猫のひたい

杏子の映画日記
☆基本ネタバレはしません☆

ラッシュアワー3

2015-09-22 04:36:32 | 日記
2007年のアメリカ映画「ラッシュアワー3」。
リー警部(ジャッキー・チェン)はハン大使の警護についていた。ハン大使が中国
マフィアの"シャイシェン"の存在を突き止めたと発言した瞬間、何者かに銃撃される。
リーは向かいのビルの窓から逃げていく犯人を目撃し、追跡を開始する。無線でそ
のことを聞きつけたカーター刑事(クリス・タッカー)も現場に向かった。なんとか追い
ついた犯人の顔を見て、リーは驚く。それは子供の頃、孤児院で兄弟同然に育った
ケンジ(真田広之)だった。ハン大使は一命を取り留めるが今度は娘のスーヤンの
命が狙われることを知る。急いで病院へ駆けつけた2人は何者かに襲撃されるが、
銃撃戦の末、うち1人を捕まえ尋問する。犯人は中国人なのに何故かフランス語し
か話さず、ある場所とジュヌヴィエーヴという人物の名前を言う。2人はパリへと向
かう。

「ラッシュアワー」の3作目である。続編のある映画は1作目がおもしろい(あるいは
1作目以外あまりおもしろくない)ことが多いが、これは3作ともおもしろかった。今回
はロサンゼルスとパリが舞台である。リーとカーターのタッグも健在である。
事件の鍵を握った2人はパリへ行くが、まあアメリカ映画ってカーチェイスが凄い。
タクシーの運転手役でイヴァン・アタルが出演しており、ラストでも見せ場がある。
相変わらず真面目なリーと女好きのカーターの対比がいい。会話も笑える。病院で
捕まえた犯人が中国人なのに何故かフランス語しか話さず、シスターに通訳をして
もらうシーンは爆笑である。
ジャッキーと真田広之のアクション・シーンは凄く迫力があって、2人ともかっこよか
った。工藤夕貴も出演していたが、あの人あんなアクション演技もできるんだな~、
と思った。アメリカ映画でありながら、中国人、日本人、フランス人、スウェーデン人
などの俳優が出ていて、国際色豊かだった。
気になったのは、ケンジは東京でヤクザに親を殺されたのに、どうして中国の孤児
院に入ったのだろうか、ということ。リーとケンジは英語と日本語で会話していたし、
なんか変。タクシー運転手(イヴァン・アタル)はフランス人なのに名前がジョージっ
て変だし、リーやカーターに対して英語で話すのはいいとしても、家で妻と話す時も
英語って変。まああまり色々気にせずに観る映画なのだろうか。



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