ほろ酔いハングル

韓国語学習の覚え書き・+・気になった日本語のメモ

なつかしい言い回し

2006-10-31 | 日本語メモ
今どきの日本で、久しぶりに会った昔の友人知人に
  「おなつかしゅうございます。」
と挨拶する人がどれほどいるでしょうか。
(日頃使わない言葉でも、試験のためなら覚えなきゃね~! と、勉強は続く...苦笑)

「おなつかしゅうございます」は形容詞「なつかしい」の丁寧体なんですね。
「なつかしい」の連用形「なつかしく」がウ音便化して「ございます」とくっついたもの。
形容詞のウ音便化には3種類あって
 1) 「細い」→「ほそく」⇒「ほそうございます」  ・・・ 語幹が変わらない
 2) 「高い」→「たかく」⇒「たうございます」  ・・・ 語幹末尾がオ段に変わる
 3) 「おいしい」→「おいしく」⇒「おいしゅうございます。」 ・・・ 語幹末尾が「しゅ」に変わる
    (このパターンは「美しい」「よろしい」など語幹末尾が「し」で終わるものですね♪ )
なのだそうです。

普通の言い方としては
  「なつかしいですね~。」
などとなりますが、これは「終止形」に語尾がついていて文法的にはおかしいんですね。
でも、この「形容詞+です」という形は、国語審議会で「許容する」とされてるそうで、
今では一般的に使われていますよね。

今回もいろいろなことが分かっておもしろうございました。(笑)

主格助詞「~が」と否定形

2006-10-31 | ラジオ講座入門編
◇~가/~이 (~が) ・・・ 日本語の‘~が’に当たる主格助詞。
                 ‘~は’と訳した方が自然な場合もある。
    ①母音+    ②子音+이
          鼻濁音にはならない

◇~가/~이 아닙니다. (~ではありません) 
 ~가/~이 아닙니까? (~ではありませんか) 

  ※‘~では’に当たる助詞として‘~가/~이’ が用いられることに注意。
 
◇네, 그렇습니다. (はい、そうです)
  아뇨, 아닙니다. (いいえ、違います)

  아니오の縮約形  아は気持ち長めに発音
  ※네と그렇습니다、아뇨と아닙니다のどちらか片方だけを使っても良い。

◇問題 ・・・ ハングルの文に直す
 ①ここはトイレですか。      はい、そうです。     トイレです。
  →여기 화장실입니까?   네, 그렇습니다.    화장실입니다.
 ②あの人は先生ですか。       いいえ、先生ではありません。
  →저 사람 선생님입니까?    아뇨, 선생님이 아닙니다.
 ③これは本ですか。     いいえ、違います。   手帳です。
  →이것 책입니까?   아뇨, 아닙니다.    수첩입니다.
                          -- NHKラジオハングル講座11月号より --

2つの助詞と丁寧な文末語尾

2006-10-30 | ラジオ講座入門編
◇~는/~은 (~は) ・・・ 日本語の‘~は’に当たる助詞。
  ①母音+는    ②子音+은

◇~도 (~も) ・・・ 日本語の‘~も’に当たる助詞。

◇~입니다. (~です) ~입니까? (~ですか)
 ・・・ 日本語の‘~です'に当たる丁寧な文末表現。
     ‘~입니까? ' は疑問形。

◇問題 ・・・ ハングルの文に直す。
 ①わたくしは日本人です。
  → 일본 사람입니다.
    저は謙譲語
 ②釜山はどこですか?
  →부산 어디입니까?
 ③友達も韓国人ですか?
  →친구 한국 사람입니까?
 ④休日はいつですか?
  →휴일 언제입니까?
 ※②④のように疑問詞を含む疑問文の発音は文末をあまり上げない。
                          -- NHKラジオハングル講座11月号より --

10月第4週の復習

2006-10-26 | ラジオ講座入門編
◇鼻音化
 1) 「k/ㄱ」+ㄴ・ㅁ→ [ㅇ]+ㄴ・ㅁ
 2) 「t/ㄷ」+ㄴ・ㅁ→ [ㄴ]+ㄴ・ㅁ
 3) 「p/ㅂ」+ㄴ・ㅁ→ [ㅁ]+ㄴ・ㅁ

◇流音(ㄹ)の鼻音化
 1) ㄱ+ㄹ→ ㄱ+[ㄴ] → [ㅇ+ㄴ]
 2) ㅁ+ㄹ→ ㅁ+[ㄴ]
 3) ㅂ+ㄹ→ ㅂ+[ㄴ] → [ㅁ+ㄴ]
 4) ㅇ+ㄹ→ ㅇ+[ㄴ]

◇‘ㄴ’ 音の添加  ・・・ 主に合成語で起きる
 바침+야・여・요・유・이 → [ 냐・녀・뇨・뉴・니 ]

◇名詞+名詞の発音
 後ろの名詞の最初の文字の初声が、濃音に変わるときがある。

◇漢数詞
 0:영/공  1:일  2:이  3:삼  4:사  5:오  6:욕  7:칠
 8:팔  9:구  10:십  百:백  千:천  万:만  億:억  兆:조

◇問題 ・・・ 発音を書いてみよう
 ①한국 노래를 좋아하는 일본 사람도 많아요?
   [한노래를 아하는 일본람도 마나요?]
   (韓国の歌が好きな日本人も多いですか?)
 ②식물원 입장료는 1,800원입니다.
   [싱무뤈짱뇨는 천팔배궈님니다.]
   (植物園の入場料は1,800ウォンです。)
 ③서울역까지 택시 요금이 6,600원이었어요.
   [서울까지 택그미 육천뉵빼궈니어써요.]
   (ソウル駅までのタクシー料金は6,600ウォンでした。)
 ④늦여름이 되면 고추잠자리가 보이기 시작해요.
   [는녀르미 되면 고추잠자리가 보이기 시자캐요.]
   (晩夏になると赤トンボがその姿を見せ始めます。)
 ⑤그 학교는 경쟁률이 16대1이었습니다.
   [그 학는 경쟁뉴리 심뉵 때 이리어씀니다.]
   (その学校は競争率が16対1でした。)
                          -- NHKラジオハングル講座10月号より --

漢数詞

2006-10-25 | ラジオ講座入門編
◇漢数詞
   0    1  2  3  4  5  6  7  8  9  10
  영/공  일  이  삼  사  오  욕  칠  팔  구  십
 【零/空】
          百  千  万  億  兆
          백  천  만  억  조
 ※이(2)と사(4)と오(5)は長母音。 気持ち長めに発音する。
      ex. 11,111 : 만-천-백-십-일
         1,111,345 : 백-십-일-만-천-삼백-사십-오
         1兆1億1千万 : 조-억-천만
 ※千と万の前には1を付けないの一般的。 兆と億には付ける。

◇電話番号の言い方 ・・・ 日本語と同じ
    ex. 01-1345-6789 번 : 공일 일삼사오 육칠팔구(번)

◇発音
    1 : 일             6 : 육
   11 : 십일「시빌」      16 : 십육「심
   101 : 백일「배길」      66 : 육십육「육씸
  1,001 : 천일「처닐」     106 : 백육「뱅
 10,001 : 만일「마닐」    1,006 : 천욕「천
                          -- NHKラジオハングル講座10月号より --

‘にうn’音の添加・名詞+名詞の発音

2006-10-24 | ラジオ講座入門編
◇‘ㄴ’ 音の添加
 ・主に合成語でよく見られる音の変化
 ・바침の後に、(야、여、요、유、이)の5つの母音が続くと、‘ㄴ’ 音が添加され
  発音がそれぞれ(냐、녀、뇨、뉴、니)に変わるときがある。
     두통약[두통](頭痛薬)    한방약[한방](漢方薬)
     쉰여덟[쉰덜](58)    그림엽서[그림녑써](絵葉書)
     중국 요리[중국뇨리→중궁뇨리](中国料理)
     화학요벅[화학녀뻡→화항뇨뻡](化学療法)
     식용유[시굥](食用油)    십육[십뉵→심뉵](16)
     볼일[볼닐→볼릴](用事)    꽃잎[꼳닙→꼰닙](花びら)
     옛날 이야기[옏날야기→옌날야기] (昔話)
 ・変わらない例
     아침이슬[아치미슬](朝露)    그림일기「그리밀기」(絵日記)

◇名詞+名詞の発音
 ・名詞と名詞がくっついて、独立した名詞のように機能するとき
  後ろの名詞の最初の文字の初声が、濃音に変わるときがある。
     일본 사람[일본 람](日本人)    비빔밥[비빔](ビビンバ、混ぜご飯)
     손수건[손건](ハンカチ) 
     잠자리[잠리](寝床)   cf. 잠자리[잠자리](トンボ)
     불기둥[불둥](火柱)    물고기[물기](魚)
 ・変わらない例
     불고기[불고기](プルコギ)    비바람[비바람](嵐)
                          -- NHKラジオハングル講座10月号より --

鼻音化・流音の鼻音化

2006-10-23 | ラジオ講座入門編
◇鼻音化
 終声「k/ㄱ」、「t/ㄷ」、「p/ㅂ」の後に、‘ㄴ’ または‘ㅁ’ が続くと、
 「k/ㄱ」、「t/ㄷ」、「p/ㅂ」の発音は、それぞれ「ㅇ」、「ㄴ」、「ㅁ」の鼻音に変わる。
 1) 「k/ㄱ」+ㄴ・ㅁ→ 「ㅇ」+ㄴ・ㅁ
      작년[장년](昨年)    숙녀[숭녀](淑女)
      국민[궁민](国民)    한국말[한궁말](韓国語)
 2) 「t/ㄷ」+ㄴ・ㅁ→ 「ㄴ」+ㄴ・ㅁ
      받는다[반는다](受ける)    옛날[옏날→옌날](昔)
      잇몸[읻몸→인몸](歯茎)    낱말[낟말→난말](単語)
 3) 「p/ㅂ」+ㄴ・ㅁ→ 「ㅁ」+ㄴ・ㅁ
      십 년[심년](十年)    앞날[압날→암날](将来)
      십만[심만](十万)    옆머리[엽머리→염머리](鬢)

◇流音(ㄹ)の鼻音化
 パッチムㄱ、ㅁ、ㅂ、ㅇの後に流音の‘ㄹ’ が続くと、‘ㄹ’ の発音は鼻音の「ㄴ」に
 変わる。

 1) ㄱ+ㄹ→ ㄱ+「ㄴ」 → 「ㅇ+ㄴ」
      격려[격녀→경녀](激励)    국립[국닙→궁닙](国立)
 2) ㅁ+ㄹ→ ㅁ+「ㄴ」
      금리[금니](金利)    음료[음뇨](飲料)
 3) ㅂ+ㄹ→ ㅂ+「ㄴ」 → 「ㅁ+ㄴ」
      협력[협녁→혐녁](協力)    급료[급뇨→금뇨](給料)
 4) ㅇ+ㄹ→ ㅇ+「ㄴ」
      동료[동뇨](同僚)    정리[정니](整理)
                          -- NHKラジオハングル講座10月号より --

10月第3週の復習

2006-10-19 | ラジオ講座入門編
◇有声音化
  初声として使われる平音(ㄱ、ㄷ、ㅂ、ㅈ)の発音は
   ①母音に挟まれるとき
   ②鼻音(ㄴ、ㅁ、ㅇ)や流音(ㄹ)の後に続くとき
  それぞれ「g」「d」「b」「j」に変わる。

◇連音化
  1) 받침の後に母音が続くと、その받침は後ろの音節の初声として発音される。
  2) 쌍받침は丸ごと連音化する。
  3) 겹받침は、右側の받침のみ連音化の対象になる。
  4) 母音の前の‘ㅎ’ 받침はまったく発音されない。
    
◇口蓋音化
  1) ㄷ+ 이 → 「지」      2) ㅌ+ 이 → 「치」 

◇激音化
  1) (ㄱ、ㄷ、ㅂ、ㅈ)+ㅎ → 「ㅋ、ㅌ、ㅍ、ㅊ」
  2) ㅎ+(ㄱ、ㄷ、ㅈ) → 「ㅋ、ㅌ、ㅊ」

◇‘ㄴ’の流音化
  1) ㄴ+ㄹ → 「ㄹ+ㄹ」    2) ㄹ+ㄴ → 「ㄹ+ㄹ」 

◇濃音化
  「k/ㄱ」、「t/ㄷ」、「p/ㅂ」+平音 → 「ㄲ、ㄸ、ㅃ、ㅆ、ㅉ」


◇問題 ・・・ 発音どおりに書いてみよう。
  ①대학 입학 축하해요. 
    [대하기팍 추카해요]
    (大学入学、おめでとうございます。)
  ②밥솥이 고장났대요. 
    [밥쏘치 고장낟때요]
    (炊飯器が故障したと言っています。)
  ③누구랑 같이 복습해요? 
    [누구랑 가치쓰패요]
    (誰と一緒に復習をしますか?)
  ④옆자리 비었어요?     -네, 앉으세요.
    [엽짜리 비어써요]     -[네, 안즈세요]
    (隣の席空いていますか? -はい、座ってください。)
  ⑤그 작가는 일 년에 한 번씩 한국에 갔어요. 
    [그 작일려네 한 번씩 한구게 가써요]
    (その作家は年に一回ずつ韓国に行きました。)
                          -- NHKラジオハングル講座10月号より --

‘ニウn’の流音化・濃音化

2006-10-18 | ラジオ講座入門編
◇‘ㄴ’の流音化(舌側音化)
 ‘ㄴ’+‘ㄹ’ もしくは ‘ㄹ’+‘ㄴ’ のとき、発音が両方とも「ㄹ+ㄹ」になる。
  1) ㄴ+ㄹ→「ㄹ+ㄹ」の例 : 논리 [리] (論理)
                       인류 [류] (人類)
  2) ㄹ+ㄴ→「ㄹ+ㄹ」の例 : 실내 [실「] (室内)
                       일 년 [일「] (1年)

◇濃音化
  終声「k/ㄱ」、「t/ㄷ」、「p/ㅂ」の後に続く平音(ㄱ、ㄷ、ㅂ、ㅅ、ㅈ)は、
  濃音「ㄲ、ㄸ、ㅃ、ㅆ、ㅉ」の発音に変わる。
  1) 「k/ㄱ」+平音
      학교 [학] (学校)   녹다 [녹] (溶ける)
      겪다 [격다→격] (経験する)   묶다 [묵다→묵] (くくる)
  2) 「t/ㄷ」+平音
      듣다 [듣] (聞く)   믿다 [믿] (信じる)
      늦다 [늗다→늗] (遅い)   있다 [읻다→읻] (いる、ある)
  3) 「p/ㅂ」+平音
      입국 [입] (入国)   쉽다 [쉽] (やさしい)
      높다 [놉다→놉] (高い)   없다 [업다→업] (いない、ない)
                          -- NHKラジオハングル講座10月号より --

口蓋音化・激音化

2006-10-17 | ラジオ講座入門編
◇口蓋音化
 ‘ㄷ’ 받침と‘ㅌ’ 받침の後に母音‘이’ が続くと、それぞれの発音が「지」「치」に変わる。
   1) ㄷ+이→「지」の例 : 맏이[마] (長子)
                    굳이[구] (あえて)
   2) ㅌ+이→「치」の例 : 같이[가] (一緒に)
                    밭이[바] (畑が)

◇激音化
  平音(ㄱ、ㄷ、ㅂ、ㅈ)の前後に‘ㅎ’ が来ると互いに同化し、それぞれの発音が
  激音の「ㅋ、ㅌ、ㅍ、ㅊ」に変わる。
   1) ㄱ+ㅎ→「ㅋ」の例 : 축하[추] (祝賀)   국화[구] (菊)
      ㅎ+ㄱ→「ㅋ」の例 : 놓고[노] (置いて)    앓고[알] (患って)
   2) ㄷ+ㅎ→「ㅌ」の例 : 맏형[마] (長男)   못하다[모다] (できない)
      ㅎ+ㄷ→「ㅌ」の例 : 넣다[너] (入れる)   많다[만] (多い)
   3) ㅂ+ㅎ→「ㅍ」の例 : 입학[이] (入学)   곱하기[고기] (掛け算)
    ※ㅎ+ㅂのケースはない。
   4) ㅈ+ㅎ→「ㅊ」の例 : 젖히다[저다] (めくる)
                    앉히다[안다] (座らせる)
      ㅎ+ㅈ→「ㅊ」の例 : 좋지만[조만] (良いが)
                    그렇지만[그러만] (だけど)
                          -- NHKラジオハングル講座10月号より --