コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

教師のほめ方叱り方コーチング

2007-02-25 07:41:18 | Weblog
待望の教育コーチング
第2段が完成しました。

「教師のほめ方叱り方コーチング」です。

コーチングでは、「承認」が大切であると言われますが、
子どもを、認め、ほめ、叱る ことが必要です。
その方法を、事例と4コマ漫画でまとめました。

子育て、社員教育にも使えますよ。
よろしかったら、読んでください。
http://www.7andy.jp/books/detail?accd=R0244060

では目次を紹介します。

目次
はじめに
第1章 コーチング先生の「子どもを認める」
1.コーチングの考え方
2.教育の使命
3.子どもをダメにする先生
4.家出娘も気持ちも変わる!
5.「生きる力」はコーチングにある
6.「ほめる」はアクセル・「叱る」はブレーキ
7.叱らればかりの害
8.ほめることのメリット

第2章 コーチング先生の「子どもをほめる」
1.どんな子どもにもほめるところはある
2.ほめることの意味
3.ほめることが、人を動かす
4.タイプ別ほめ方
5.認めてほしいところをほめる
6.人間関係作りには。ほめることが基礎
7.ほめることは、先生の自己啓発になる
8.ほめるとお世辞は違う
9.ほめられ上手になってみる
10.ほめることは、自分に帰ってくる
11.プラスの可能性を暗示する
12.ゴールデンルールを感じる
13.ポイントを押さえたほめ方をするために
14.励ます気持ちが大切
15.認めてほしいところを見つける
16.気の合わない子どもの長所だけを見る
17.「スタンド・バイ・ミー」で臨む
18.ほめるときのしぐさ
19.子どもに合わせる
20.ほめるとはポジティブな暗示
21.挨拶でほめる
22.うなづきや相づちはほめしぐさ
23.ねぎらいの言葉でほめる
24.やる気を喚起させるなら肯定語でほめる
25.一日百回ほめる
26.繰り返しほめ続ける
27.うわさを使ってほめる
28.ボディーランゲージでほめる
29.事実を伝えるほめ方
30.心の距離を縮める
31.マイナス要因をほめる
32.目立たないことをほめる
33.立場の違う大人に依頼する
34.ありがとうカードでほめる
35.特別扱いしてほめる
36.仲間意識を大切にしてほめる
37.I(アイ)メッセージでほめる
38.想定外のほめ方をする
39.第三者の前でほめる
40.叱った後にほめる
41.視点を変え、長所を短所に変える
コラム(ほめ言葉一覧)
第三章 コーチング先生の「子どもをしかる」
1.子どもの可能性を引き出す
2.何を叱るかより、誰が叱るか
3.自分の内なるエネルギーが行動を生む
4.叱ることは、愛すること
5.自尊感情を大切にする
6.あっさりと叱る
7.I(アイ)メッセージで叱る
8.理想と現実のギャップに気づかせる
9.ビシッと叱っても理由を付け加える
10.理由を聞く
11.じっくり待つ
12.納得させながら叱る
13.小さな罪を見逃さず叱る
14.ついでにあれこれ叱らない
15.人格を否定しないで事実を伝える
16.小さな失敗をさせる
17.先生自身の意思で叱る
18.心に響く叱り言葉
19.叱るときも暖かい言葉がけ
20.奨励系で叱る
21.皮肉はマイナス効果
22.メンツをつぶさない
23.見捨てられると思われたら致命傷
24.不安をあおっても後が重要
25.とどめを刺さない
26.屈辱感は心を蝕む
27.軽い冗談でも、深い傷が残る
コラム(叱り言葉一覧)

第4章 子どもを育てるコーチング
1.学校に、コーチングが必要なのか
2.コーチングの3つの基本の考え
3.スクールコーチングの基本的な考え方
4.コーチングで変わるもの
5.コーチングとカウンセリングの違い
6.コーチングとティーチングの違い
7.失敗は成功の母
8.コーチングのプロセス

おわりに

感謝の言葉を口に出す

2007-02-24 19:22:20 | Weblog
ありがとうはエゴからの開放の言葉です

日ごろから、感謝の言葉を使っている人には、
いじめ問題は起こりません。なぜでしょうか?
「ありがとう」という感謝の言葉はエゴから解放される言葉だからです。

いじめには原因は2つのエゴからきています。
それはいじめる子のエゴと、いじめられる子のエゴです。
2つのエゴと言いながら、実はそれらは表裏一体です。
つまり、どちらにも原因があるということです。
それは、物事には「原因と結果の法則」(ジェームス・アレン、サンマーク出版)があるからです。

これほど多くの子どもたちがいますが、
いじめられる子が特定の子に定まってしまうのはなぜでしょうか。
その原因こそがエゴなのです。

いじめられる子で最も苦しい思いをしているのは、
実は本人ではなく両親であることも多いのです。

その両親のエゴがいじめの原因になっている場合もあります。
「うちの子はこうあるべきだ」という強い執着が、
強いエゴを生み出し、それがいじめにつながることもあります。
もちろん現象として現れる原因は様々ですが、
根本には強いエゴが隠れています。
感謝することこそが、エゴを捨てる最高の方法なのです。
感謝をすれば病気でさえなくなります。

いじめられる子は普通、感謝なんてできないと思われがちです。
でも、いじめられる子は、その両親までも、
今までどのくらい感謝をしてきたのでしょうか?
そして、あなたはありがとうと感謝する人をいじめることができますか?
教科書を貸してあげて、ありがとうと感謝されたら、
「ありがとうってどういうことだ」なんて怒りません。
だれだって、「あぁ」というだけです。

例えば、いじめられる子が、
部活動の中止を友達が教えてくれたら、
「もう知っているよ」「あぁ」とか「分かった」などと言っていないで、
「ありがとう」と感謝すればいいのです。
そうしたら、何の問題もなくいじめられなくなります。
それを、「もう知っているよ」と言うことで、
「あなたより情報が早いんだよ」などと暗に主張し、
つまらない意地を張ってしまうのです。
これで少しは負けた気にでもなるかもしれませんが、
「ありがとう」と言ってしまえばよいのです。
これが言えないところにエゴを感じるのです。

「ありがとう」と言って、エゴを捨て、
感謝をしているところにいじめや苦しみはありません。
仕事や家庭で苦しむ大人の多くも、やはりエゴが強いのです。
苦しいのは、自分の思い通りにならないからなのです。
これだけ頑張っているのだから、もう少し高く評価してほしい、
ねぎらってほしいと考えているのです。
毎日ご飯が食べられる、
安心して生活ができるということに感謝すべきところなのです。

「ありがとう」と言って感謝をすることで、
あらゆる苦しみから解放されます。
そして、結果として望みどおりの人生が描けるわけです。
例えば、船井幸雄さん、斎藤一人さん、五日市剛さん、
稲盛和男さんなども感謝をとても強調していますね。
エゴを捨てて、感謝している人は皆、望みどおりの人生を描くことができます。

感謝は人間関係の基本ですが、
特に白己イメージの低い子どもは、白分なんか何の役にも立たない、
何の取りえもないと思っています。
そういう子どもが、「ありがとう」と言われると、
すごくうれしそうな顔をするものです。不登校や非行少年でも同じです。
自分たちは社会で役に立っていない、
邪魔な存在だと思っていますし、
人からもそう言われてきた。そういう子どもが、
人から感謝されると、こんな自分でも何か人の役に立てるのかと、
うれしそうな顔をします。

自分みたいな者でも、役に立つことがあるんだ、
いてもいいんだと思えるわけです。
「ありがとう」という言葉はどんどん口から出してよい言葉です。

朝に希望・昼に努力・夜に感謝

2007-02-20 05:50:16 | Weblog

「自分の性格は生まれつきだからどうしようもない」と
思ったことはありませんか?
たしかに人間には、生まれたときからすでにもっていると言われる
「個性」があります。
でも、生まれ育っていく家庭の中で形成される人柄もあります。
これは例えると木の年輪のように、
年を重ねるとともにだんだんできていくものです。

たとえば、双子の兄弟(一卵性双生児)であっても、
違う環境で育ったり教育を受けたりすると、全く性格や人格が異なってきます。
また、人間はその仕事にあった条件や雰囲気を自然に身につけていくものです。
たとえばサービス業の人ならばそれらしく
学校の先生は先生らしくなっていきます。
つまり人間の性格は、後天的なものに大きく左右されます。

いろいろな学説がありますが、
なんと「性格の90%以上は後からつくられた」とも言われます。
これは言いかえれば「性格は変えられる」ということです。
生まれつき持っている「個性」を変えるのはむずかしくても、
育っていくうちにつくられた性格、
仕事で身についた性格は、
比較的変えやすいものなのです。
もしもあなたが、いまの自分を好きになれなかったり、
変わりたいと望んでいるのなら、
これを活用しない手はありません。

整形手術を受けるように一度に劇的に変わることは無理です。
パティシエがバームクーヘンの薄い層を一枚ずつ
ていねいに焼きつけていくように、
毎日ほんの少しずつ好ましい雰囲気や生活習慣を身につけていけば、
徐々に自分を変えていけるのです。

それには、よい「心の習慣」をつけることがとても大切です。
「習慣は第二の天性」と言うではありませんか。
よい「心の習慣」で毎日を過ごすようにすると、
いつの間にか深くしみこんで、
生まれつきの性格のようになっていきます。

毎日を不満や不安を感じやすい心で過ごすのと、
見過ごしやすい小さな幸福感や自信を見つけながら過ごすのとでは、
人生に大きな差が生まれるものです。

反対に、あまりよくない「心の習慣」をもっていることに
気づかないままでいると、
それが少しずつマイナスの方向に向かい、
ついには一生を棒にふることにもなりかねません。

自分の心の中を覗いたり、
生活習慣をふり返ってチェックしてみることも必要です。

ある女性の例の例です。
恵まれた環境に育ち、恋人もいる素敵な女性なのですが、
本人はなんとなく仕事も毎日の生活もおもしろくない。
自分自身でも何が不満なのかわからないため、
イライラはつのる一方で、
だんだん人に会うのもおっくうになってしまいました。

もともと素直な性格の方だったので、
自分にとってプラスの言葉をくり返し声に出し、
なりたい自分のイメージを心の中に描いてもらうことで、
生き生きとした明るい表情になって行きました。
また、その方法を家でも毎日、実行してもらうようにしました。

ところが、後日会ってみると、また無気力な表情に逆戻りしているのです。
そんなことが繰り返されました。

彼女は、毎日きちんと教わったことは実践していて、
そのときはとても晴々とした気持ちになるけれど、
一夜を過ぎるとダメになってしまいます。

実は、彼女は毎晩、寝る前に一日をふり返って反省する、
という習慣がありました。
一日を反省し、二度とあやまちをくり返さないようにするなんて、
一見、すばらしい習慣のようです。
でも、彼女の場合はそれが深く後悔する習慣となって、
知らないうちに「私はなんてダメな人間なんだ」と
マイナス・イメージを心に毎日インプットしていたわけなのです。

この(悪)習慣に気づき、すぐにやめてもらったところ、
彼女の様子が変わりました。
プラス・イメージをインプットする、
よい習慣だけを毎日実行してもらうことで、自信を取り戻すことができたのです。

わたしのとても好きな言葉のひとつに

 「朝に希望・昼に努力・夜に感謝」

というのがあります。
同じ一日を過ごすのならば、
目覚めたときにはその日にありそうな素晴らしい出来事を予感して
気分よく活動をはじめ、
日中はその予感を実現させようと頑張ってみる。
そして、眠るときには、
その日出会った楽しかったこと、驚いたこと、ワクワクしたこと、
少し自信が持てたことなどを思い浮かべながら、
1日を無事に過ごせたことに感謝する習慣をもったほうが、
ずっと素敵ですね。




KATCH(ケーブルテレビ)の取材

2007-02-18 20:56:43 | Weblog
今日は 愛知県西三河地方にある
ケーブルテレビ Katchの「がんばるまん」」の取材がありました。

私の狭い(汚い)書斎に来て
執筆の様子と
インタビューをしていきました。
取材に来ていただいた方は
マスタマックスで活躍している 佐藤孝次さんです。
佐藤さんは、まだまだお若く
大変熱心な方です。

考えを引き出すことが上手で
コーチの私も勉強になりました。
放送は3月になってから KATCH TIMEにて

暖冬の梅

2007-02-18 14:39:25 | Weblog
私には毎日楽しみがあります。

職場の2階にあがる途中に 梅の木があるのですが
毎時間 そこを通るたびに 樹を眺めていると
どんどん梅が咲いていきます。

今年は暖冬で、1月下旬から 梅が咲いているなんて
信じられませんね。

でもこの 異常気象は 本当に良いのでしょうか? 


生きがいのない人は、病気になりやすい

2007-02-12 07:57:02 | Weblog
2007年2月12日の読売新聞に
興味深い記事が載っていました。

東北大学医学部の辻一郎教授の研究グループの調査である。
宮城県内の40~49歳の健康な男女に
生きがいのある人とない人の8年後の病死された人の追跡調査である。
それによると

生きがいのない人とある人では
自殺なども含めて 全体では1.5倍
特に多いものは
脳血栓疾患では2.1倍
肺炎も    1.8倍であった。

生きがいが、人の命とこんなに関係があるものかと
考えさせられてしまった。
皆さんは、生きがいを持っていますか?