デトロイトで生まれたギターのDeniz Tekが、オーストラリアにストゥージーズやMC5のエッセンスを持ち帰り結成したRadio Birdmanの1stアルバム。
曲の並びを変えた再発と違うオリジナルのストレート・アナログ・リイシュー。
1曲目に配置されたストゥージーズのT.V.Eyeの強烈なカヴァーで何も感じないロック者はいないと思う。
セインツと並びオーストラリアのパンク・バンドと言われ、このアルバムも77年にレコーディングされてるけど、当時のオリジナル・パンク・バンドとは明らかに質感は違う。
これに収録されたカヴァーはストゥージーズだけど、どちらかといえばMC5の伝統を受け継いだ直系バンドだと思う。
聴く時はもちろん大音量で。
Play Loud!