今年に成り、20年ぶりに娘の母親から電話が掛かって来て10日か1週間に1度位長電話をしています。
50年前に別れて彼女と娘には辛い思いをさせたのは事実なので電話の中でそれとなくわしが謝っていた様だ、昨日病院で姿を見てあまりにも変わり果てていたため尚更罪悪感を感じていたのだが午後病院から帰った彼女から電話が有り、謝る必要はないと言う30数年ほど前に北島町で犬屋さんをしていたころ籍は入れていなかったが男性と同居生活をしていたとの事、わしも何度か電話を掛けた時に男の人が出たので、もしやと思ったが深く詮索もせず聞きもしないまま30年以上たっていた、川内へ娘が家を2戸建てて転居後、体を悪くして入退院を繰り返し家事等が出来なくなって相手は出て行った様だが、それを聞いて彼女に対する負い目や罪悪感が少し薄らぐ、ただ娘への思いは死ぬまで変わらないであろう。
彼女自身は体中悪い所ばかりで食べ物さえ食べられない状態に成り死期がそう遠くないことを悟っているので連絡してきたように思う。
男と女・夫婦・親子・兄弟・姉妹・親戚等この世には多くのしがらみがある、わしも残り少ない寿命だが昨日の彼女からの電話で一つ重荷が軽く成った気がする、今後も出来るだけの事はしてやろう。