キャットてぃるのサックス遊戯+ベース

42歳から始めたジャズプレイヤーへの道のり

怒涛の第19回目のレッスン

2005年09月07日 19時27分10秒 | サックスレッスン
きょうはレッスンでした。しか~し先生の仕事の都合で一時間早っ!あ、朝のまるで弱い私はそれだけでブルーに。って、レッスンはお昼。(苦笑)ともかく教室のある高田馬場に辿り着くのがやっと。(おいおい。)

いつものようにレッスン前の1時間、個人で借りてウォームアップ!と、勢いよく吹いていたらめまいが、、、あぁ。どうしよう?このあと2時間の個人レッスンは体力が持つのか?我ながら不安になる。

で、時間になり先生が到着。そしたら先生もちょっと具合が悪そう。(やったっ~!ってなんで?)とりあえず、ここで軽く挨拶してレッスン開始。

今回は、今までの流れを無視して、さっそく先週買ってきた新しいジャズの曲集をみせる。

私 「あの~、先生、今度、この本の曲を中心にレッスンをお願いしたいんですけど。」と、おぉ、なんて唐突な?(笑)
そしたら先生が、「どれどれ・・」と本を手に取って見始めた。すかさず、
私 「実はこの前の日曜日にジャズのジャムセッションに行きまして・・・(中略)ぜひ、この本に載っている曲のアドリヴとか、やってみたいんですけど。」とかコメントしてみた。

私 「で、アドリヴとか、てきとーにスケールを吹いているだけじゃ、だめなんですよね?」と、振ってみたんだけど。

なんとっ!それが怒涛のスケールとコード理論の講義になってしまい、、、(?)はてなマークの連続になってしまい、やぶへび状態のまま、レッスンの前半は終了した。(とりあえずコード・スケールとかツーファイブワンとか、デミニッシュとか言葉くらいは理解できたけど、あとはさっぱり。)

でもひとつだけ先生の弁護すると、そんなに難しく言ってはいなかった模様。最後に先生が本の譜面をみて、「ならば、とりあえずコードをすべて小節の頭に書いて、あとはそこに書いてあるメロディの音が、そのコードのどの音に当たるのか調べてきて下さい」という宿題を頂いた。
あぁ、それだけはどうにか。(^^;

それからレッスン後半は実践?

まずロングトーン、、、の前に、例の「なんちゃって?サブトーン」のチェックをしてもらった。
先生にいちおう練習での自分の症状をお話したあと、先生に言われるまま、低音のGから一音づつ下がって一番下のB♭までサブトーンで吹いてみる。

私 「ぶろろぉぅ~。」
  「い、いかがでしょうか?」すると、
先生「えっ、ちゃんとサブトーンが出てますよ!」
私 「・・・?」
先生「ちょっと音圧が少ないけど、これはれっきとしたサブトーンですよ!」お褒めの言葉を頂いた。

私 「なんちゃって、サブトーンじゃ、ないんでしょうか?」
先生「・・・なんちゃって、ってなんですか?」逆に聞き返されてしまった。(汗)
先生「出音としてはちょっとさびしいけど、キャットさんの場合は、なぜか最初からサブトーンが出来てて、、、別に疑う必要はないんじゃない?」

ということで、一応サブトーンはOK!をもらった。でもどうせなら、と、低音部のテーブルキー(B♭からDまで)を半音づつ上がったり下がったりする練習を教えてもらった。
で、それでサブトーンを吹く練習をして慣れてきたら、少しづつ音域を広げていくと最後は高音までが、しっかりとサブトーンで鳴らせられるようになるらしい。(う~ん、道のりが長そう。)

それからやっとロングトーン。先生いわく、「サブトーンを意識して・・」ということで、やったのが低音からスタートするCメジャースケール。で、やっぱりCとDだけ8拍伸びない。6拍どまり。
でも先生は「キャットさん、ロングトーンの音色が良くなりましたね。」「8拍は少し苦しそうだけど、6拍はちゃんと伸びているので大丈夫でしょう。」となぜか機嫌よし?(笑)

つぎに先生に聞いたこと。フォーム。
じつは2週間前のレッスンで、「マウスピースのパッチを外したら?」と先生に言われ、外して練習してたら、なんとっ、口で楽器を支えきれなくなり右手親指にその分の負担がかかり、指が真っ赤に腫れてしまっていた。
さすがにその症状をみて、先生もまずいっ!と思ったのか、楽器の構え方をもう一度、細部に渡りチェックを入れた。しかし、どうもしっくりこない。
で、結論としては、「やっぱり私の手が小さいので、フォームに多少ムリがある。」ということで話はまとまった。(おいおい。)でも多少、「手の角度を変えると違うのでは?」ということで、もう一度フォームについては研究してみることにした。

それから再びジャズの曲集に戻り、ページの最初に載っていた「ムーンライト・セレナーデ」を先生に吹いてもらった。
私 「これって、ビックバンドの曲なんですよね?」
先生「たぶん、コンボやセッションではやらない曲ですね。」
で、しばらく先生のビックバンド風スウィングのビブラートをかけた吹き方を、いろいろと聞かせてもらった。
私 「・・なんか、コンボでの吹き方と違いますね?」
先生「ノリとか、ビブラートのかけ方とか違うんだよ。」
私 「へぇ~!」

と、ここでビックバンドの演奏の楽しさみたいなものを、教えてもらったけど、どうやら私の求めているのとはだいぶ違いがありそうだった。
私 「ビックバンドって、音を合わせるのがむずかしそうですね?」
  「サブトーンとかも使うんですか?」
などなど、間抜けな質問ばかりしてしまい、一瞬、時間の無駄?と思った私。(汗)

時間もいいかげんなくなってきたので、こちらで用意したボサノバの「ハイ・インセンティブ」をカラオケに合わせて何度か吹いてから、再び、その曲のキーとコードとスケールの話。
もうここまで来ると、すっかりわかったようなわからない感覚に陥り、敗者寸前?すでに頭の中がウニになっていて、
私 「先生、もう一度、練習してきます!」と元気に?レッスンは終了した。(笑)

でもなんでしょう?

スケールやコードの話を聞き、考えているうちに体調が回復!
「もしかして、これ、ボケ防止になるか?」などといろいろとスケールの種類を考えながら電車に乗り、無事、帰宅。

ジャズの曲のアドリヴを楽しむためには、「やっぱりコードとスケールを覚えないとダメなのね。」安易に進もうとする自分との格闘は今、始まったばかり。(って、なに?笑)
コメント (6)
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