ほろ酔いハングル

韓国語学習の覚え書き・+・気になった日本語のメモ

ダルマエナガって?

2014-04-23 | 自主勉ノート

『成均館儒生たちの日々』に出てきた諺です。

뱁새가 황새 쫓아가다가 가랑이 찢어진다

 백새は「ダルマエナガ」  황새は「コウノトリ」
 쫓아가다:ついて行く、追いかけて行く
 가랑이:股    찢어지다:裂ける

ということで、直訳は
ダルマエナガがコウノトリを追いかけて行って股が裂ける

ダルマエナガ(達磨柄長)というのは、ロシアの極東沿海地方、
中国東部および南部、朝鮮半島、台湾、ミャンマーの北部に生息する鳥だそうです。

私の辞書には
뱁새가 황새 걸음 걸으면 가랑이가 찢어진다
ダルマエナガがコウノトリの歩き方をまねすると股が裂ける
転じて
人の真似をして自分の能力以上のことをするとひどい目にあう
とありました。


地名をハングルで書いてみる

2014-04-18 | 自主勉ノート

きょうの「まいにちハングル講座」は日本語のハングル表記についてでした。
これは入門編の最初の方でしかやらないので、曖昧になってるところもあります。

みなさんも一緒に練習問題をやってみませんか?
地名をハングルで書く問題です。

 ①徳島   ②銀座   ③日暮里   ④京都   ⑤琵琶湖
 ⑥新宿   ⑦北海道   ⑧大阪   ⑨新潟   ⑩松山


どうですか?
すらすら書けましたか?
答えは↓ (反転させると見えます)


 ①도쿠시마    ②긴자   ③닛포리   ④교토   ⑤비와코 
 ⑥신주쿠   ⑦홋카이도   ⑧오사카   ⑨니가타   ⑩마쓰야마


私は⑨を間違いました。
「にいがた」も「伸ばす音」だったとは!!
規則を忘れてしまった方は、こちらをどうぞ♪


PM2.5

2014-04-14 | 自主勉ノート

この季節、花粉症の私はマスクが手放せません。
加えて、黄砂やPM2.5、そして放射能(放射線)と考えたら息苦しくなりそうです。

ところで、「PM2.5」は韓国語で「미세먼지(微細ほこり)」だそうです。
それを聞いて、日本語の正式名はなんだったろうと思いました。(苦笑
答えは「微小粒子状物質」
知ってました?

----------------
花粉症 : 꽃가루 알레르기
マスク : 마스크
黄砂 : 황사
PM2.5 : 미세먼지
放射能・放射線 : 방사능・방사선 


「賃金ピーク制」

2014-04-13 | 自主勉ノート

能力試験の聞き取り問題から

임금 피크제라고, 일정 연령이 되면 차츰 줄여 나가는 겁니다.

ここで注目したのは「임금 피크제」です。
これまで韓国では、法律上一律の定年制度というものはなかったそうなんですが
2016年から60歳定年制が段階的に義務化されるそうです。

定年が60歳に延長されると、青年の失業問題がさらに深刻化するだろうし、
年齢の高い人が多くなれば人件費もかさみ、企業の負担が増える。
賃金体系の見直し策として、「賃金ピーク制」というものが出てきました。
というのが問題の内容でした。


賃金ピーク制と言って、一定の年齢になると(賃金が)徐々に減っていくものです。

参考(今年から導入するサムスン電子の記事)


北欧神話

2014-04-06 | 自主勉ノート

能力試験聞き取り問題から

プギロッ신화 속 최고의 신은 어딘입니다.

神話の話だとはわかったのですが、「プギロッ」って?
もっと耳が良い人だと「プギュロッ」と聞こえるかも。
正解は
「북유럽:北ヨーロッパ」
「북유럽 신화」は「北欧神話」のことでした。

話がそれますが
日本語ではなぜ「ヨーロッパ」のことを「欧州」と言ったりするのでしょう?

「ヨーロッパ」の語源には諸説あって、言語によって発音も違ってたりしますが、
綴りは大半が「Europa」だそうです。
日本語の「ヨーロッパ」は、ポロトガル語の「Europa(エウロパ)」から借用され、
「エウロッパ」から「ヨーロッパ」と発音が変化していったものだそうです。
一方、漢語では「歐羅巴」と音写されたため、中国語では「歐洲」と表すとのこと。
これが日本にも伝わったんでしょうね。
ちなみに、ハングルにも「구라파【歐羅巴】」や「구주【歐洲】」という単語があり、
「欧米」は「구미【歐美】」でした。


北欧神話の中で最高の神はオーディンです。


中性母音

2014-04-04 | 自主勉ノート

きのうの「まいにちハングル講座」で、
二重母音は「陽母音は陽母音と」「陰母音は陰母音と」しか組み合わさらないという説明がありました。
つまり
   「오+아」で「와」はあるけれども、「오+어」はないし
   「우+어」で「워」はあるけれども、「우+아」はないということです。
これは納得!

しかし、きょうになって疑問が沸きました。
「외」って陽母音+「ㅣ」
ふつう「ㅣ」は陰母音って習いますよね。
私が聞き逃した回で「ㅣ」の説明があったのかも。。。(汗

ということで、調べました。

母音字は天・地・人をあらわした
 「・」(天・太陽)、「ㅡ」(平らな大地)、「ㅣ」(立っている人)
を組み合わせて作った文字
「陽母音」は「ㅗ」(大地の上に太陽)と「ㅏ」(人の東側に太陽)
それ以外は「陰母音」......と普通は習います。
じゃあ
「외」はどうなるの??

そしたら、ナント
「ㅣ」は中性母音なんですって!
そして、陽母音、陰母音、どちらとも組み合わせ可能。
知らなかった~。(永遠の初級者の私...)
これで、すっきりです。
この原則がわかっていれば、
  「오+애」の「왜」 (애は「아+이」で陽母音が含まれる)
  「우+에」の「웨」 (에は「어+이」で陰母音が含まれる)
も悩まずに済みます。