真夜中のパン屋さん 第４回 ＊感想＊

＊　「恋って、おいしい？」　＊

「恋って、おいしい？」　というサブタイトルは面白いし　弘基が繰り広げる恋の説明も魅力的だし　
その説明を聞いて　恋は美味しいものなのだと思い込んじゃう　こだま（藤野大輝）は可愛いし
（弘基の　あの説明は確かに美味しそうではあったなぁ・・。）
何だかとっても魅力的なストーリーを見せてくれそうな雰囲気なのに　
観終わってみれば　大して惹かれる内容ではない・・・・・・そんな微妙な感覚が妙に残念な気がする第４回。
恋に嫌悪感を抱く希実（土屋太鳳）のエピソードと　歪んだ純愛を突き進む斑目（六角精児）のエピソードは分かるケド
結局こだまの母親の失踪には恋は関係なかったワケだし　せっかく恋をテーマに重ねるのだったら　
今回こそ　暮林と弘基の美和子（伊藤歩）への想いを深く掘り下げて見せてほしかったなぁ。
仕事を投げ出した弘基が店に戻ってくることになる理由は　弘基のキャラクターが表現されていて好き。　
美和子の夢のためには“俺が必要だ”という思いに至り　溜飲を下げたワケなのね。
強気で　勝気で　自分の腕に自信のある弘基らしくって良かったなぁ。

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