずっと愛用し続けたということです。
その証拠という訳ではありませんが,操作するとき親指のあたる部分が磨滅しています。
下の写真をご覧ください。

赤丸で囲った部分です。実際に金属がすり減っているかどうかは定かではありませんが,
周囲に比べて格段に磨かれていることがわかります。半世紀ほど繰り返し親指の摩擦を受
けるとこうなるのでしょう。
さて,この電鍵,これからわたしが愛用するのですが,2つだけ気に喰わないところがあ
ります。
まず,ケーブルがつながって切り離せないこと。ケーブルがくっついたままだと可搬性に
難点があります。大したことではありませんが,煩わしいのです。
つぎに,底板のクッションです。クッションは騒音を減ずるのに効果がありますが,この
やりかたでは電鍵自体がしっかり固定されず,確実な符号を作るのに難点があります。特
にスピードが上がるとその影響が心配されます。尤も,わたしはそれほど高速操作はでき
ませんので実際に問題があるとは思えません。しかし,気になるのです。
そこで,ケーブルをはずして陸軍端子を取り付けました。

海軍の電鍵に「陸軍」端子とは‥‥。
底は袋ナットに替えました。

本当は固いゴム製のものにしたかったのですが,適当なものがありませんでした。
この電鍵には他に見られない特徴を備えています。下の写真をご覧ください。

通常の電鍵では黒丸で囲った接点しかありません。この電鍵ではそれに加えて赤丸で囲っ
た接点があるのです。黒丸は機械的な位置決め用で,赤丸は電気的な接点です。このよう
にすることで,接点の微妙なチャタリングを防止しているのでしょう。
愛用します。

余談
この電鍵は古いので使っているねじはすべて旧ねじです。したがって,現在普通に手に入
るねじ―新ねじ=ISOねじ―は適合しません。しかし,M2.6のねじは同一でした。なるほ
ど,今の新ねじでもそのことを示す印(小さい点のくぼみ)が付いていませんね。今回知
りました。
以上