キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

酒の研究

2017年02月01日 | Weblog
藤沢の業務店を8軒歩き、最後にワインショップにゆき、店主と小半時間話をして仕事が終わった。
帰り道にある藤沢BOは小型店なので10分ほど単行本をみて、立川談四楼「落語家のやけ酒、祝い酒」PHP研究所 2011年 1,200円、正岡子規「病牀六尺」ワイド版 岩波文庫 1993年1刷 2002年4刷 900円、丸谷才一「人魚はア・カペラで歌ふ」文藝春秋2012年 1,750円をさっと買った。

帰りに駅のクイーンズ伊勢丹のワイン売り場を観たが、泡もののベストセラーだったヴァルファルモサがメインの位置から外されていた。
アナケナカベルネ、シャルドネも一番下に置かれていたが、シャルドネが場所が悪いのに2本売れていたので、根強い人気を感じた。チリは500円が売れ筋の中心になり、20年前に爆発的に売れた頃より品質を落とした。
過去のムスカデ、ロゼダンジューの轍を踏めば、今後衰退する。

家に帰り、ミネストローネに菜花、ベーコン、帝国ホテルのミネストローネの缶詰を入れて味を調え、焼売を温めて、安芸郡田野町の濱川商店、純米吟醸純麗たまラベル 美丈夫 55% 15%を冷やで3合ほど呑む。
どの酒を呑んでも美味い、ワインより各メーカーの価格にばらつきがないから、タイプは異なるが、どれも品質が高く安定している。
あと買い求めた酒が10種類ほどあるので、さらに呑み比べてみよう。

テレビで樹木希林の「あん」を観る。
どら焼きの餡の話だが、ハンセン氏病が主旋律で、患者を日本政府は隔離して封じ込めたが、96年に解放した。
だが実態は広く知られていない。
社会に出ると苦労や辛いことも多いが、出られない辛さに比べたらものの数ではない。
コメント
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