読書日記☆こんな本読んでます

2004年1月からの記録です。
この頃積ん読が多くっていけません....

2023年5月の読書記録

2023-06-01 | その他
読んだ本の数:7
読んだページ数:2244


誰が千姫を殺したか 蛇身探偵豊臣秀頼 (講談社文庫)誰が千姫を殺したか 蛇身探偵豊臣秀頼 (講談社文庫)感想
伝奇。むりやり感はあるが、なんとかまとまった(祝)淀さえ居なければと思うなぁ。
読了日:05月29日 著者:田中 啓文
祖母姫、ロンドンへ行く!祖母姫、ロンドンへ行く!感想
祖母姫さまの金言が素晴らしくて一気に読み終えた。ここに書ききれないor書けない失敗や辛いこともあったかと推測されるが素敵なエッセイ。アフターヌーンティーのホンモノの姿は記憶に残る。
読了日:05月27日 著者:椹野 道流
合理的にあり得ない 上水流涼子の解明 (講談社文庫)合理的にあり得ない 上水流涼子の解明 (講談社文庫)感想
2が出てたので読む。こういう軽いのも書けるんだと楽しく読了。
読了日:05月24日 著者:柚月 裕子
ファイナル・ツイストファイナル・ツイスト感想
コルター・ショウ三部作の3冊目(しかしシリーズは続くらしい) 前2冊をあんまり覚えてないけどと思いながら読んだが杞憂だった。ディーヴァーらしく優れたページターナー。面白かった。
読了日:05月11日 著者:ジェフリー・ディーヴァー
成瀬は天下を取りにいく成瀬は天下を取りにいく感想
万城目が推薦してると聞き。6編の短編集。滋賀愛にあふれた1冊。成瀬あかりはいわゆる変な子なのだけど、嫌味なくかわいい(親目線) 続編も書かれるに違いない。楽しみ。
読了日:05月09日 著者:宮島 未奈
幽霊屋敷【新訳版】 (創元推理文庫)幽霊屋敷【新訳版】 (創元推理文庫)感想
新訳版が出たので読む。初読。登場人物に魅力がなく、幽霊屋敷⁇だし、ミステリー的にも魅力がなく、面白いとは思えなかった。
読了日:05月09日 著者:ジョン・ディクスン・カー
オール讀物 2023年5月号オール讀物 2023年5月号感想
ふだん小説誌?は読まないのだが、万城目さんと門井さんの建築散歩に興味があり、書籍化されるのを待っていてはいつになるかわからないので。他の読物もそれぞれ予想外に面白かったのだが、やはり書籍の形で一気に読む方が性に合う気がする。
読了日:05月02日 著者:





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2023年4月の読書記録

2023-05-01 | その他
7冊! 最少記録?

読んだ本の数:7読んだページ数:2496東京、はじまる (文春文庫)東京、はじまる (文春文庫)感想辰野金吾の業績のあらましは知っていたが、生まれや育ちなどは知らず、彼の性格等忌憚のない表現で興味深かった。辰野式は結構好きだが、現存する日本銀行本店や東京駅は根っから関西人の私は現物を見たことがなくその点は残念。読了日:04月28日 著者:門井 慶喜
深夜の博覧会深夜の博覧会感想『たかが殺人じゃないか』は昭和24年、本書は昭和12年を描く。新本格っぽいところもありながら、それ以上の深みもありさすが。お年を召してぐだぐだを書かれる作家さんも洋の東西を問わず散見する中感心するほかない。戦争に対する冷徹な観察眼をありがたいと思う。昨日の選挙結果に打ちのめされている今は特に。読了日:04月10日 著者:辻 真先
戦百景 本能寺の変 (講談社文庫)戦百景 本能寺の変 (講談社文庫)感想他の戦百景とは異なり信長と光秀のみの交互の章でつなぐが、光秀が信長の臣下になるまでの双方の心情に紙数をかけ過ぎで、本能寺に至る心情については少々物足りなさを感じた。百家争鳴の本能寺の変ではあるが、今後もいろいろな説が出てくるのであろうなぁ。読了日:04月08日 著者:矢野 隆
とわの文様 (角川文庫)とわの文様 (角川文庫)感想ライトノベルっぽい装丁の割にはそこそこ重厚だが、伏線を仕込み過ぎのあざとさが好みではない。読了日:04月08日 著者:永井 紗耶子
たかが殺人じゃないか (昭和24年の推理小説)たかが殺人じゃないか (昭和24年の推理小説)感想昔迷犬ルパンのシリーズは好きだったが、こんなシリアスな昭和24年はイメージと違うような気がしていたが意を決して読んでみた。なるほどある程度以上の年齢の方たちに共通の今は戦前じゃないかと言う恐怖心が描かせたのだなと思う。昭和24年の名古屋の様子、しっかり受け止めなければならない。辻さんらしくユーモアで締めくくってはいらっしゃるけれどね。読了日:04月07日 著者:辻 真先
戦百景 川中島の戦い (講談社文庫)戦百景 川中島の戦い (講談社文庫)感想好きなシリーズではあるが、本書それなりに面白く読んだがそこそこ止まりだった。根本的に私自身が川中島に対して興味関心が薄いのだと思う。読了日:04月04日 著者:矢野 隆
QED~flumen~ 九段坂の春 (講談社ノベルス)QED~flumen~ 九段坂の春 (講談社ノベルス)感想先日『試験に出ないQED異聞』を読んで本書が未読だったことに気づいたことを思い出したので。2007年出版。春夏秋冬、目眩く因縁話が面白い。読了日:04月02日 著者:高田 崇史





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2023年3月の読書記録

2023-04-02 | その他
読んだ本の数:15
読んだページ数:5049

戦百景 山崎の戦い (講談社文庫)戦百景 山崎の戦い (講談社文庫)感想
このシリーズはよく知られた戦いでの個人の心象を深読み&深掘りするところが面白い。本書は天下分け目の天王山、山崎の戦いである。本当にこう思っていたのではないか、こうだったのではないかと思わせるだけですごい。
読了日:03月24日 著者:矢野 隆
三河雑兵心得【十一】-百人組頭仁義 (双葉文庫 い 56-12)三河雑兵心得【十一】-百人組頭仁義 (双葉文庫 い 56-12)感想
シリーズ11作目。百人組頭だそうである。侍大将とは細かいけれど越すのが難しい差があるようで。もうすぐ小田原征伐。世間が定まって来て少々つまらない。茂兵衛には百姓上りならではの予想外の戦略を繰り出してもらいたいのだが。次作は9月中旬予定。ついでに北近江の方は7月上旬刊行予定だそうだ。
読了日:03月22日 著者:井原 忠政
ネロ・ウルフの災難 激怒編 (論創海外ミステリ 295)ネロ・ウルフの災難 激怒編 (論創海外ミステリ 295)感想
激怒編、3編である。これまで知らなかったこともあり、ウルフファンとしては楽しんだが、前作の方が面白かった。短編はもういいかなと思っていたら次からは未訳長編だそうで期待!でもね…未訳には未訳なりの理由があるのだよね。
読了日:03月21日 著者:レックス・スタウト
村上春樹の「螢」・オーウェルの「一九八四年」村上春樹の「螢」・オーウェルの「一九八四年」感想
原作は読んでいないのに安直かなと思いながら読了。著者の力量に参ってしまった。
読了日:03月18日 著者:森泉岳土
マティーニに懺悔を 新装版 (ハルキ文庫 こ 3-36)マティーニに懺悔を 新装版 (ハルキ文庫 こ 3-36)感想
新装版に気づいたので。やたらおっしゃれーな雰囲気のハードボイルド短編集。さらりとまとまっていて、気分転換にぴったり。8編。
読了日:03月16日 著者:今野 敏
維新断罪 -中小企業社長が喝破する、大阪の沈みゆく理由と再生私論-維新断罪 -中小企業社長が喝破する、大阪の沈みゆく理由と再生私論-感想
断罪ってほど断罪になってなくてちょっと残念。で、どうしたら維新の滲出を防げるのだろうと隣県住まいは思う。
読了日:03月15日 著者:坂本篤紀
ギャラリーフェイク (37) (ビッグコミックス)ギャラリーフェイク (37) (ビッグコミックス)感想
久しぶり。絵が変わった気がするのは久しぶりのせいかな。時事ネタを織り込むのが新鮮。
読了日:03月10日 著者:細野 不二彦
エリザベス女王の事件簿 バッキンガム宮殿の三匹の犬 (角川文庫)エリザベス女王の事件簿 バッキンガム宮殿の三匹の犬 (角川文庫)感想
前作ほどノレなかった。想像以上に王室が政治や外交に深く関わっているのがうかがえて、驚く。ケンブリッジ公爵家のドイツ訪問にはそんな意味があったとは。
読了日:03月10日 著者:S・J・ベネット
十手笛おみく捕物帳 (集英社文庫)十手笛おみく捕物帳 (集英社文庫)感想
また新シリーズ登場。なかなか当たりの出なかった新シリーズ(もちろん私的に)だが、まあまあ面白く読んだ。ちょっと五月蝿いかなぁ。
読了日:03月06日 著者:田中 啓文
メナハウス・ホテルの殺人 (創元推理文庫)メナハウス・ホテルの殺人 (創元推理文庫)感想
アガサ賞だそうで、懐疑的ながら読み始めたが、段々に調子が出てきて面白くなった。次作を期待するほどに。エジプトの観光案内もおさおさ怠らずw メナハウスホテルはカイロに現存するクラシックホテル。本書は1926年設定。
読了日:03月05日 著者:エリカ・ルース・ノイバウアー
寒波: P分署捜査班 (創元推理文庫)寒波: P分署捜査班 (創元推理文庫)感想
シリーズ③ 前作から間が空いて人物像など細かいことは忘れてしまっていたが、読むにつれ思い出してこれたのは幸い。このシリーズは難しい捜査を描くつもりはなく、P分署のメンバー一人一人を描きたいのだろう。21世紀は色々とフクザツなのだよ。
読了日:03月05日 著者:マウリツィオ・デ・ジョバンニ
メグレと若い女の死〔新訳版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫 HM 16-3)メグレと若い女の死〔新訳版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫 HM 16-3)感想
メグレは過去2冊しか読んだことがないが、新訳で出たので。これ1冊だけ読むと、メインのストーリーよりロニョンという《無愛想な刑事》を妙にメグレ警部が気にするのが不思議で、ひょっとするとロニョンはメグレより優秀なのかもしれないと思ってしまう。性格に難ありって損?
読了日:03月04日 著者:ジョルジュ・シムノン
危険な蒸気船オリエント号 (創元推理文庫)危険な蒸気船オリエント号 (創元推理文庫)感想
登場人物を覚えているうちにと思って、不本意だがシリーズ2作目を。蒸気船オリエント号ですって。登場人物がみんな幼稚でどうも好きになれず。その上犯人も動機も説得力がない。
読了日:03月03日 著者:C・A・ラーマー
マーダー・ミステリ・ブッククラブ (創元推理文庫 Mラ 13-1)マーダー・ミステリ・ブッククラブ (創元推理文庫 Mラ 13-1)感想
んー、まあねぇ、惹句には事欠かないのだけれど、特に主人公のキャラが好きじゃない。三十もなって落ち着きのない。ま、そうでなければ物語を運べないってことで著者の力量も知れる・・・。イングランド風なのだけど舞台はオーストラリア。次も買ってあるので読むには読むかな。ちょっとは成長してますように。
読了日:03月02日 著者:C・A・ラーマー
疑惑の入会者: ロンドン謎解き結婚相談所 (創元推理文庫)疑惑の入会者: ロンドン謎解き結婚相談所 (創元推理文庫)感想
シリーズ3作目。展開が速いので楽しく読了。本業結婚相談所はどうなるのだろう? 秘書も雇っちゃったし、部屋も拡張したのに。
読了日:03月01日 著者:アリスン・モントクレア




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2023年2月の読書記録

2023-03-01 | その他
読んだ本の数:12
読んだページ数:4386

深夜プラス1〔新訳版〕 (ハヤカワ文庫NV)深夜プラス1〔新訳版〕 (ハヤカワ文庫NV)感想
1965年出版の古典的名作。2016年の新訳。旧版を含めてたぶん初読。時代背景等それなりに面白い。
読了日:02月28日 著者:ギャビン・ライアル
濱地健三郎の幽たる事件簿 (角川文庫)濱地健三郎の幽たる事件簿 (角川文庫)感想
続けてシリーズ2作目を。こんなに文章上手かったっけと思う描写で、一つ一つ違う幽霊を造形する。すごい想像力&創造力。だんだん怖さが増してくるので、もうこの辺でいいかな、怖がりの私としては。
読了日:02月28日 著者:有栖川 有栖
濱地健三郎の霊なる事件簿 (角川文庫)濱地健三郎の霊なる事件簿 (角川文庫)感想
有栖川有栖さんに3人目の探偵が存在すると知ったので一読。心霊探偵・濱地健三郎である。心霊とか幽霊とかは得意ではないが(=怖がり、ついでに高所も)それなりに楽しんだ。古風な雰囲気でパソコンや携帯電話が出てくるとちょっと驚く。
読了日:02月27日 著者:有栖川 有栖
たらしの城たらしの城感想
昔々子ども用『太閤記』を読んで感心していた『墨俣一夜城』ではあるけれどどうも史実ではなかったらしくあまり取り上げられることがなかったのが少々残念だったのだが、本書正面から取り上げる。もう戯画としか思えない藤吉郎の造形や蜂須賀小六や竹中半兵衛との関係性等フィクションとして楽しんだ。少々大袈裟過ぎるか。
読了日:02月27日 著者:佐々木 功
王女に捧ぐ身辺調査: ロンドン謎解き結婚相談所 (創元推理文庫 M モ 9-2)王女に捧ぐ身辺調査: ロンドン謎解き結婚相談所 (創元推理文庫 M モ 9-2)感想
シリーズ② ずいぶんとスケールが大きくなったこと! 名探偵、皆を集めてさてと言いの場面もちゃんと作って立派なミステリーww エリザベス王女にしろ女王にしろさまざまなフィクションに好意を持って取り上げられていて本当にすてきな方だったと思えるのは幸せですね。
読了日:02月26日 著者:アリスン・モントクレア
ロンドン謎解き結婚相談所 (創元推理文庫)ロンドン謎解き結婚相談所 (創元推理文庫)感想
出版された時から気にはなりながら、あまりに荒唐無稽(と思われた)設定に躊躇していたら3作目まで出版されて図書館にあったので。大筋も面白いのだが、途中途中の小ネタが楽しくて一気に読了(眠い) このところこの時代=WWII付近をよく読むような。
読了日:02月24日 著者:アリスン・モントクレア
真珠湾の冬 (ハヤカワ・ミステリ)真珠湾の冬 (ハヤカワ・ミステリ)感想
1941年から45年のハワイ、香港、東京を描く。警察小説で始まったがスパイ小説のようでもあり、壮大なラブロマンスのようでもあり。長さに比し読みやすいが、脇が甘くあらすじ感がありもっと濃くしっかり描いても良かったと思う。謝辞によれば初めから6万語削ったらしい。真珠湾を表題にするが原題はFIVE DECEMBERS。真珠湾攻撃を過度に取り上げているわけではない。映画化すれば面白いと思うが、2時間では収まらないか。読友さんのおすすめ。
読了日:02月21日 著者:ジェイムズ・ケストレル
帝国の亡霊、そして殺人 (ハヤカワ・ミステリ)帝国の亡霊、そして殺人 (ハヤカワ・ミステリ)感想
私にとってインドは歴史的にイギリスの植民地からいきなり現代の大国になっていて、中間を意識したことがなかったということに気付かされた。その独立=1947年あたりの歴史、雰囲気、心情等に触れることができたのは重畳。しかしながらヒロインのインド初の女性警部(いきなり警部なのだよ)等警察機構が現代の意識のまま移植したようでどうにも居心地が悪く、ミステリーとしては好まない。この頃インド舞台のミステリーが多くなっているように思うが、ま、いいか、首相もインド系なのだし。読みやすいには読みやすい。
読了日:02月19日 著者:ヴァシーム・カーン
ストロベリー戦争 弁理士・大鳳未来ストロベリー戦争 弁理士・大鳳未来感想
続けてシリーズ2作目を。著者は現役弁理士なのにここまでエンタメに徹せるのはすごいと思う(褒めてる) 絆姫(架空の新種イチゴ)、食べてみたい。
読了日:02月17日 著者:南原 詠
【2022年・第20回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作】特許やぶりの女王 弁理士・大鳳未来 (『このミス』大賞シリーズ)【2022年・第20回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作】特許やぶりの女王 弁理士・大鳳未来 (『このミス』大賞シリーズ)感想
キャラ設定も好みで、弁理士業界も目新しく、面白く読めた。義兄が著者同様の経歴で弁理士なので親近感。次はストロベリーらしい。農業関係もいろいろ特許権侵害が起きているので楽しみ。
読了日:02月14日 著者:南原 詠
「美食地質学」入門~和食と日本列島の素敵な関係 (光文社新書 1230)「美食地質学」入門~和食と日本列島の素敵な関係 (光文社新書 1230)感想
この方、相当“食いしん坊”なのだろう。日本の最新の地質学をわかりやすく概説するだけでなく、だからここは○○が名物で美味しいとまで関連づけてくれる。さまざまな食の謎もわかりやすく解けた。タモリさんでもやらないぞw
読了日:02月09日 著者:巽好幸
ある男 (文春文庫 ひ 19-3)ある男 (文春文庫 ひ 19-3)感想
普通にミステリーでは終わらなかった。さまざまな社会問題を絡めながら奇妙な(微妙な)人々を描く。うーん。
読了日:02月01日 著者:平野 啓一郎




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2023年1月の読書記録

2023-02-01 | 海外ミステリー
読んだ本の数:21
読んだページ数:7291

木挽町のあだ討ち木挽町のあだ討ち感想
木挽町とあると読まねば。帯の『驚愕の真相』という煽りは余計だったが、面白く読んだ。木挽町ならではのあだ討ちでよかった。武士階級の前髪の少年が一人で江戸まで旅することはできるのか?他、重箱の隅をつつくのはやめよう。
読了日:01月30日 著者:永井 紗耶子
愛するよりも愛されたい 令和言葉・奈良弁で訳した万葉集1愛するよりも愛されたい 令和言葉・奈良弁で訳した万葉集1感想
奈良弁というところが気になって読んでみたが、関西風味ちょっと前の若者言葉という感じだった。
読了日:01月29日 著者:佐々木良
赤かぶ検事奮戦記 4 被告人・名無しの権兵衛 (角川文庫 緑 421-15 赤かぶ検事奮戦記 4)赤かぶ検事奮戦記 4 被告人・名無しの権兵衛 (角川文庫 緑 421-15 赤かぶ検事奮戦記 4)感想
古書店で通りすがりに。安定のテイスト。いろいろと法律の穴があるものだと改めて。
読了日:01月29日 著者:和久 峻三
ゴッホの犬と耳とひまわりゴッホの犬と耳とひまわり感想
なんというか凄いものを読んだというか(語彙力) 本筋からともすれば話が逸れていって、でもその逸れた話も興味深いので斜め読みするわけにもいかず、密度の濃いストーリーを一気読みで楽しんだ。逸れた話も無事に回収。ゴッホってあまり好きではないのだが、少々見方が変わりそう。
読了日:01月29日 著者:長野 まゆみ
試験に出ないQED異聞 高田崇史短編集 (講談社文庫)試験に出ないQED異聞 高田崇史短編集 (講談社文庫)感想
読み逃していたのが文庫になったので。タタルさんの初恋などさまざまな(忘れていた)エピソードなど楽しかった。古事記異聞の雅さんのエピソード0も。上手い題名。
読了日:01月28日 著者:高田 崇史
風雲 戦国アンソロジー (講談社文庫)風雲 戦国アンソロジー (講談社文庫)感想
手練れの作家さんたちなのだが、6編全作が面白かったとは言い難いのだが、ま、読了。松永禅定、もっと有名になって(有名にならなくても)大河にならないかなぁ。好きだ。
読了日:01月27日 著者:矢野 隆,木下 昌輝,天野 純希,武川 佑,澤田 瞳子,今村 翔吾
今昔ばけもの奇譚 五代目晴明と五代目頼光、百鬼夜行に挑むこと (ポプラ文庫ピュアフル み 6-6)今昔ばけもの奇譚 五代目晴明と五代目頼光、百鬼夜行に挑むこと (ポプラ文庫ピュアフル み 6-6)感想
シリーズ② 平安時代末期の五代目晴明と五代目頼光の話。舞台が宇治から京都に移り、話も広がった。ばけもの譚がこのくらいの時代から始まった等付帯情報も含めて面白かった。直に武士の時代へと変わる。次作出るかな。
読了日:01月25日 著者:峰守 ひろかず
どろどろのキリスト教 (朝日新書)どろどろのキリスト教 (朝日新書)感想
清涼院 流水さんがなんでキリスト教の本を?という驚きで読んでみた。(実は前著『どろどろの聖書』も積読になっているらしいが見つからず) キリスト教の通史をものすごいスピードでぶっちゃけ感ありありで、世界史関連も含めて面白かった。聖書の方も探してみよう。 余談だが、日本に於ける仏教についてもどなたかこの手の本、書いていただけないかな。
読了日:01月23日 著者:清涼院 流水
せきれいの詩 (幻冬舎時代小説文庫 む 12-2)せきれいの詩 (幻冬舎時代小説文庫 む 12-2)感想
高須四兄弟を知ったのはほんの数年前だが、五人目?どうしてあの明治11年の写真に載っていないのだろうと思いながら読み進み、読了。会津から見た明治維新はよく描かれるが、高須四兄弟の長兄尾張の慶勝の苦悩や、長州がなぜあそこまで会津に過酷だったかなどもよくわかり、よかった。
読了日:01月20日 著者:村木 嵐
警視庁アウトサイダー3 (角川文庫)警視庁アウトサイダー3 (角川文庫)感想
いちおう一山越しましたってとこ。この雑な展開は慣れないので、お付き合いはほどほどに。西島秀俊と濱田岳か。
読了日:01月17日 著者:加藤 実秋
しょったれ半蔵 (小学館文庫 Jや 03-1)しょったれ半蔵 (小学館文庫 Jや 03-1)感想
巷では忍者と言えばの服部半蔵であるが、武士でありたい服部半蔵の若き日を描く。あくまでエンタメ寄りだが、築山殿の件や神君伊賀越えの件等解釈が興味深い。
読了日:01月15日 著者:谷津 矢車
今昔ばけもの奇譚: 五代目晴明と五代目頼光、宇治にて怪事変事に挑むこと (ポプラ文庫ピュアフル み 6-4)今昔ばけもの奇譚: 五代目晴明と五代目頼光、宇治にて怪事変事に挑むこと (ポプラ文庫ピュアフル み 6-4)感想
もっとお手軽YA小説かと思ったが(失礼) けっこう骨があり、おもしろかった。ま、今から見た事件の謎解き&人物像だけれどね。続編は予定していなかったのだろうが出ているらしい。
読了日:01月14日 著者:峰守 ひろかず
警視庁アウトサイダー2 (角川文庫)警視庁アウトサイダー2 (角川文庫)感想
この手の"巨悪"に手を出すには少々力不足だが、②まで辿り着いたのは重畳。このネタは③までらしいので、そこまではとりあえず付き合う。
読了日:01月12日 著者:加藤 実秋
警視庁アウトサイダー (角川文庫)警視庁アウトサイダー (角川文庫)感想
もっと軽いバディものを予想したら、ずいぶんヘビーな物語だった。ちょっと登場人物が多すぎかな。
読了日:01月10日 著者:加藤 実秋
ウィンダム図書館の奇妙な事件 (創元推理文庫)ウィンダム図書館の奇妙な事件 (創元推理文庫)感想
いったいいつの時代の話なのか、どうにも落ち着かず、訳のせいなのかとか思いながら読み進んだが、後半は面白かった。セイヤーズファンの著者がセイヤーズの遺した原稿を共著するために文体や雰囲気を合わせにきている実験作だったのではないかと解説で知りある程度納得。ケンブリッジのとある学寮が舞台なので古くさく感じるのもあるだろう。黄金時代を彷彿とさせる。主人公イモージェンのキャラは好きなので次作が翻訳されれば読むだろう。
読了日:01月09日 著者:ジル・ペイトン・ウォルシュ
ウイルスの暗躍 (下) (竹書房文庫 ろ 1-37)ウイルスの暗躍 (下) (竹書房文庫 ろ 1-37)感想
快調に読了。コンゴというディープアフリカを舞台に新しいウイルスの脅威を描く。ま、愛読者としては物足りないところもあるわけなのだが、もちろん楽しんだ。次作も期待。
読了日:01月07日 著者:ジェームズ・ロリンズ
ウイルスの暗躍 (上) (竹書房文庫 ろ 1-36)ウイルスの暗躍 (上) (竹書房文庫 ろ 1-36)感想
シリーズ16作目。タイムリー過ぎて出版を迷ったようだが、身近にあるウイルスの怖さを含めてサスペンスは秀逸。下巻へ。
読了日:01月07日 著者:ジェームズ・ロリンズ
セドナの幻日 (竹書房文庫 ろ 1-38)セドナの幻日 (竹書房文庫 ろ 1-38)感想
表題作のタッカー&ケイン目当てで。セドナって一時もてはやされたけど、このところどうなのだろう。後の短編3つは、ま、それなりにうまいとは思う。余談になるが、欧米のアンソロジーものが概して面白くないのは力が入りすぎているからだと思ってきたが、著者の弁を知ることができたのは重畳。
読了日:01月06日 著者:ジェームズ・ロリンズ
どこまでも食いついて (創元推理文庫)どこまでも食いついて (創元推理文庫)感想
シリーズ⑤ 快調に読了。タイムリミットがあることを改めて認識。事件の波に追われているようだが、本人の希望はどうなんだろう。
読了日:01月05日 著者:ジャナ・デリオン
木曜殺人クラブ 二度死んだ男 (ハヤカワ・ミステリ)木曜殺人クラブ 二度死んだ男 (ハヤカワ・ミステリ)感想
シリーズ②。登場人物たちの背景も分かってきて①よりずっと読みやすく楽しめた。その活躍は高級引退者用施設という設定をともすれば忘れてやしないかと少々心配になるほど。
読了日:01月04日 著者:リチャード・オスマン
靴に棲む老婆〔新訳版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)靴に棲む老婆〔新訳版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)感想
越前訳でクイーンを読み直す(個人的)シリーズ16作目(たぶん)。読みやすく楽しく読了。2019年に旧版を再読していたので流石に犯人は覚えていた。
読了日:01月02日 著者:エラリイ・クイーン




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