今日は、母の日ですね。先日 次女から花が送られてきましたが、他の3人からは音沙汰なしです。まあそれもいいのですが、
昨日 電話で嫁さんと長男が電話で話していましたのを傍で聞いていると 明日何の日か知ってる?って聞いていたようだがはあっ? なんだっけといった感じで全くの反応でした。
ponanzaは、今回も快進撃を続けて3400を超えています。
そのなかで気になる棋譜をピックアップして紹介します。 コンピューターが横歩取り△4五角にどう対処するかという興味深い一戦です。
▲+Cさん(3073) △ponanza(3408) の一戦です。
この将棋は、先手が横歩を取らずに▲1六歩と突いたため 後手のponanzaが横歩を取りました。そこから▲6五角と打ったところです。(1図)(実質先手番の▲6五角戦法といったところでしょうか)
普通は、△8六飛といったん▲8七歩と使わせたほうが若干得と思われているのですがponanzaは、ここで△3三角と打ちました。
いか定跡通り▲2二飛成△同角▲7六角△9九角成▲7七桂△7四香▲7五歩△同香▲8五角 (2図)とすすみます。
この▲8五角で▲8五飛と打つ手も有力ですが この▲8五角のほうが多いように思います。 ここでどう指すかが注目されるところですが ponanzaは、△7七馬を選びました。こうなると一直線に▲同金△8九飛▲6三角成△7九飛成▲4八王△5二銀(3図)と展開
ここは、迷いどころですが先手は、▲2四角として△4二桂と持ち駒を使わせてから▲8一馬と取ります。 以下△7七香成▲7二銀(4図)と進みます。
先手は▲8二馬と取りたいのですが△8八竜で抜かれるので▲7二銀のしがみつきは仕方の無いところだと思います。
ここで△8八竜として▲5八桂と使わせ△6二金と逃げます。
先手は、秒読みがせまるので指す手が焦らされますが、▲6五飛と打ちましたが△6一歩とがっちり受けられ手がありません。
そこで▲4六角と引きますがponanzaは、プレッシャーをかける△6八成香と迫ります。(5図)
ここで秒読みされたらたまりませんねえ。後手からは△5九金とかわかりやすい手が残ってますので。
以下8手で先手投了です。 ▲8三歩△同銀▲7一銀不成△7四銀▲6二飛成△同歩▲7三角成△6一金・・・まで58手でponanzaの勝ち(6図)
この将棋 どこが悪かったんでしょうね。 ponanzaの△7七馬から△8九飛でいいとなれば、また対策を考えなかればなりませんがいろいろな手があるものですね。
もっともponanzaが強すぎてほかの手を指しても勝つとは思いますが。
これを嫌って△7七馬ですか。確かにこのほうがよさそうですね。
今回ストレートに△7七馬とされたあと先手にはっきりよくなる手が見えにくいですよね。
実戦は、△7四銀と飛車と馬の両取りになって慌てたという感じでしたが。