猫のひたい

杏子の映画日記
☆基本ネタバレはしません☆

パーフェクト・ホスト 悪夢の晩餐会

2015-09-30 05:07:14 | 映画
2010年のアメリカ映画「パーフェクト・ホスト 悪夢の晩餐会」。
銀行強盗を働いて右足に大ケガを負い、警察に追われていたジョンは、高級住宅街に
あるウォーウィックの家に駆け込んだ。自宅でディナー・パーティを開こうとしていたウォー
ウィックを騙して、家の中に入ることに成功したジョン。ウォーウィックはジョンをもてなすが、
20時にやってくるゲストの中に検事がいることを知り、ジョンは立ち去ろうとするが、ウォー
ウィックに引き止められる。その後ラジオのニュースでジョンの正体が暴かれる。ジョンは
ウォーウィックに刃物を突き付け、ゲストたちにパーティの中止を伝えさせ、自分をゲスト
として振る舞うよう脅迫する。その直後、ジョンは昏倒する。気がつくと、彼は後ろ手に
縛られた状態でディナーテーブルの席についていた。

なんとも不気味なスリラー映画である。ジョンという男は恐ろしく不条理な目に遭わされ
るのだ。ジョンも銀行強盗を働いた悪いヤツなのだが、ここまで怖い思いはさせられなく
ても良かったのではないかと。ジョンが逃げ込んだウォーウィックの家では、友人たちを
招いてのディナー・パーティが行われようとしていた。ウォーウィックはジョンをとても紳士
的にもてなし、パーティに参加することを勧める。だがこのウォーウィックはとんでもない
変質者だったのだ。ジョンの悪夢のような夜が始まる。
ぐいぐい惹き込まれて、おもしろかった。最初はウォーウィックを強気に脅迫するジョンだ
が、途中からその立場は逆転する。動けないジョンに対してウォーウィックが行う暴力や
変態行為は、いくらジョンが犯罪者でも、観ていて気の毒になる。ああ~この家に入らな
ければ良かったのになあ。
ジョンは綿密に練った銀行強盗が何故あっさりバレたのかという疑問を抱いていたが、
後にその理由がわかる。そしてラストにも衝撃的などんでん返しがある。これは怖い!
ウォーウィックのような異常者が、一見普通に暮らしているということも、結構あるのかも
しれない。



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フライトプラン

2015-09-26 04:28:51 | 映画
2005年のアメリカ映画「フライトプラン」。
仕事先のベルリンに滞在中に突然の事故で夫を亡くした航空設計士のカイル・プラット
(ジョディ・フォスター)は、6歳の娘ジュリア、そして棺に入った亡き夫と共にベルリン空港
から飛行機に乗り、自宅のあるニューヨークへの帰路に就いていた。離陸して3時間後、
仮眠から目覚めたカイルは、隣の席にいたはずのジュリアの姿がないことに気づく。誰も
目撃者がおらず、乗務員総動員でジュリアの捜索にあたるが見つからない。更には搭乗
記録にジュリアの名前がないと言われてしまう。

一緒に飛行機に乗ったはずの幼い娘が姿を消し、乗務員も乗客も娘を見ていないと言う
中、必死に娘を捜す母親の姿を描いたサスペンス。こういう小説あったと思うが(一緒に
ホテルに宿泊に来た新婚夫婦の花嫁がいなくなって、誰も花嫁を見ていない、最初から
彼女はいなかったと言われ、花婿は何が何だかわからなくなってしまう)、これは怖い。
カイルは確かに娘のジュリアと飛行機に乗ったのだが、どこを捜してもいない、見た人も
いない。パニックになったカイルは乗務員の制止を無視して必死に捜し回る。そのうち
航空保安官のカーソンがカイルに付き添い、監視するようになる。
更には機長から、ジュリアは夫と一緒に死んでいるという衝撃の事実を聞かされる。機長
ら乗務員たちは、カイルが夫と娘を亡くしたショックで、精神に異常をきたしているのだと
思うようになり、いもしない娘を捜すカイルに苛立ってくる。こうなると、カイルも自分は
幻覚を見ていたのか?と不安になってくる。あんなに皆から娘はいない娘はいないと言
われたら、わからなくなってしまうかもしれない。私がおかしいのか?と。
しかし娘がいた証拠を見つけたカイルは、自分が設計した航空機のあらゆる所を1人で
必死に捜す。子供がいなくなってパニックになる気持ちはわかるが、カイルはちょっと
やりすぎではないかと思った。乗客を巻き込み、犯罪まがい(というか犯罪)の行為まで
して、そりゃ機長も怒るだろう。しかもカイル役がジョディ・フォスターなので迫真の演技
である。
謎というか、実際こんなことできる?と思うような突っ込みどころはいくつかあったが、俳
優陣の熱演でおもしろく観ることができた。私はこの映画、映画館で観たのだが、テレビ
放送だと吹き替えになってしまうので残念だった。機長役の人の声がハリソン・フォード
の声優さんだったので、似ていないのに機長がハリソン・フォードに見えて仕方なかった。



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ラッシュアワー3

2015-09-22 04:36:32 | 映画
2007年のアメリカ映画「ラッシュアワー3」。
リー警部(ジャッキー・チェン)はハン大使の警護についていた。ハン大使が中国
マフィアの"シャイシェン"の存在を突き止めたと発言した瞬間、何者かに銃撃される。
リーは向かいのビルの窓から逃げていく犯人を目撃し、追跡を開始する。無線でそ
のことを聞きつけたカーター刑事(クリス・タッカー)も現場に向かった。なんとか追い
ついた犯人の顔を見て、リーは驚く。それは子供の頃、孤児院で兄弟同然に育った
ケンジ(真田広之)だった。ハン大使は一命を取り留めるが今度は娘のスーヤンの
命が狙われることを知る。急いで病院へ駆けつけた2人は何者かに襲撃されるが、
銃撃戦の末、うち1人を捕まえ尋問する。犯人は中国人なのに何故かフランス語し
か話さず、ある場所とジュヌヴィエーヴという人物の名前を言う。2人はパリへと向
かう。

「ラッシュアワー」の3作目である。続編のある映画は1作目がおもしろい(あるいは
1作目以外あまりおもしろくない)ことが多いが、これは3作ともおもしろかった。今回
はロサンゼルスとパリが舞台である。リーとカーターのタッグも健在である。
事件の鍵を握った2人はパリへ行くが、まあアメリカ映画ってカーチェイスが凄い。
タクシーの運転手役でイヴァン・アタルが出演しており、ラストでも見せ場がある。
相変わらず真面目なリーと女好きのカーターの対比がいい。会話も笑える。病院で
捕まえた犯人が中国人なのに何故かフランス語しか話さず、シスターに通訳をして
もらうシーンは爆笑である。
ジャッキーと真田広之のアクション・シーンは凄く迫力があって、2人ともかっこよか
った。工藤夕貴も出演していたが、あの人あんなアクション演技もできるんだな~、
と思った。アメリカ映画でありながら、中国人、日本人、フランス人、スウェーデン人
などの俳優が出ていて、国際色豊かだった。
気になったのは、ケンジは東京でヤクザに親を殺されたのに、どうして中国の孤児
院に入ったのだろうか、ということ。リーとケンジは英語と日本語で会話していたし、
なんか変。タクシー運転手(イヴァン・アタル)はフランス人なのに名前がジョージっ
て変だし、リーやカーターに対して英語で話すのはいいとしても、家で妻と話す時も
英語って変。まああまり色々気にせずに観る映画なのだろうか。



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ブラッド・ウェポン

2015-09-19 05:30:08 | 映画
2012年の香港映画「ブラッド・ウェポン」。
国際警察のジョン(ジェイ・チョウ)は、巨大犯罪組織が計画するウィルス・テロを
阻止するため組織を追うが、組織がテロ実行犯に選んだのは、ジョンが幼い頃に
生き別れた兄ヨウ(ニコラス・ツェー)だった。2人は追跡と逃亡の果てに敵同士と
して再会し、銃口を向け合うが、国際警察の不正やテロ組織の裏切りが発覚。
2人はそれぞれ真の敵が誰なのかを探りながら、激しい戦いを切り抜けていく。

アジアのスター、ニコラス・ツェーとジェイ・チョウが共演したサスペンス・アクション
である。舞台もヨルダン、マレーシア、北京と国際的。香港映画の王道的作品。
幼い頃母親に連れられ家を出たジョン。兄のヨウは父親と残った。お互いの消息
はわからないまま大人になった兄弟は、警察官と犯罪者という立場で再会する。
は~、このシチュエーションがいいなあ~。アクション・シーンも派手で目が回り
そうになるし、ハラハラの連続。ニコラスとジェイがかっこいいっ。敵として出会った
2人だが、子供の頃のことを思い出すうちにヨウの心は溶けていき、弟に対する
愛情が蘇っていく。ジョンは小さかったのであまり覚えていないのだが、度々水の
イメージが頭に浮かび、それが兄との思い出だったことを思い出すシーンは、ちょ
っと感動的。
母親と父親のエピソードも悲しい。父親は出ていった妻を憎みながらも、それが
自分のせいであることも自覚している。母親は下の子だけを連れて出ていき、兄
弟を引き裂いてしまったことでずっと自分を責め続けている。父親と母親、それ
ぞれの罪悪感に胸が痛む。ラストも悲劇である。
ニコラスは相変わらずかっこいいけど、髪型が似合っていなかった感じ。ジェイは
えっこれジェイ・チョウ?と思った。こんな感じの人だったっけ?「カンフー・ダンク
!」の時はもっとかわいかった気がするのだが。少し太った?
突っ込みどころもあるけれど、おもしろい映画だった。



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名探偵再登場

2015-09-14 04:33:21 | 映画
1978年のアメリカ映画「名探偵再登場」。
1940年代、第二次世界大戦のさなか、サンフランシスコの一角に小さなオフィスを
構える私立探偵のルー・ペキンポー(ピーター・フォーク)は、儲かってこそいないが、
珍事件や難事件に追われ、多忙な日々を送っていた。そんな中、彼の相棒が殺され、
不倫関係にあったその未亡人のジョージアの証言によって、ルーが容疑者になって
しまう。彼は早速真犯人捜しに乗り出した。

1976年の「名探偵登場」の続編だが、ストーリーは関係ない。前作で5人の探偵の
1人だったピーター・フォークが主演しているコメディ映画である。ハンフリー・ボガード
の「マルタの鷹」や「カサブランカ」のパロディらしいのだが、私はそれらの映画を観て
いないし、ハンフリー・ボガードもよく知らない。詳しい人が観たらあちこちにちりばめ
られているパロディや小ネタがわかって、よりおもしろいだろう(私は誰でも知ってい
る、いわゆる名作と言われている映画を結構観ていなかったりする)。
やっぱりピーター・フォークのキャラクターがいいなあ。捜査の過程で6人の美女と
知り合ったり、変な男たちと知り合ってとんちんかんな会話をしたり、観ていてクス
クス笑ってしまった。6人の美女の中には昔の恋人もいて、あの風貌で相棒の妻と
不倫していたり、美人の昔の恋人がいたりと、ユーモラスである。
6人の美女といっても私はストッカード・チャニング、アン=マーグレット、ルイーズ・
フレッチャーくらいしか知らなかった。この映画でのルイーズ・フレッチャーがあまり
にきれいなので驚いた。私にとってルイーズ・フレッチャーは「カッコーの巣の上で」
に登場するファシスト看護婦長のイメージが強いので、あんなに美人だとは思って
いなかったのだ。本当に俳優って役柄によって変わるものだと感心してしまう。
ピーター・フォークは本当に魅力的な俳優だ。もっと長生きしてほしかったなあ。

どうでもいいことなのだが、私は敬老の日が2003年から9月の第3月曜に変わって
いたことを知らなかった…ずっと9月15日だと思っていた。当然今年大型連休があ
ることも知らなかった。へええ…( ̄▽ ̄;)



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