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「クジラの彼」感想

2016年12月17日 11時48分06秒 | 乱読本感想
「クジラの彼」
有川 浩
角川書店(角川グループパブリッシング) 2010年6月23日

2011年02月23日 15:40
★4
漏れ聞く噂にちょっと読むのを躊躇していたが、たまたま寄った書店で目の前に現れた。

もう買うしかないなと・・・そしてソッコー読んでしまった。

思った通り大甘な、甘すぎるストーリーたちだった。

大好きな「空の中」「海の底」の続編やスピンオフストーリー。

かの作品を思い出しながら、彼や彼女のその後を微笑ましく見せてもらった。

まっすぐな愛すべき彼女たちにはそれに相応しい彼との恋の成就が待っていた。

こういう話って、「女子」は好きだと思う。

おばちゃんの私にはちょっと甘すぎたけれど、「女子」の部分で楽しめた。

甘いけれど、胸焼けまでしなかったのは個々の甘さが上質だったからだと思う。

まっ、有川浩の上手さだね。

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