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水素を活用して製鉄プロセスを脱炭素化

2024-05-13 07:10:29 | 理系オタク
鉄鉱石の還元に水素を用いた水素還元製鉄技術など、製鉄プロセスの新たな脱炭素化技術確立につながる研究開発を開始。
NEDOが追加公募した「グリーンイノベーション基金事業/製鉄プロセスにおける水素活用プロジェクト」において、
直接還元鉄を活用した電気溶融炉による高効率溶解等技術開発を共同提案。

これに基づき…
両者は今後、2030年までにCO2排出量を50%以上削減できる新技術の開発に着手。

具体的には、低品位の鉄鉱石の水素直接還元から電気溶融炉、転炉に至るまでの一貫プロセスにより、
高炉法プロセスを代替し得る生産効率銑鉄生産量100トン/時間以上するでつ。

また、生成する鉄の不純物の濃度を高炉法並み、たとえば、リン0.015%以下に制御する技術とともに、
電気溶融炉において副生するスラグを国内セメント用途向けの品質、たとえば酸化鉄3%以下に制御する技術を実証。

事業規模は約384億円で、NEDOの支援規模はインセンティブ額含め約230億円。
事業期間は2024年度から2028年度までの5年間の予定。

NEDOは、グリーンイノベーション基金事業の一環として、製造過程でCO2を多く排出する鉄鋼業の脱炭素化へ向け、
製鉄プロセスにおける水素活用プロジェクトを進めているでつ。

今回、同プロジェクトの研究開発項目のひとつである水素だけで低品位の鉄鉱石を還元する直接水素還元技術の開発の新たなテーマとして、
直接還元鉄を活用した電気溶融炉による高効率溶解等技術開発を採択。

社会の基盤となる製品の材料を供給する鉄鋼業におけるカーボンニュートラル実現のためには、原料や還元剤において化石燃料から脱却するという、
製鉄プロセスそのものの抜本的な転換が求められており、現在、鉄鉱石の還元に水素を用いる水素還元製鉄の研究を進めているでつ。

一方、電気溶融炉は、高炉と同様の連続操業による出銑高炉から鉄鉱石を還元して取り出した銑鉄を取り出すことと、
スラグ連続排出による不純物除去が可能な構造であることから、水素直接還元から電気溶融炉、転炉に至る一貫プロセスにおいて、
低品位鉄鉱石を使用しても高品質と高生産性を両立できる製鉄プロセスとなる可能性があるでつ。
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