生涯学習の部屋

資格取得数238。6つの修士と18の学士と2つの短期大学士。MBAサラリーマンの生きがい発見生涯学習奮闘記。

今春の法科大学院の入学者は・・・

2014年05月08日 21時19分02秒 | その他
今日の日経新聞夕刊12面の記事。

今春の法科大学院の入学者は定員の6割しか充足できず、最低を更新したそうだ。全67校において、充足率100%を超えたのは「千葉大」「首都大学東京」「一橋大」「筑波大」「京大」「大阪大」の6校のみ。その他「東大(93%)」「神戸大(96%)」「中央大(88%)」「慶応義塾大(87%)」など司法試験の合格率が比較的高い法科大学院に人気が集中する傾向が鮮明になっている・・・と書かれている。

法科大学院はピーク時に74校あったが、1校が廃止、15校が募集停止を表明しており、現時点で58校まで減る見通しとも書かれている。

一方、充足率の低い法科大学院は「東海大(3%)」「新潟大(5%)」「神奈川大(8%)」「愛知学院大(10%)」「北海学園大(12%)」となっている。東海大と新潟大は入学者が1名で、いずれも15年春から学生募集を停止すると発表している。

さすがに、入学者1名では教育が成り立たないだろう。とはいえ、自分の学んだ法科大学院がなくなるのは残念なことであろう。ややもすると、大学が無謀な法科大学院経営に食指を伸ばしたといわれぞうだが、明らかに行政サイドのミスである。無制限に参入を許した文部科学省と、合格者を絞った法務省との調整不足とはいえないだろうか。

このような形で学びの場が消え行く結果を目の当たりにし、本当に残念と言わざるを得ない。

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