コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

あせりで不安に陥っている人

2009-04-30 06:14:16 | Weblog
あせりは自動的に去っていきます

★あせるのは、「自分自身」を見失っているから

今までの人生で一度くらいは「あせり」を経験したことがありますね。
みなさんが、あせりを感じたのはどんなときでしょう。

私の場合、周りの人がどんどん希望する大学に合格していったとき、
次々とパートナーを見つけて結婚していったとき、
母が交通事故にあい救急から連絡をもらったとき・・・
数え上げたらきりがありません。

あせりというのは、台風のようなものです。
時期が来ると徐々に迫ってきて、いきなり暴風雨になります。
あせりを感じたときに、
自分の目標が具体的に定まっていて、
精神的にも元気で自信が残っていれば、
このあせりが起爆剤になり、
目標に向かって自分を鼓舞していくことができます。

しかし、自分の目標が見えなくなっていたり、
求める生き方があいまいになっているときにあせりを感じると、
「○○さんは上手くやっているのに、自分は・・・」
「どうせなにをやってもダメだ」と否定的になり、
自暴自棄に陥ることさえあります。
そして、なかなか自信を回復できなくなってしまいます。

★あせりがおさまるまで、ひたすら待つ

あせりは、そのときどん底の気持ちを味わっても、
やがて新しい知識を得たり、人との出会い、環境の変化を経験していきます。
物事に対する見方や自分の理想とする生き方の形も変化し、
毎日の生活がまた新鮮なものに見えてきたり、新しい目標も生まれます。

人生は山あり谷あり。
さまざまな変化に揺さぶられ、
一時期あせりを感じながらも、
いずれは自分にとって居心地のいい状態を見つけていけばよいのです。
だから、あせりで不安に陥ったらひたすら待つことです。



空回りする人に

2009-04-30 06:13:35 | Weblog
一所懸命がんばっているのだけれど、
なかなか、努力が成果につながらない
「空回り」する人に対して、
ひたすら「もっとがんばれ」
と言うのは逆効果です。

まず、
落ち着いて、
現状を把握する必要があります。

あれもこれもやらなくては、
と気ばかりあせって、
優先順位が暖味になっているケースもあるでしょう。

そんな時は、
本当に重要な目標、
どうしてもはずせない仕事に焦点をしぼって、
時間とエネルギーを集中することが効果的です。

やる気が下がっている相手を指導する時には、
その理由をつきとめることが重要です

自信がもてず元気が出ない人

2009-04-26 19:40:44 | Weblog
自信のない場合は、下方比較を

★あせるのは、自分自身を見失っているからです

上手くいかないというのは、実は単なる思い込みです。
心理学では
「自己イメージが低い人ほど、他人の評価を気にする」といわれています。
「自己イメージが低い人」とは、
自分の考えや、自分のやること、行動すべてに自信のもてなくなり、
自分自信を見失います。

その結果、失敗ばかりの人生につながります。
実際には「失敗人生」でなかったとしても、
自分の悪い面ばかりを見つけるネガティブ思考にとりつかれ、
「自分はダメ人間」「失敗ばかりの失敗人生」と感じてしまうのです。

★下方比較し、自信回復する

物事を、上手く続けられるためには、
自己イメージを高めることが大切です。
自己イメージを高めるためには、
成功体験を積み重ねるのが一番いいのですが、
自己イメージの低い人が次々と成功を重ねていくのは難しいことです。

そこで、もっと簡単な方法があります。
それは、自分の下と比較するということです。

心理学の用語では、「下方比較」といいます。
たとえば、自尊感情が脅威にさらされるような状況に置かれると、
人間は自分よりも下のレベルにいる人と比較する傾向があります。
そして、
「あの人よりは自分はましだ」と思うことで自分を安心させるのです。
これが、「下方比較」です。

普通は、自分の将来を見つめ、前に前進していくことが望ましいのですが、
場合によっては、
下と比較することも必要な手段です。
これは決して悪い方法ではありません。

上を向いてつらくなるより、下を向いて楽になろう


自分がニュートラルになる 

2009-04-26 19:39:57 | Weblog
やる気が下がっている人を指導する時には、
その理由をつきとめることが重要です。

しかし、
面と向かって
「君の仕事ぶりについて話があるんだが……」などと、
ストレー卜に質問しても、
答えは返ってきません。

どんな理由であれ、
やる気の低い事情は、
話しにくいのです。

相手から本音を聴き出すためには、
まず自分自身の気持ちがニュートラルになって、
自分の本心を打ち明ける必要があります。

自分が、かたくなに口を閉ざしたままで、
相手の心は開けません。


永久に上手くいく人

2009-04-25 17:38:08 | Weblog
★同じところに二匹目の魚はいない
いろいろなことにチャレンジをして、成功し、みんなから称賛を浴びる。
その成功体験は計り知れない自信になり、
次の成長を促してくれることは事実でしょう。

しかし、同じところに二匹目の魚がいるとは限りません。

上手くいくのは、それぞれです。
全く同じ状況はありえません。

つい前回の同じ手順で物事に当たろうとしますが、
それでは必ずしも上手くいきません。

前回と今回は同じように見えても、
時間、流れ、メンバー、使っているもの、状況、資源・・・
違いがいくつもあるでしょう。
それを受け止めている周囲の価値観だって全く違います。
前回と同じやり方で上手くいく保障は全くありません。

★永久に上手くいく秘訣
一回ぽっきりの成功ではなくて、
次回もまた次も上手くいきたいのが信条ですね。

そのためには、毎回、毎回、前の考え方を捨て、
ゼロになって取り組んでください。

そのことによって、新鮮さや緊張感も高まり、やる気が出てきます。

いわゆる成功者と言われている人たちは、
何でも最初から上手くいっているわけではありません。
成功の背景には、数え切れない失敗があります。
(本人たちはそれを失敗ととらえるのではなく、学びととらえていますが)
圧倒的に違うのは、
上手く行かなかったときの転換の早さと決断力です。
いつまでも過去の成功にとらわれていません。

「上手く行っていなければ、違うことをやれ!何でもいいから」
               ジェームズスキナー


他の指導者から学ぶ

2009-04-25 17:37:25 | Weblog
部下の指導・育成がうまい上司は、
自己流を持っていると同時に、
他の指導者の指導方法を参考にしています。

よく観察してみると、
どんなタイミングで、
どんなポイントを、
どんな言い回しで、
どんな声の響きや顔の表情で指導しているか、
その特徴が見えてきます。

そして、自分に合ったやり方を、
実験的に導入し、
使えるスキルのレパートリーを広げているのです。

自己流にこだわり、
他から学ばない人は、
成長のチャンスを自ら狭めてしまっているのです。

スローモーション 

2009-04-24 06:10:34 | Weblog
★気ばかりあせっている

気ばかりあせっている状態を経験したことがありますか?
そのときは、心が乱れています。
心が乱れると、心に映る映像も乱れてしまいます。

テレビでいうと、周波数が合わずに、
映像が時折、横に流れてしまうような感じです。
乱れた映像を見続けていると、すべてが狂ってきます。

気はあせるし、パニック状態に入り、
急いでやり遂げないといけないとあせり始め、振り返ってみると、
どうでもよいことを熱戦に取り組んでいたと言うことがあります。

肩にばかり力が入るのだけれど、集中できない、
心は別のことを考えている。すべての歯車がおかしな方に回転している。

そんなとき、まずは深呼吸をして心と体を整えてあげましょう。
ゆっくり叶き出して、ゆっくり肺に空気を送り込む。すると、
心に映る現映像が安定してきます。
乱れていた周波数が合い,ピタっと鮮明な画像になります。

★ゆっくり動く
私がよくやる、こんな方法も効果があります。

それは、すべての動作を、わざとゆっくりしてみることです。

自分の動きひとつひとつに、まるで残像が見えるような感じです。

例えば、
・今日1日は絶対に走らない。
・電車に乗るときも、エレベーターに乗るときも一番最後。
・自動車の運転は、周りの自動車は、歩行者に道を譲りながら走る。
・道は、ゆっくり背筋を伸ばして歩く。
いかがでしょう?
今日1日だけでも行ってみたらどうですか?

心の焦りが飛んでいってしまいます。


あの人のあの言葉

2009-04-24 06:10:13 | Weblog
自分がかつて、
後輩として、
上司や先輩から、
どんな励ましの言葉をもらったかを
思い出してみましょう。

必ず、一つや二つ、
やる気を高めることにつながった発言があるはずです。

ある人は
「お前しかできないから頼んだよ」
と言われた時に鳥肌が立つほどうれしかったと
述べていました。

私の場合は、
「ここまでやるとは思わなかった」という言葉が、
二十年経つても心に残っています。

時代や状況は違っても、
その言葉は、どこかで使えそうですね。


あの人のあの言葉

2009-04-24 06:09:39 | Weblog
自分がかつて、
後輩として、
上司や先輩から、
どんな励ましの言葉をもらったかを
思い出してみましょう。

必ず、一つや二つ、
やる気を高めることにつながった発言があるはずです。

ある人は
「お前しかできないから頼んだよ」
と言われた時に鳥肌が立つほどうれしかったと
述べていました。

私の場合は、
「ここまでやるとは思わなかった」という言葉が、
二十年経つても心に残っています。

時代や状況は違っても、
その言葉は、どこかで使えそうですね。


過去の成功体験にとらわれるな 

2009-04-23 06:13:32 | Weblog
★老舗の店舗の倒産
先日、ある300年も続いた有名な老舗の店舗が倒産しました。
老舗が倒産すると聞くと、「どうして」という思いになります。
膨大な顧客名簿と営業ルートがあるはずなのに、
普通ではありえないと感じてしまいます。

その一つに、老舗の経営者にはプライドがあり、
経営状態がどんなに苦しくても、なかなか人には相談できず、
経営が火の車になり、
事態が周囲に明らかになったときには、
すでに手遅れであるということがあげられます。

また、老舗という言葉には、「伝統」を守るというイメージがあります。
たしかに、伝統は大切です。
しかし、いつまでも旧態の商品、サービス、技術を守るだけでは、
時代とともに変化する消費者の欲求に応えることはできません。

★こうすれば必ずうまくいくという方法はない
最近の様子はどうでしょうか。
時代は変化対応型。
インターネット、高速交通網などの充実で、
瞬時に物事を判断する力がますます要求されます。
このように、時代の変化にしっかり対応することが必要なのに、
これまで築いた成功体験へのこだわりがあるがゆえに、
変わることをためらうことが少なくありません。
つまり伝統が変化への足かせになってしまうことがあるということです。

一度うまくいった方法は、次もうまくいくと考えたい……
でも必ずしも、そうではありません。
経済で考えるならば、成功した商品やサービスが
いつまでもヒットし続けることはほとんどありません。
いつかは必ず衰退します。
成功体験を、いざという時に勇気をもって捨てることができるかどうか、
そこが肝心でしょう。
一度頭の中を空っぽにしてから考え直すことが必要です。