ドラマ 「コウノドリ」 第１話 ＊感想＊

＊　「僕たちは毎日奇跡のそばにいる」　＊
番組ＨＰ

オーソドックスな医療ドラマといった印象。
これといった目新しさや、このドラマの個性といったものは、この初回からはあまり感じなかったのだが、
（医師でピアニストという設定は初めて見たケド、この設定にそれほど魅力は感じなかった）
手堅く、しっかりと、真摯に作られたドラマだなぁとは思ったよ。

サクラ（綾野剛）の雰囲気、声の感じが好み。
あの柔らかな感じ、優しく穏やかな声、いいわぁ。
その他のキャラクターも好感が持てたよ。
赤ちゃんの可愛らしさをたっぷり感じられたところも良い。

それにしても、初っ端から重たいエピソードをぶちこんできたわねぇ。
初回で、コレって。
「いらない。私、あの子いらない。」
この言葉はショックだったし、聞いていて辛かったなぁ。
夏希（清水富美加）の境遇には同情したし、
娘を受け入れることができた夏希の姿を喜ばしく感じはしたものの、
最後まで、モヤモヤっとしたものが残ってしまったよ。
夏希の軽率さや愚かさを、最後まで受け入れられなかったということなんだろうなぁ。
「貧しいって、お金だけじゃないからね。」
この今橋（大森南朋）の言葉が印象的だ。
分かる、分かるよ、、だけど、やっぱりやりきれない、、そんな気持ちになったなぁ。

初回でこの重みということは、今後も充実したエピソードを見せていってくれるのかしら。
期待は高まる。
しかも、次回のゲストは小栗旬さんの模様。
次回への引きも素晴らしい初回だったわねぇ。


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