マッハの貴公子 C1Runner の熱~い日記でつ(¬_,¬)b フフフ・・・

マッハの貴公子 天才タケスィが熱~く語るでつ( ̄ω ̄)ムフ~

ごみ焼却のスタンダードは、ストーカ炉でつなぁ~

2014-12-09 23:51:15 | 理系オタク
ダイオキシンの時に、本命とされたガス化溶融炉でつが、ランニングコストとかで
結局は、ストーカ炉に変わることはなかったでつなぁ~

ストーカ炉もガス化溶融炉が出てきたおかげで、技術進歩したし、
結局、大手5社は生き残ったでつ

ストーカ炉大手5社でもそれぞれ方式が違うでつ
今回は、その内の一つを書いてみるでつ

階段式と言われる方式になるでつ!

一般のストーカが苦手とする廃棄物(プラスチックの多い雑芥類・砂状の汚泥・廃白土など)を
効率よく燃焼できるのが売り。

特に「幅広い廃棄物への対応」「完全燃焼によるダイオキシン類の発生抑制」「未燃物の落下低減」「メンテナンス性向上」を
テーマに開発されて、多くの納入実績を作ってるでつ!



構造は、
ストーカの、可動段と固定段が一段ごとに設けられていて、各々が別個のフレームに取り付けられて
階段状を形成してるでつ。

可動段のフレームは、シューの上に乗せられており、水平方向に移動するでつ。

移動を繰り返す可動段は、ストーカ外部からの油圧シリンダーによってロッドを介し、
前進、後退を行うでつ。

ストーカのクリップ(火床面)は、垂直面のみから空気が吹き出す構造となってるでつ。
従って、目詰まりや落下灰もほとんど無く、廃プラスチックのように流動するものや
乾燥汚泥のように粉末状のものでも焼却できるでつ。

特徴は、
多機能型ストーカであること。
ストーカ方式は、木屑や紙屑などの雑芥焼却に適してるでつが、この特殊階段式ストーカは、
プラスチックとの混焼や汚泥の専焼も行える多機能型。
高カロリー対策・落下灰対策を行った独自の設計が、ほとんどの廃棄物の焼却を可能にしたでつ。

堅牢かつ目詰まりがないのも特徴のひとつ。

廃棄物用に設計されているので堅牢で耐久性があるでつ。
また、大きな投入口、大きな排出口を持っており、金属等の異物が混入しても炉内で詰まることはなく、
そのまま排出が可能。

高温焼却するでつ。
クリップは耐熱鋳鋼製だから高温での焼却が可能で、灰の焼成まで行えるでつ。
汚泥の焼却灰は、半溶融スラグ状の焼成灰になるでつ。

低NOx運転、クリンカ防止ができるでつ。
排ガス再循環を行うでつ。
抑制燃焼による低NOx運転や側壁のクリンカ防止するでつ。

動作は、
ストーカは可動段のみが前進、後退を繰り返すでつ。
ストーカ上の廃棄物は、下記のように移動するでつ。
 可動段が前進するときに、固定段上の廃棄物を可動段の前面で押しやり落下させるでつ。
 落下した廃棄物は次の可動段の上に乗るでつ。
可動段が後退するときに、可動段上の廃棄物が落下し、次の固定段の上に乗るでつ。
前進、後退を繰り返すと順次にずり落ちながら、適度に撹拌され良好な燃焼状態を確保するでつ。




処理フローを下記に示すでつ!






ごみ焼却市場もダイオキシン需要から15年ほど経って、ボチボチと更新時期を迎えてるでつが、
財政の厳しい中、延命化や長寿命化も図られてるでつ!

広域化も進んでるのかなぁ~
単独の自治体では、建設したり維持したりするのは、今はかなり難しいみたい…
それゆえ、市場規模はかなり縮小されたでつなぁ~

再生可能エネルギーから補助金を得ることは可能にはなってるんだけど、なかなか厳しいでつ!

それでも実績を築いてきたストーカ炉は、まだまだ進歩するでつなぁ~
だけど、日本のゴミは減るどころかまだまだ増えるし、プラの処理が各都市で違うのも
面白いとこでつなぁ~



寒いと鍋が食べたくなるけど…
一人だと…
つうことでやよい軒の一人鍋始まったでつなぁ~
スーパーにもあるし、一人鍋満喫するかなぁ~
ちと心に隙間風を感じるタケスィがHP更新したでつ!
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