きょうを生きて living in a moment アドラムの洞窟

できることに集中すると美しさが生まれる。

その美しさを感じて息を吸おう。

すべてのとき(瞬間)をしあわせに換える

2016-12-01 06:10:42 | 日記
しあわせにハンディがあると思うかもしれない。



たとえば10人のさまざまな背景のひとが



懐石料理を食べたとする。



みなおなじチャンスだ。


黙々とさまざまな芸を凝らした料理を食べる。



ひとりは美味しいと表現し


ひとりは何もいわない。


ひとりは舌の分析が鋭く、料理の鋭い評価をした。



では、この3人のだれがしあわせだったんだろう?




ひとりの老人は、味もわからからなかったが、



その時間が楽しかったと感じた。



それを何度も繰り返し感じて眠りにつき、



朝目が覚めて


また



楽しかったと感じたのだ。









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2 コメント

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勝手に今年のレポートで (folia)
2016-12-01 22:14:48
今年のはじめに生まれた息子が
いくつかの大きな手術を経て家に
帰ってきました

その手術の後息子の身体の一部が
動かなくなりました

手術前
大学病院の執刀医は言いました
われわれは北陸一のチームだと

手術そのものは成功しましたが
なぜ動かなくなったのか

主人は担当医に説明を求め
執刀医には食らいつきました

大学病院内のリハビリの先生に
診てもらうことになりましたが
驚くことに手術の後
動かなくなったと言う事実は
伝えられていませんでした

「そんなに心配しなくても
動くようになりますよ」と
お気楽に言う医師もいましたが
退院後
思うほど回復しない事が心配になり
他のリハビリ病院に行く事にしました

リハビリ病院に送られた紹介状には
生後から動気が悪いなどと
また誤った情報が書かれていました

整形の先生にも診てもらい
術前の写真や
回復の段階を伝えたところ
先天的な障害ではなく
術後のケアに問題があった可能性が
高いと診断してもらえました
大学病院にいくらでも
言ってあげますとも
言ってくださいました

怪我の回復のためのリハビリと
生まれつき未発達な機能を育てるリハビリと

治療のみたても違えば
心構えも違うって
思うのが普通だと
私は思うのですが

知りたかったのは
息子の身体に何が起きたのか
これからどう対処するのが
息子にベストかそれです
大学病院の
責任逃れか
深刻に捉えない態度か
わかりませんが
時間のロスです
息子の成長の時期を
大切に思われていないと
感じました






わたしは
息子が生きられるのか
わからなかった
生まれて間もない頃
「この子は大丈夫」
「あなたは大丈夫」
と思い 伝えることが
息子に対して
一番失礼のないことだと
いろいろ考えた末に
思いました

大学病院のスタッフに
求めた事は
命に対する誠意でした
私の目から見て
赤ちゃんを
雑に扱う看護師が
多かった

最先端の医療イコール
赤ちゃんの幸せを
考えたものではない


息子の身体が損傷したのは
術後のICUでの期間です
3週間近くの間

あばれて
点滴を外さないための
抑制は必要でしたが
その抑制姿勢が悪かった



2才の誕生日前に亡くなった
同室の子は
そのICUに3ヶ月間も
抑制されたそうです


リハビリの先生も
あの環境は可哀想だったと
いっていました
命あっての発育
でも発育を無視した
拷問のような環境に
苦しみだけを
赤ちゃんに強いている


その子が亡くなった日
その子のお父さんの
「よく生きた」
という声が
聞こえました

面会でよくすれ違う先輩お父さん
でしたが
重症の様子にわたしは
挨拶を交わすことは
出来ませんでした

お子さんが亡くなった日
わたしに何か言いたげに
部屋を出ていかれたのが
記憶に残っています


判断はその家庭で
違いますが

限られた命に対する誠意

私たちだったらどうしただろうと
今も考えます

息子の入院中
息子が痛みや恐怖に耐えている時
私は無力感でいっぱいでした
私の知らない間にも
たくさんの痛い処置をされている
と思うと
家に帰り
お兄ちゃん達との楽しい時間も
気が気ではなかった

面会に行き
両手両足に20箇所以上の
点滴のルート確保に
失敗した跡があった朝は
息子を腕にそっと置き
夜中に壮絶な戦いをした
息子を思い
ただ動かず何時間も
いました

いつまで続くのか
このまま退院出来ないまま
痛みに耐えかねて死んで
しまうんじゃないか

わたしは
できる限り
採血や点滴 胃管の処置
息子が泣いて暴れる処置に
立ち合わせて欲しいと
担当医にお願いし
その処置の間
頭をさすったり
しました

そして息子をよく観察し
小さな事でも
痛みや苦痛を改善する
術がないか考え
医師に提案し
医師は可能な限り
希望を叶えてくれました
そして無理なときは
説明をきちんとして
くれました

そうしていくと
今まであった
大きな無力感は感じなく
なりました
これは大きな経験でした



息子は
難しくて覚えきれないくらい
たくさん病気を
持って生まれて来ました


成長とともに
ないものを補っていく能力が
人間には備わっていることを
もちろん信じていますが

赤ちゃんの時に受けた
無数の痛みや恐怖の後遺症が
出てこないわけがないとも
思っています

赤ちゃんなめんなよです

春にはまた手術が必要です
赤ちゃんに優しい病院を
探します

自分ができる限りのことをして
はじめて

「あなたは大丈夫」

と言えると思います。









Re:勝手に今年のレポートで (bereshit007)
2016-12-01 22:53:53
息子さんの手を握り

ただそれだけで伝わるものがあると思います。

強い意志を持って決してあきらめず

強く

強く

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