小さな森の薔薇

毎日更新 薔薇の庭を手造りしながら架空居酒屋「菜園亭」は家庭菜園の新鮮野菜で楽しみます。

耕作放棄地からバラ園へ 2017 .6.10

2017年06月10日 08時54分22秒 | マイガーデン(店長のつぶやき)

雨降りなので収穫と見回り、ブログを書きながら有言実行挫折予防

本日もご来店有難うございます。

 

除草剤が効いているうちに天地返しをしながらフジの根やクズの根を取り除き作業ですが雨になりました。

北側の畑だけですがゴールが見え始め楽しみになっています。

どの品種を植え付けるかオベリスクには何を植え付けるか、一人夫の作業を見ながら想像しています。私は相変わらずバラの近くに生える草取り専門。六月のうちに手持ちの宿根草は全て植え付けてしまいたいので先を急いでいます。夏の間は無理な作業はしません。

適期の冬に植え付けた超劣化鉢植えのバラたちの木質化した幹から新芽が出ています。見ているだけで嬉しいです。コレクションと人気の無かった不良在庫、地面に植え付けるのと鉢植えは別物です。

品種に合った仕立て方の工夫をお見せしたいと考え、数年後のために作業しています。英国のデビット・オースチン・ローズ株式会社のサンプルガーデンの伸びやかに育てられた景色を夢見ています。

 

盆栽や庭木の剪定が当たり前の感覚の日本で倒れない工夫だけのブッシュに育て展示している公園には出会えてないので、私たちがしてみたいと考えています。店も歩道との高低差を利用してうなだれる花を下から覗き込めるように育てています。短くスッキリ立ち上がる品種と重たげに下を向く品種。どれも庭木のバラなのに草花の柔らかさを併せ持っています。

どの品種も好きなので工夫するのが楽しいです。

園芸教室の生徒さんのお宅に伺ったとき、彼女は周りのバラが育ち埋もれてしまいそうな鉢は台の上に乗せ目線で楽しめるように育てていました。好きだから工夫していて感心させられました。

「ここから見ると素敵なのよーー。」

良い所を見つけて好きを、もっと好きに飾っていました。

何時もお二人でご来店、長い間仲良しの夫婦はきっと良い所を尊重しているんでしょうね。

我が家は同僚なので良いとこ見てあげてないかも心の中で反省、脱線しそう。未熟者です。

 

そんな風に花もちの悪いと言われる品種や日焼けしやすい品種、風の通り道や日当たりを木々との兼ね合いで植栽して行きます。

平坦な畑でないからこそ出来る植栽、平らで安全ではなく五感を使い気を付けながらワクワクしてみて回れる小さなバラ園と考えています。園芸に関わって暮らした夫と私の仕事人生の仕上げと考えています。

帰る頃に止みましたが、雨降り後で土仕事のしにくい日にゆっくり見て回り想像を膨らませていきます。

本日も最後までお付き合いいただき感謝申し上げます。

 

 

 

 

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