研修会で、
どうすれは効果的に承認することができるか
という話をしていたら、
ひとり人が質間してきました。
「承認のしかたはわかりましたが、
叱るときはどうすればいいんですか?」
私が「少なくともコーチングという枠組みの中では、
叱るということは一切しません」
と答えると、
狐につままれたような顔をして
「叱らなければいけないときもありますよね。
そういうときはどうすればいいんですか?」
と問い返してきました。
「ですから、叱らないんですよ。どんなときでも」と、
私があまりにもきっぱりといってしまったので、
彼は「わかりました」と、
それ以上はなにもいいませんでした。
多くの普段の育成には
「ほめる」ことと同時に「叱る」ことが必要だと思っています。
ほめてばかりいたら成長などあるはずがない、
叱られてはじめて自分の過ちに気づき、
成功に向けた新しい一歩を踏みだせるのだと。
私は叱るという行為を否定しているわけではありませんが、
「叱らない」育てかたの可能性につい て、
もう少し考えてみてもいいと思います。
以前女子マラソンの金メダリスト高橋橋尚子選手が、
テレビのインタビ ューで彼女を育てた小出監督の育成方法を評し
「小出マジック」といい表していました。
「とにかく監督はほめてくれるんです。
たとえタイムが悪くても『いいねえ・・とか。
そうするともっとがんばろうって思っちゃうんですよね」
あなたが育成される立場にあるとしたらどうでしょう。
自分と上 司との関わりについでちょっと想像してみてください。
あなたの上司が来る日も来る日も本当にほめ続けてくれたら、
あなたの仕事に対するモチベーションはどうなりますか?
上がりますか?
それとも下がりますか?
「叱るな」とはいいません。
でももう少し、
ほめることの効用について想いを馳せてみてください。
そして、
もしその気があれば、
誰かひとり選んで、
半年くらいほめ続けるということを試してみてください。
もしかしたら、
金メダル級の成果をあげるかもし れません。
どうすれは効果的に承認することができるか
という話をしていたら、
ひとり人が質間してきました。
「承認のしかたはわかりましたが、
叱るときはどうすればいいんですか?」
私が「少なくともコーチングという枠組みの中では、
叱るということは一切しません」
と答えると、
狐につままれたような顔をして
「叱らなければいけないときもありますよね。
そういうときはどうすればいいんですか?」
と問い返してきました。
「ですから、叱らないんですよ。どんなときでも」と、
私があまりにもきっぱりといってしまったので、
彼は「わかりました」と、
それ以上はなにもいいませんでした。
多くの普段の育成には
「ほめる」ことと同時に「叱る」ことが必要だと思っています。
ほめてばかりいたら成長などあるはずがない、
叱られてはじめて自分の過ちに気づき、
成功に向けた新しい一歩を踏みだせるのだと。
私は叱るという行為を否定しているわけではありませんが、
「叱らない」育てかたの可能性につい て、
もう少し考えてみてもいいと思います。
以前女子マラソンの金メダリスト高橋橋尚子選手が、
テレビのインタビ ューで彼女を育てた小出監督の育成方法を評し
「小出マジック」といい表していました。
「とにかく監督はほめてくれるんです。
たとえタイムが悪くても『いいねえ・・とか。
そうするともっとがんばろうって思っちゃうんですよね」
あなたが育成される立場にあるとしたらどうでしょう。
自分と上 司との関わりについでちょっと想像してみてください。
あなたの上司が来る日も来る日も本当にほめ続けてくれたら、
あなたの仕事に対するモチベーションはどうなりますか?
上がりますか?
それとも下がりますか?
「叱るな」とはいいません。
でももう少し、
ほめることの効用について想いを馳せてみてください。
そして、
もしその気があれば、
誰かひとり選んで、
半年くらいほめ続けるということを試してみてください。
もしかしたら、
金メダル級の成果をあげるかもし れません。