コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

自分の成功をモデリングする

2019-01-31 06:34:32 | Weblog
モデリングについては、
何度も書いていますが、
成功事例から学習し、
単純化し、
その要素を取り入れることを意味します。

子どもに偉人の伝記を読ませたりしますが、
これもまさにモデリングです。

どんな状況のときに何を考え、
どんな行動をとったか、
どんな決断をしたかなど、
参考になることが満載です。

また、
日本古来から言われている
守破離もまさにこのことです。

成果を創るために、
あるいは問題解決するために、
状況に柔軟に対応しなければなりません。

ただ、
過去の成功事例から学ぶことは大切ですが、
まったく同じ状況はないということも
認めなければならないでしょう。

状況が異なれば、
対応も異なって当然です。

ですからモデリングのポイントは
成功事例に含まれている普遍的要素を取り入れるということです。

単なる自慢話は、
うまくいく要素に焦点を当てているというよりも、
他人からの承認を求めている場合が多いので、
それを聞かされている人にとって学習になりません。

他者の成功事例から学ぶのもいいですが、
自分自身の成功事例なら、
すでにその要素やパターンが自分のなかにありますから、
より学習しやすいものと言えます。

そこで自分の体験に耳を傾けるということが
効果的になります。

コーチングは、
それを聞きながら
話のなかに資源となっている要素を発見していくことです。

それを指摘し、
強化することにより、
リソースフルな状態に戻っていきます。
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システムエラーを発見する

2019-01-30 06:25:37 | Weblog
現実の状態を知るためには、
最終的には何が問題の本質なのかを
特定することを意味します。

そのために、
まずはシステムエラーを発見することから始めます。

人の失敗を責めたてる人がいます。
責めることそのものが適切な対応とはいえません。
また、
注意しなければならないことは、
失敗の原因は個人的なミスもありますが、
システムエラーである場合が多いということです。

システムとは、
目的を達成しようとして協力する、
相互に依存し合う複数の独立した構成要素のネットワークです。

システムエラーとは、
システムのどこかに
不都合が生じやすい部分があるということを意味します。

システムエラーを発見するという発想に立つと、
相手を責めることがなくなり、
お互いに協働的に問題解決に向かうことができるようになります。
お互いを目標達成や問題解決を進めていくチームの一員として
認識するようにもなります。

つまり、同じ方向を向いていると思え、
それだけでも勇気が湧いてくるものです。
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内容のリフレーミング

2019-01-29 07:00:00 | Weblog
内容のリフレーミングは、
状況は保ちながら振る舞いの意味を変えるものです。
つまり、
同じ状況下で、
否定的に見える言動のなかに
肯定的な意図や意味を見つけ出すことをいいます。

どこに焦点を当てるかによって、
経験の内容は決まります。
相手の言動のどこに焦点を当てるかによって、
どのような意味をもたせることもできるのです。

内容のリフレーミングは、
次のような発言に対して効果的です。
「私は公平に評さないとやる気がなくなってしまうのです」
「締め切り期限が迫ってくると、
私はパニックに陥ってしまい、
何も手につかなくなるのです」

例えば、
「私は人に強く要求されると頭にきてしまうのです」
という発言に対し、
「あなたはそれだけ自分でイニシアティブを取ろうという意欲が
あるのですね」
と対応すると、
同じ振る舞いに肯定的な価値が発見できるのです。

質問によって、
相手自身にリフレーミングさせることもできます。

「その行動は、ほかにどのような意味を持っているのですか?」
「その行動に肯定的な意図があるとすれば、それは何ですか?」
「その行動は、ほかにどのような表現で言うことができますか?」

このような質問をすることによって、
問題となっている行動に違う意味づけをすることができます。

相手が問題だと思っていた行動を否定することなく、
もっと効果的な行動を探しにいくことができるのです。
その言動の意味を承認した上で、
違う言動を選択する自由を手に入れます。

フレームを変えると、意味も変わります。
そして、意味が変わるとき、
反応と行動も変わります。

リフレーミングによって、
否定的な体験にはまっていた相手に対して
より肯定的で効果的な言動を選択できるように導くことができるのです。

コーチングは相手が自分の問題や課題に自発的に、
そして意欲的に取り組んでいくことを援助します。

ですから、
コーチは回りくどい言い回しや
長々とした自分中心のおしゃべりをしないで、
相手の資源、 解決能能力と意欲に焦点を当てている必要があるのです。

人は内的な動機づけによって自発的に動きます。
人は自分の言動を選択しているのです。
何のために選択するかというと、
基本的欲求を充足するためです。
基本的欲求を充足するためには、
抽象的な欲求に直接的に取り組むのではなく、
欲求からくる具体的かつ現実的な目標や願望を
達成する必要があります。

ですから仕事においても、
自分自身の充足のために自分の目標に対して
自分の選択したやり方で取り組みたいのです。

コーチング・スキルは
関係者の誰にとってもうまくいく目標設定と
実行計画を探る有効な手段となりえます。
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状況のリフレーミング

2019-01-28 06:43:00 | Weblog
行動していくなかには、
効果的ではないと思われるものもあります。
しかし、
どんな行動でもたいていはどこかで役に立つことがあります。
状況のリフレーミングは、
その振る舞いが役に立ち、
むしろ望ましく価値ある選択肢であると思えるような
他の状況を特定することができます。

状況のリフレーミングは、
次のような発言に対して効果的です。

「私は〇〇〇過ぎるのです」
「私はあまりに〇〇〇なので、それを止められるとよいのですが」

例えば、
「あなたは仕事の決断に慎重すぎます面がある」と言われたら、
「リスクが大きな選択の場合には、
あなたの慎重さがありがたいと思えることもあるはずだ」と対応すると、
慎重さも資源のひとつであり、
選択肢として必要だと考えることがあります。

また、
質問することで、
相手自身にリフレーミングさせることもできます。
「その行動は、どういうときや状況で役に立ちますか」
というのが基本的な質問です。

この質問をすると、
問題となっている行動でも役に立つ状況を発見することができます。
その状況で役に立つことを承認した上で、
もとの状況に役に立つ適切な行動を選択していきます。

否定的に扱っていたある行動に、
新しく意味がつけられたのです。
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リソースを発見するリフレーミング

2019-01-25 06:25:40 | Weblog
コーチングにはリフレーミングという技術があります。
フレーム(枠組み)を変えると、
意味も変わります。

そして意味が変わると、
反応と行動も変わります。

すべての振る舞いは、
そのときその状況のなかでの選択肢のなかから
最善だと思って選んだ言動です。

どんな振る舞いにも肯定的な意図があり、
その状況下での肯定的な利益を本人にもたらしているのです。

コーチングでは、
相手のリソース(資源)を発見することが重要です。

一見否定的に見えるもののなかから
肯定的な資源を発見させるためのスキルがあります。

それがリフレーミングです。
リフレーミングとは、
あるものごとに対する認識を変化させることをいいます。
そして、
人生においてより望ましい結果をもたらす
新しい行動を発見するのに役に立ちます。

リフレーミングは、
相手がある状況や言動に対して、
うまくいっていないと評価しているときに使えます。
リフレーミングによって、
より柔軟に考え、異なる見方や捉え方ができるようになります。
そして、
望む方向への新しい選択が可能になるのです。

リフレーミングによって
自分の肯定的な価値は維持されます。
評価されるのは、
自分の振る舞いとその結果として現れてきていることであり、
それらが肯定的な意図をどのくらい満たしているかが評価の対象になります。
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Weメッセージで連帯感を創りだす

2019-01-24 06:43:40 | Weblog
Weメッセージとは、
「私たち」から始めるメッセージです。

Weはどういう立場、状況、 関係のなかにいるのかを
強調するものです。

Weメッセージのメリットは、
「私たち」は利害関係者であるという暗示を含んでおり、
連帯感、
一体感を与えやすく、
メッセージの送り手との間に同格意識や
チーム意識が生じやすいということです。

リーダーシップを発揮する人は、
「私」と「あなた」との分離ではなく、
むしろ連帯感を創りだすために、
Weメッセージを活用します。

Weメッセージの例
「私たちはあなたに期待しています」
「われわれこそが会社の新規事業の成否の鍵を握るチームだ」
「私たちは実質的な創業メンバーです」
「私たちは現在窮地に立っていますが、必ず道は開けていきます」
「われわれの挑戦は始まったばかりです」
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Iメッセージで主観を伝える

2019-01-22 06:18:30 | Weblog
Iメッセージは、
私から始まるメッセージです。

相手に対して
「私」はどう思っているのか
という主観的見解を伝えます。

Iメッセージ」のメリットは、
話をきちんと傾聴し、
同じ土俵の上で意見交換をしているという体験を
生み出すことができる点です。
たとえ厳しいメッセージを伝えたとしても、
フェアな感じを与えることができます。

Iメッセージにすると、
その内容が自分の主観的意見であることを
伝えやすくなります。

自分自身に関する事実は断定的に話しても
相手は受け入れてくれます。

しかし、
相手に関する何かを伝えるときには、
断定的ではなく自分の主観であるという立場から
話した方が受け入れられます。

Iメッセージ」が効果的ではないのは、
自分の意見が正しいと主張したり、
自分の過去の体験をもとに相手をやり込めたりする場合です。

あなたの意見は大切ですし、
役に立つでしょう。
しかし、
あなた自身についての話、
とりわけ過去の体験を長々と語ることは、
相手が積極的に聞きたがっているときだけにかぎった方がよさそうです。

Iメッセージの例
「私があなたに期待していることは・・・・」
「私はあなたのトークは効果的だと思います」
「私はそういうやり方は好きではないのです」
「私は会議でのあなたの発言の意図が理解できませんでした」
「私はあなたの味方です」

一般的には、
Youメッセージは相手の勇気をくじきやすく、
Iメッセージは相手に勇気を与えやすいといわれています。

Youメッセージは、
相手に対する評価判断から衝動的に口から出やすいのです。
要注意でしょう。

また、
それが事実であるかのように断定的に言うのではなく、
主観的な意見であるという立場から言うことも、
相手に受け入れやすいという意味では効果があります。

いずれにしても、
相手があなたの言動によって力づけられ、
勇気を与えられ、
意欲を高めることができたら、
お互いの成果が大きくなっていくのではないでしょうか。
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Youメッセージの使い方

2019-01-21 06:35:31 | Weblog
Youメッセージは相手を支持するときに使います。
Youメッセージとは、
「あなた」から始まる言葉によるメッセージです。
相手に向かって、
あなたはよいとか悪いとか、
こうすべきだとか、
こうすべきではないとか、
あるいは、
あなたはこういう立場にいるというような、
相手を中心にして言うようなやり方です。

日本語は「あなた」という主語を入れなくても
表現することができる言語です。
ですから要注意です。

「同じミスを繰り返すんじゃない!」とか
「いつまでたっても役に立たないなあ」
というような相手を責める言い方は
Youメッセージです。

このようなYouメッセージは
人々から勇気を奮ってしまいます。

指示命令型では、
Youメッセージが頻繁に使われています。
Youメッセージが効果的なのは、
肯定的なストロークとして、
相手を支持したり、
相手の資源や価値観を指摘したり、
相手に次のステップを要求したりするときだけです。
相手と縦の関係を強調せずに、
お互いに同格であるという意識から伝えると、
相手も受け入れてくれます。

逆に、Youメッセージが相手と縦の関係であることを強調し、
判断評価を下すようなやり方の場合には
全く効果的ではありません。
相手に抵抗を起こしてしまうからです。

肯定的なストロークとしてのYouメッセージの例です。
「やり遂げましたね!」
「あなたはこのプロジェクトのキ-パ-ソンです」
「あなたはそろそろ昇進するための準備をする必要があります」
「あなたは責任感の強い人です」
「あなたは誠実であることを何よりも大事にしているのですね」
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紙に書く

2019-01-18 06:23:12 | Weblog
目標、
行動、
感情、
計画などを
紙に書くという習慣は大切です。

「なぜ○○なのか?」
「こうだから・・・」
「じゃあ、なぜこうなんだ?」
「こうだから・・・」、
という感じで、
ずっと書いていくんです。

なぜ「紙に書く」必要があるかわかりますか?

「ど忘れ防止・・・」
という考えもありますが
もっと大切なことがあります。

それは「頭の中が整理」されるから。

これはパソコンでパチパチ打ってはダメです。
「手」を使って
「紙」にきちんと書くことです。

まずは、
専用ノートを準備してもいいですね。
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ブレイクスルーを引き出す

2019-01-16 06:15:55 | Weblog
達成することは、
行動に対しての結果です。

しかし、
結果は必ずしも達成ではありません。
東京~サンフランシスコ間に飛行機を飛ばすのはひとつの結果です。
しかし、
ライト兄弟が1903年に複葉飛行機で
人類最初の動人飛行に成功したのは達成です。
「フライヤー」と名づけられた飛行機は
12秒間で37メートルという飛行記録を残しました。

必要だったのは、
明確なビジョンと考え方のシフト(方向や場所を変えること)、
そして次々に新しいことに挑戦していく情熱です。

だからこそ、
ブレイクスルーが起きたのです。

達成はブレイクスルー(大進歩・突破)によって生みだされる
特別な結果です。

ブレイクスルーは、
その人の考え方やあり方に起こるシフトから始まります。
このシフトによって、
今までとは違う自分自身の可能性を発見する
突破口を創りだすことができるのです。

私たちが現在のレベルのままで行動し続けたとしたら、
その創りだす結果はおおよそ予想がつくのではないでしょうか?

しかし、思考、態度、信念などを
自分の望む人生の方向にシフトし、
いつもの言動のパターンを超越することによって、
これまでとは異なるレベルの結果を
創りだすことができるようになります。
これがブレイクスルーです。
ブレイクスルーによって、
質の違う結果を創りだすことができるのです。

達成によって創り出された結果は、
その人の本当の価値観に沿ったものです。

達成はビジョンによって導かれるものです。
ビジョンは、
実現可能で信頼できる魅力的な未来像です。

ブレークスルーを起こすには100%の力ではだめで、
120%出さなくてはいけない。
それをやれるかどうかという差は大きいと思います。
ひとつ言えるのは、
頭を使って、
成功するまでやり続けることだと思います。
それには自分のエネルギーレベルとゴールへの
執着心が必要なんだと思いますね。
           by 三木谷浩史
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