きょうを生きて living in a moment

毎日 死ぬ直前までひとは生きている。

どうせ死んでおわる人生なら

本当に本気で生きてゆきたい。

生くみち 逝くみち

2016-05-31 07:21:40 | 日記
アダムとエバの伝説のある

ほら穴の


すぐそばに不気味な同穴がある







この島の人は


おそらく女性の産道をこの洞窟と重ねて


イメージしたのだろう。


この島の人は生まれるときこの穴を


とおって島に入ってきて生まれ


死んだらこの穴をとおって魂は島をでてゆくと


信じられていた。







不気味な洞窟だ。


わたしはなかに一人で降りていった。


洞窟の中で誰かにまるで囚われているように



息苦しく


重たい気持ちになった。







まるで産道に閉じ込められたような気分だ。



すべての時間が停止したかのように感じた

































わたしは洞窟をでた。


足を激しく捻挫したのは


その次の日だった。



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沖縄版 アダムとイブ伝説のある島

2016-05-29 17:17:20 | 日記



あまりにも美しい海






















この小さな穴にふたりが暮らしていたようだ。



なんの案内も看板もない







なかに入ってみた























あまりにも美しい


アダムとイブの洞穴のまわりの海









おや


この島は岩まで








ハートがでてるではないか。













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社会的な弱者になる

2016-05-29 10:19:13 | 日記
知らない土地で足がだめになった場合

いろいろなものが必要だ。

松葉杖

サンダル

意外と役に立つのがスーパーの

買い物カートだ。


これをスーパーで借りて重宝した。


飛行機にのるとき脚を引きずっていたのだが


軽い気持ちでANAに車椅子をお願いできますか?


とチェックインできいてみた。



すると長時間打ち込んでいたが素晴らしい


展開になった。


自分で孤独に車輪を廻すつもりだったのが


美しい客室アテンダントが2人がかりできて


わたしの車椅子を満面の笑みを浮かべて


押してくれるではないか。


そうだ。


車椅子専用トイレにもいってみよう。


トイレにはいり


内側からドアを閉めるのに難儀をしていたら


美しい女性が近づきわたしが閉めてあげましょう


と外側のボタンを押して閉めてくれたではないか。



車椅子に乗っただけでどうしてひとはこんなに


わたしに優しくなれるのだろう。


そう思いながら大のほうにズボンをおろして


かがんでいると


いきなりおばさんが外側のボタンを押して


トイレのドアを開け


かがんでいるわたしを見て


ぎゃ~と慌ててにげていった。


そうか。


外側からしめたら外側からあくんだ。


車椅子は金属探知機にかかるため


その後男性が異様に丹念に身体のあちこちを


そーっと触れて怪しいものがないかチェックして


いった。


そしてひこにはいるときに驚いた。


プレミアムメンバーより先に呼ばれ


男の人が車椅子ごと滑走路に連れてきて


トラックのような冷凍車両みたいな


車椅子専用車両をわたしだけのために


迎えにきたのだ。













これがその特殊車両の内部だ。


さらに驚いたことに


飛行機のそばにとめたかとおもうと


車両ごとエレベーターみたいに上昇して


飛行機の反対のふだんしまっている


出口に近づくではないか。


わたしは車椅子に乗ったま


足の痛さも忘れ興奮に満ちた。






2人がかりでわたしを助けてくれる


なんとありがたいんだ。


無理をしながらあしを引きずっていたとき


だれもわたしを助けようとしなかった。



ところが、正規に車椅子に乗るという


社会的な弱者の立場を明確にしたとき


この社会はいっせいにわたしを助けるために


動き始めたのだ。


















こうして特殊な入り口からわたしだけのために


開いて飛行機にいれてくれたのだ。


飛行機のなかに入ると


客室アテンダントが私の肩に手をかけてください


といわれおそるおそる支えになってもらい


一番前のいちばんいい席に案内してくれた。


しばらくして一般客が入ってきた。


飛行機が着陸すると健常者の屈強な男たちが


われ先に降りようと横に列をなしているとき


わたしはゆったりと構えて


この後に自分に生じることを知って


優越感に浸っていた。


みなが降りたあと2人の客室アテンダントが


わたしの車椅子をラゲッジクレームまで連れてゆき


なんと駐車場まで荷物もはこんでくれた。


こうしたすべてがノーチャージで自発的に


助けてくれたのだ。


わたしはこの社会の弱者を助ける姿勢に


本当に感動した。


車椅子に乗るだけでみんながわたしに微笑んで


自分の力をわたしにくれたのだ。



わたしはもう


強がって生きてゆくのをやめようとおもった。


できないことははっきりできないことを


認めて生きてゆくのだ。



ゆっくりと足をなおしてゆくことにしよう。







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呑気なお医者さん 2回目の診察

2016-05-26 06:21:51 | 日記
沖縄を出る前に

もう一度 呑気な先生を訪ねた。

病院に着くと

覚えてくれて華やいだ。


相変わらず椅子に包まれるように


その小さな先生はすわり


軽く診察して


電気治療を受けるか?




いたいのですか?


とわたし


いや ちっとも痛くないと

笑いながら安心させ


全く医者というものは切るだ貼るだのことばを


出して とんでもない輩だ!


とじぶんが医者という身分を忘れて


医者を非難し始めてゆくではないか。


わたしはこの小さな先生が患者にまったく威圧感を与えないで

物事をすすめてゆく姿に感動した。


まったく患者の視線に立っている。


電気治療室にはいるとさまざまな沖縄の人が


黙って治療を受けていた。


わたしは知ったばかりのことば


ちむぐくるについてはなしはじめた。


ところが若い看護師はだれもしらなかった。


ひとりは7カ月前に大阪から沖縄にはたらきに


来たことを明かした。


沖縄はいま看護師がたりない事情があるらしい。



するとうつ伏せに短い髪を垂らして


無言で両手を前に垂らした太めの50近い女性が


ガバッと顔をあげ


ちむぐくる


じいちゃんからずっと聞いていた


と懐かしそうに話し始めた。


無言の電気治療室がひとつになっていった。



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呑気な沖縄のお医者さん

2016-05-24 11:47:37 | 日記
浦添市の病院に脚を引きずりながら


かけこんだ。


診察室に入ると身長150センチ弱の


医者が手持ちぶたさに短い脚をぶらぶらさせて


捻挫した脚をみないで開口一番


あんた 背が高いね~。


いや 背 じゃなくて 脚なんだけどと


おもいながら 話は容赦しない。


190センチあるの~?


いやそれほどにはありません。

濃い顔の男は腑に落ちない顔で


こちらを見返す。

どんな乗り物から事故したか


ということでセグウェイのマシーンについて話すと


沖縄でまだそのマシーンはみないと


看護婦さんとそちらの話で大いに盛り上がり


怪我したわたしはまったく放置されるという


なんとも呑気な時間が流れてゆく。


これが沖縄の時間なんだ。



全く脚の状態には触れないで


いきなりレントゲンをとるという。


そして骨も折れてなく


ひびもなく


アキレス腱もきれてないことがわかり、


ロキソニンと湿布を処方される。



薬をまっていたら


先ほどの看護婦さんが面白くて仕方ない


感じでわたしに話しかけてくる。


これから昼を食べにゆくようだ。


そしてあろうことか

となりに座っていた看護婦さんに


お大事に~っていって病院をでた。


となりの看護婦さんは驚きながら


あの人間違えて患者のわたしでなく


看護婦さんにお大事に~っていったと笑い出す。


なんとも呑気な沖縄の病院


お医者さんも看護婦さんも呑気だ。


おかげでかなり重要な事故をしたじぶんが



たいしたことのないようにおもえてきたのだ。



お医者さんに本気で治す気迫が全くなく


それになんとく安心してしまうのだ。












わたしはウイークリーマンションの宿に戻り



けんけんしながら


生き延びるため島らっきょうを漬けた。



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