三昧日記

小心者川筋男の後悔日誌

柿の季節到来

2022-08-30 04:57:51 | 日記
そろそろ柿の季節だと期待しながら時々道の駅や農協直営店などを覗
いています。しかし,まだまだです。何しろまだ「夏」ですからね。

それでも昔から当地(わたしの故郷)では「ボンゴネリ」という名の
甘柿があります。「盆木練」のことでしょう。つまり,「お盆の頃熟
れる」ということ。まあ,小さくて貧相な果実ですから商品価値がな
い(と思われてきた)ものです。

それと思しき柿を昨日糟糠が買ってきました。

ボンゴネリとは書かれていませんが,時期と形状からボンゴネリだと
思われます。直径は小さいもので約 5 cm,大きいもので約 7 cmほど
です。

さっそく1個試食。ウ~ン固い!歯が折れそうです。
2口3口食べたところです。

ゴマが入っています。しかし,真っ黒というほどではありません。ま
た,味の方は渋くはありませんが,甘みはイマイチといったところ。
それでも初物の柿に満足です。

これから秋が深まり,シンメータやシモゴネリ(霜木練)が楽しみで
す。
以上

計算尺を4本確保

2022-08-28 06:52:50 | 日記
なぜか最近計算尺に縁があります。(またか)と思われる読者もおら
れることでしょう。

一昨日からきょうまで近郊の町でフリーマーケットが催されています。
わたしはこれが楽しみで毎回(毎月)出向いています。
で,一昨日は普段より早く家を出て,出品物を物色して回りました。
その結果,3本の計算尺を格安で手に入れ,また昨日も1本超格安で
手に入れました。下の写真のとおりです。

いずれもケースに収められています。特に一番上の大型(10インチ)
のものはさらに箱に収まっています。
では,順に見ていきましょう。

10インチの両面型です。ケースも中身も非常に奇麗です。

10インチというのは長さを表しています。2.54 cm × 10 = 25.4 cm で
すが,実測すると約 32 cm あります。一方,目盛の幅はほぼ 25.4 cm
でした。つまり,10インチはこの目盛の幅を言っているのでしょう。
この計算尺は No.259D という型。箱の側面には「機械技術用」と表
記されています。わたしはすでに No.259 を持っています。それとの
違いは DI 尺にあるようです。DI 尺は D 尺を左右反転させたものです。
あればあったで便利ですが,まあ,ほとんど使うことがありません。
本体には VB といいう刻印があります。製造年月を表しているそうで
す。1950 年(わたしが生まれた年=余談)を A とし,年ごとに1つ
繰り上がります。2番目は月で,1月を A として毎月1つずつ繰り上
がって,12月が L となります。
よって,この計算尺は 1971年2月製造ということになります。
なお,紙の箱の側面には¥4,600 とあります。当時のわたしの月給は
税込みで3万円を少し超える程度でしたから,その1割以上したこと
になりますね。

つぎは小型のものです。8インチです。

No.45K という中学生向けのもののようです。中学生も使っていたので
しょうね。もちろん,高校生や一般の大人が使っても構いません。
片面の極く簡単なものです。
SH の刻印があります。1968年8月の製造ですね。

つぎも小型のものです。

No.2640です。これには刻印がありません。ですが,本体表面の型番に
続いて MADE IN OCCUPIED JAPAN との表記があります。つまり,日
本が連合国に占領されていた時代に作られたことがわかります。サンフ
ランシスコ講和条約に調印して独立したのがたしか1952年だったと思い
ますので,この計算尺は 1945 年から 1952 までの間に製造されたので
しょう。希少品です。

最後も小型のもの。

これはリコー製です。(これまでの3本はいずれもヘンミ製でした。)
やはり中学生用のもので,ビニルケースに「1年2組 〇〇〇子)と記
入されています。中学校の1年か,あるいは高校の1年かも知れません。
リコー製の計算尺にも刻印があります。リコーの場合 a.a-n のように記
され,「年.製造場所ー月」の順に記号化されているそうです。そして,
年は 1952 年を A とします。
この計算尺には N.S-3 とあります。すると,1965年3月製造ということ
になります。S は佐賀工場を表しているとか。
それにしても,1965 年(以降)に中学校でしかも女子(と思える人)
が計算尺を使用していたのですね。そんな授業があったのでしょうか?
もしかしたら,クラブ活動で使ったのかもしれません。

計算尺だけでもいろいろ楽しめます。
以上

投稿記事

2022-08-26 19:48:59 | 日記
NHK語学講座「まいにちイタリア語」テキストの9月号。

きのう買い求めました。その裏表紙に近いところに La piazza という
ページがあります。受講者からの便りです。わずか2ページですが,
その左のページに

わたしの投稿した一文が載っていました。
新しく外国語を習得するのは大変です。特に,イタリア語はこれまで
勉強してきた言語とはかなり違います。まあ,勉強している雰囲気に
浸っているという程度なのでしょう。
以上

小倉・昭和館

2022-08-26 04:34:08 | 日記
昨日所用で小倉の繁華街に行きました。
2度の火災に見舞われえた旦過(たんが)市場。昭和館も灰燼に帰し
ていました。

跡形もなく,と言いたいところですが,入口の入場券売り場付近だけ
残っていす。

実は5カ月ほど前偶然(と言ってもいいほど)この昭和館で映画を観
たのです。イタリア映画「ひまわり」です。このことは記事にしまし
たのでご記憶の方もおられると思います。
そのとき撮った写真が下のものです。

建物がなくなったため背後のビルが見えています。
未だにフィルムの上映設備を備えた映画館でした。再興を祈ります。

余談ですが,数年前熊本城が地震で大きな被害を受けました。その
1ヶ月ほど前,二十数年ぶりに熊本場内を散策したのです。
いずれも不思議な縁を覚えます。
以上

酔芙蓉の花

2022-08-24 06:27:16 | 日記
きのうの朝,庭から酔芙蓉の花を一輪とってきて生け花にしました。
とは言っても酒の一合瓶に水を入れて挿しただけ。
目に染みるような白さです。

きょうも朝から暑いのですが,この花を眺めていると,なんだか涼し
くなってくる気がします。

昼頃見ると‥‥

やや赤く染まって来ました。桃色と言ったところでしょうか?
酔い始めたのですね。恥じらいのような姿がまたいい。葉が少ししお
れてきました。

うっかりしていました。夕食後見ると

もう完全に赤くなったうえ,しぼんでいました。葉っぱは勿論,花も
ややうつむき加減です。完全に酔ってしまったのですね。

高橋治の「風の盆恋歌」,毎晩少しずつ読んでいます。ただ今最終章
です。
以上