Easy Actionシリーズその2です。
Easy Actionから宝石箱のようなボックスがリリースされているNikki SuddenのJacobitesでの相棒、Dave Kusworthの1996年にリリースされたソロ・アルバムのリイシュー。
Jacobitesにも参加していたGrenn Tranterを相棒に、ドールズやストーンズの影響をベースにヨーロッパの陰を感じさせるロックンロールを聴かせてくれる。
同じ影響を受けたであろうハノイ・ロックスの真反対、裏側に位置する音かなと。
Easy Actionのリイシューは2枚目のCDにライブ音源を収録するパターンが多いのだけど、今回も例によってたっぷり17曲入りのライブ音源が収録されている。
ただし今回はいつものブートまがいの音質の音源でなく、しっかりした録音のもの。
以前にDave Kusworth & Grenn Tranterの名義でリリースされていたもののようで、二人によるアコースティック・デュオでのライブ。
こちらも聴き応えたっぷりで内容も素晴らしい。
Princess Thousand Beautyにはボーナス・トラックでSympathy For the Devil、ライブにはDead Flowersとどちらにもストーンズのカヴァーが収録されている。