バビル3世ブログ(将棋、書籍他) 

最近では、将棋ネタが多く特に詰将棋ネタが多いですね。
まあいろいろ書きたいんですけどね。

木下晃さんの詰将棋

2014-11-28 17:22:47 | 将棋

部屋を整理していたら木下晃さんの詰将棋小冊子がでてきた。

木下さんというと関西の棋士であるが調べてみると引退直前に7段に昇段されて、2010年に亡くなられていた。お悔やみ申し上げます。

あまりたくさん見たことがなかったが中身を確認してみるとなかなか好作が多い。

2008年にのUntidy Bookshelvesさんのブログでも紹介されていました。

かぶらないようにいくつかご紹介します。

まずは、この図。

解説をみると関西の他の棋士に見せたらちょっと首をかしげて考えていたが剣持さんは、一目で見破ったとあり。挑戦あれ

なかなか 難しいようにおもいます。年賀状用に創ったが4桂(しけい)という感じなのであまりめでたくないので採用しなかったとか。

つぎの問題は、奨励会時代に創ったという作品だそうです。

まずは、21飛成あたりから読んでしまいますがそれはだめなことはすぐ気がつきます。

ちょっと遊びで改悪してみました。駒をたくさん置くのはいい感じもしないし手順もいまいち。

風太郎さんがアレンジするともっとスマートに下図のようななります。

 

ついでにもう一題

これも形がいい。ヒントはじゃま駒消去

ちょっと手を延ばそうとすれば下図(参考図)になるが

これも改悪だなあ。

これをいじっているとき 別の筋が浮かんだので詰めパラアプリに投稿することにしました。

----追加

風太郎さんが形アレンジするとこんな感じなります。これは34の地点のジャマ駒消去関係なく初形をモットーとした17手アレンジです。

手順は、同じ筋です。

 

 

 

 

 

 


ちょっと手ごわい中田章道さんの詰将棋

2014-11-26 20:56:57 | 将棋

今日は、孫の宮参り。2か月ちょっと経ちました。あいにくの天気でしたが何とか無事終了。

それと娘婿も昨日一人で車運転してハローワークに行ってきて、今日面接し 明日から仕事という急展開。言葉ろくにわからないのにさすが若さですねえ。地元の梅屋さんで働くことになりました。ワーキングホリデイで他の外国の方も働いているようなので違和感はないようです。

さてどうなることやら。

 

先日の日曜日に図書館に行く途中に知人がやっている毎日新聞の集配所があるのですが、その知人が詰将棋を解くのが非常に早い。もっとも元和歌山県名人なので当然といえば当然なのですが。(それにしても私はあかんなあ)

その知人が中田章道さんの小冊子(将棋世界付録)を持っていて、いくつかマークがついている。そのマークのついているの難しいんだというので見てみると。うーん すぐには詰まないので持ち帰ることにした。

まずこの問題 これはあとから中田章道さんの単行本に詰将棋集にも掲載されていた。

短手数(13手)だがなかなか手ごわい。10分以上は、かかったと思う。もう少しかかったがはっきり覚えていない。 解いてみてなるほどである。

 

次に2重丸がついていたのでさらに難しいのだろう

うん? 44銀成が筋ですぐ詰みそうに見えたがところがどっこい。なるほど手ごわいこれも相当手こずった。やはり知人がてこずるのはこちらも同様である。挑戦あれ

ヒントをだします。9手詰み。こんなに簡単なんですよ。

あとからメールが来て、いま週刊将棋に載っているこの問題も面白いからやってみなさいということで掲載します。

これはまだ 先の2つよりはましだ。 13手詰み

中田章道さんのイメージは、トリッキーな詰将棋というイメージがあったがなかなかほねのおれるにも多い。ただ勝浦さんと同様手馴れているという感じを強く受けた。


頑張れ宮本広志4段かみとんだ将棋大会

2014-11-24 19:46:00 | 将棋

表題のとおり比較的ローカルな将棋大会に参加しました。

和歌山県の上富田町(かみとんだちょう)が出身の宮本新4段を応援するという意味での将棋大会が新4段をお迎えして地元で行われました。

今日は、大阪で職団戦があるので、和歌山の強豪の数名がそちらに行ってますので、優勝を狙うにはチャンスが多い大会です。

宮本新四段 順位戦で苦戦してますが、直近 永瀬さんに勝ち 巻き返しの第一歩を踏み出しました。まあ 好青年といったところでしょうか。

知らない人も多かったので、知っている強豪を見てみると濱脇さん、佐藤裕さん、新井さん、それに中学生の森山君と尾谷君あたりか? 串本から久しぶりに西さんが参加されていた、過去アマ竜王戦の和歌山大会の決勝までいったことのある人なので、今後参加されることを望みたいですね。

今日は、家族の帰りにどうせ早く帰ってくるのならスシローで持ち帰りすし買って帰ってといわれましたが 最後まで残ってしまったので、帰り立ち寄ると人があふれていたのであきらめました。まあでも優勝賞金の¥10000は、ちょっとしたこずかいになりました。

なお2位は、¥7000 3位は¥5000という金額で、 3位決定戦もばかになりません。佐藤裕さんと尾谷君の対戦で佐藤裕さんが勝ち 3位になりました。

 

何局かざっと振り返ります。不思議なことにいままで和歌山の大会で横歩取りの戦形になったことがほとんどないのですが、今日は5局中4局が横歩取りになりました。もっとも私は、先手側(横歩を取るほう)ばかりですが。

 

予選は、2連勝で通過した1回戦が不戦勝でトーナメント2回戦で、Tさんとの対戦。

先手▲私 後手△Tさん

△7七桂成と桂馬を取った手に対して▲同王としたところ

ここで後手のTさんが急いで△6五桂と打ってきたので、▲7六王△2五歩(悪手)▲3六飛△5七桂成▲5八歩と進んだところで後手が長考。

あれっ△5四飛▲5七歩△同飛成とまで進めると思っていたのになかなか指しません。そして長考後△7三銀ときました。

そこで初めて気がつきました。△同飛成のあと▲5六歩と蓋をする手があるんだ。

対局後そういう話でしたが、実際そう指せたかは、不明です(笑)

そんなわけで桂得を果たしリードしましたがあいかわらずの実戦不足でよれよれのゴール。

 

そしてベスト4の戦いが中学生のO君。大変厳しい戦いになりました。

先手▲私 後手△O君

△5五歩としかけてきたところ

この形は、経験上先手互角にやれると思ってましたが端歩の関係でちょっと先手手が遅れている感じもします。(実際そこが問題だった、完全に手が遅れている)

 

ここから手筋とおりの展開、▲同歩△4六歩▲同歩△5五銀▲2四歩△同歩▲3五歩△4六銀▲3四歩△5五角(次図)

ここまでは、読み筋通り。ここで▲5六銀△5七銀成▲5五銀△6七成銀▲8六角△4九飛成▲5九歩(参考図)のコースがいいのか考えていましたがあまりよくも思えないので

結局▲5六銀でなく▲2四飛を選びましたが△2二歩と受けてくれるはずもなく △5七銀成▲同金△4八飛成▲6七金△2二歩(次図)

と指され先手あきらかに不利

この後もうまく指され必敗形でしたが最後でうっちゃって勝ちましたが、とても勝ちとは言えない内容。この戦形もうちょっと工夫しないといけないなあ。

そして決勝は、予選でも当たったお医者さんのAさん。

初戦と全く同形で進む。

最近 村田さんの本で▲1六歩と一手様子を見る手が紹介されていましたので今日はこの手を使いまくりました。(3局)

その後下図のようにAさんの攻め私の受けという感じでこれまたリードしながらよれよれでなんとかゴールというちょっと情けない内容。終盤が甘い。こんな調子では、和歌山市の強豪にはだめだろうなと思いました。

 

ちょっと詰将棋の話題

昨日詰めパラアプリでなかなかいい詰将棋であいました。最近あっぷされた問題。

(NO.4809)LV18

次の作品

素晴らしい収束でした。

難しいと思わる方は、10手進んだ次図をまず詰ましてみてください。

上図でも個人的な盲点で不詰感がただよい ちょっと苦労しました。

まあここからでも19手かかります。

 

 

 


阿久津VS広瀬戦 (新聞社による観戦記の違い)

2014-11-23 11:20:34 | 将棋

昨晩 長野県を中心とする大きな地震がありましたが謹んでお見舞い申し上げます。

白馬村が映像に映っていますが、若いときに山登りや仕事で何回か足を運んだところ。これ以上被害が多くないようでありますように。

 

我が家は、毎日新聞を購読している。名人戦、順位戦が見れるのが一番の理由。

ずっと昔は、朝日だった。毎日に名人戦が移行してから毎日を購読している。

今期の順位戦 阿久津8段と広瀬8段を応援しているが広瀬さんは好調だが阿久津さんはいまのところ5連敗と大苦戦。なんとか立ち直ってもらいたい。

 

その応援している二人の直接対決 

棋譜データベースは、これ です。

 

阿久津8段リードで終盤を迎えていたが、疑問手から広瀬8段に好手(85歩)が出て後手勝ちになったと思われる局面。

毎日新聞の関浩さんの観戦記で、ここで後手勝勢で以下 ▲79桂に△65桂が天使の跳躍で先手阿久津8段がが投了という感じで解説されて納得していました。

 

ところが今日 たまたま図書館にいって朝日新聞を見ていたら この阿久津8段VS広瀬8段の最終譜がちょうど載っていた。観戦記は、(青)さん青山さんかな?

それによると後日阿久津8段は、ここで22銀、24王、36桂、同金、25歩、同王、45飛、35歩、86金とするとこれが詰め余逃れの詰めろになって難解な局面ではないかと気がつき 広瀬8段に伝えたということが載っていた。(下図)

確かにこれは、まだ難解で△34銀とでもうけるのだろうか? 熱戦が続いていたように思う。

となれば直前の▲79桂が敗着ということになる。

こういう 非常に大事なところは、検討を加えてちゃんと対局者に確認して伝えてほしいものだと思った。

このところ いろいろ大変な朝日だがこの件に関しては、朝日の勝ちと思う。(笑)

本当は、いろいろ比べてみると論点もちがうだろうし面白いのだが。 観戦記者の腕といったところか。

観戦記でいえば 和歌山出身の上地くんも書かれているので 個人的には応援しています。

 


電光石火の詰み 関屋喜代作七段 7手詰み集

2014-11-22 17:45:27 | 将棋

昨日の竜王戦第4局 最終盤であっという間に体が入れ替わりました。やはり時間がないとこういうことが起こるのですね。

これで後がなくなった森内竜王。踏ん張れるかですね。いまひとつ調子が出ていないみたいです。

 

ここのところ 和歌山は週末知事選。そしてそのあと 国政選挙と選挙が続きます。じつは、選挙があると仕事が暇になるのです。

選挙期間は、放送機のメンテができないという事由で。というわけで暇な日々を送っています。

詰めパラアプリの詰将棋適当に詰ましていると感覚がよくなるのは、確かです。これ結構いい訓練になります。

投稿の方もしてますのでチャレンジしてみてください。自分の問題でもなかなかタイムランキング1位になれないのは、すごい猛者が多いんですよこのスマホ詰パラは。

(まあ 1回だけ向きになって1位を取ったが普通に自分の問題をすらすらといても1位どころか一桁がやっと)

 

今日は、倉庫を整理していたら昔の詰将棋の付録が出てきたので、ちょっとご紹介。

関屋喜代作七段の電光石火の詰み 平成10年11月号将棋世界付録です。

オール7手詰みで、そんなにマニアックな詰将棋でもなくどちらかというと手筋ものなのですいすい解けるのが多い。

ちょっとご紹介。

まずは、1問目 まあ最初に来るのは、ちょっとした会心作を持ってくるはず。

うーん確かに7手詰みとしては、いい感じ。

次図の参考図のように守備を強化しても同じ詰み手順ですが、やはりオリジナルのほうがまぎれがある感じですかね。

電光石火の詰みを検索してみると2007年に書かれた他の人のブログ(たかはしさん)をみると次の作品にちょっと手こずったとありました。

これは、私も第一感の手ではつまずその次の手で詰んだので1分以上はかかっているはず。

第一感は、21金、23王、13飛成、同王、31角、23王、22角成 だけど2手目33王で全然詰まない。

それじゃ香車取るしかないかとなって詰んだ次第。

この詰将棋 2手なら簡単に延ばせますね。(参考図)

7手詰みというのは、やはり1手は、好手が入りますがビシビシビシと連続好手で締めくくるのはなかなか難しい。

個人的にこの問題集で一番時間がかかったのは、次の問題。まあそれでもそんなにたくさんはかかってないと思いますけど

他の問題が比較的駒数が少なくてスマートなのにこの問題だけ少しこんなにごちゃごちゃしている。


詰テク入門109 小林健二八段著

2014-11-19 12:25:03 | 将棋

ヤフオクでたまたま詰将棋の本に入札したらそのまま落札できました。

その本が詰テク入門109です。

レビュー解説 によれば普通の詰将棋とのこと。

普通の詰将棋って?というので入手した次第。

確かに5手~13手なのですいすい詰む、普通の難易度の詰将棋。上記のレビュー解説は的を得てます。

そこでこのなかで記憶にいくつかをご紹介。

まずこれ

この詰将棋どこかで見たことがあるのだが思い出せない。確か自分でもブログで取り上げたような気もするが思い出せない。

これで何か創ろうと思ったがあまりに狭すぎて思いつかない。せいぜい23銀にして桂馬を手駒に増やすぐらいか。

++思い出した

これやった。なんや今年の4月の記事だった。

 

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と書いたら風太郎さんからこの図からのサンプル作品を送ってくれましたので掲載します。

11手詰め。初手が狙いの手。

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---再追加---

そしたら今度はこの収束を使った ちょっと引きそうなほどの持ち駒のアレンジ作を三輪さんが送ってくれました。

普通は、こういうのは 11飛、同王、13香というのが筋ですが飛車を残しておかないとこの収束は使えません。

というわけで 14香、同飛、11金、同王(13王だと35角がある)、13香、同飛・・・・以下19手詰み

17手目 いったん21角成を利かして23王に再度32馬~11飛としても詰みだがこれはルール上大丈夫(余詰め)なのかな?最短で詰ますというルールでは、OKなので、21角~32馬が余計な迂回になるのかな。

オリジナルの小林作も同じですし。

あと 補足は、三輪さんがコメントでしてくれていますのでご参考に

 

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大体1分以内で詰むのだが1分以上かかるのもでてくる。

そのひとつがこれ

難しくはないのだが手が広かったため読む量が増えた。まあでも多くの人は簡単に詰むはず。

 

そしてこれは、ちょっといじりたくなった作品。

これは大体マニアは、一目で詰むと思うがもうちょっと逆算して

まあ単に延ばしただけなので面白くもなんともないが

 

最後にちょっと筋が面白かったのが

この筋は、使えそうなのでアレンジしてスマホ詰めパラに投稿することにしました。

もし採用されればこの詰将棋やってれば参考になるはず。(合いごま問題なのですが)

 

 


スマホ詰めパラ ブックマークその3 収束好局編

2014-11-14 13:26:34 | 将棋

昨日、今日とめっきり寒くなりました。 明日からは少し緩むようですが。

この時期になるとパラパラと喪中のはがきが届きだす。そうかもうちょっとしたら年賀状の用意だな。

書店でも年賀状の本が並びだした。 よく見るとソフト付きで¥450とかそんな値段で売られている。

これじゃ年賀状ソフトもとても儲からないだろうな。 今年メインにしたPCには、年賀状ソフトがなかったのでこれを導入することにした。

十分これで使える。以前の住所録(筆ぐるめ)を壊れたPCから引っ張り出してくるのにちょっと手間取ったがなんとかセーフ。

 

引き続きスマホ詰めパラの話題。今回は収束が印象に残った作品をいくつか。

まずは、次の作品 

パスワインだーさんは、いつも難しいのを創られているがこれもよくできている。

正解は、さておいといてこれの収束部分に注目 エッセンス(ほぼそのまま)を取り出した。(一部変更してます)

途中から変化手順もなかなか好手順なので、下記の2つの短編がそのままできます。

2つとも詰ましてみてください。オリジナルが詰ますうえでの必須条件です。

どちらもすっきり収束で、エッセンスAが変化手順 エッセンスBが本手順となります。

 

次の作品は、

この作品 上が相当厚いのにも理由があります。(上図のオリジナル 44歩がなんでいるのか私にはわからない)

途中の妙手に少し時間がかかってしまいました。この妙手を取り上げたいと思います。

この作品をわかりやすくハイライトだけを取り上げると下図の感じか。 オリジナルより相当狙いの手が発見しやすくしましたがいかがだろうか?

最後にもう一問

これは35手詰みの大作。頭の中だけで動かすのがややこしくなってきたので少しだけ動かしてから考えた(スマホアプリは正解の対応をしてくれるので)

 

この収束もきれいでしたのでその収束部分をご紹介(一部不要部分を削除しています)

ここからでも19手あるがうまく収束できるので感心。(マニアには既成手順かもしれないが)

---追加

上図のエッセンは、エッセンスの間違い(笑)

上図をさらに手を加えた図を三輪さんが送ってくれたので、掲載します。

すいすい捌けていきますが捨てる順番を間違わないように。それでも25手もかかります。コメントでもあるように23→22→21という順に銀が動きます。

 

 

 

 


スマホ詰めパラ ブックマークその2

2014-11-11 15:00:34 | 将棋

今日は、ぽかぽか陽気の秋日和。

少し仕事ものんびりムード。明日からは、新宮市に1泊2日の出張です。宿泊先はネットバリバリのところなので タブレットもっていってスマホ詰めパラ詰ますことにしたいと思います。

前回に続いて好作を2つと 自作でちょっと感じた感心した出来事をご紹介。

 

まずは、小品(ただし 私は苦労したようで手元の記録で163秒もかかっている)

簡単なのだけどうまくできている。詰ましてみれば意味がわかります。

7手詰み

 

次は、この形からすいすい流れるように収束できるのがきれいです。

手元の記録では、47秒かかっています。

 

そして最近登録された自作(4作目)

管理人さんのつけたタイトルが ”3人のうち主役は2人”

実は、登録された3作目 答えを知っているにもかかわらずタイムランキング 3位だった。

これが(上図)登録されたとき 今度は作者自身が1位を取るぞと意気込んで見事 1位。17秒

まあ答え知っているんで威張れないのですが、驚いたのはそのあとで

同率の17秒にもう一人 いる。そして 18秒にも一人いる。なんてこった。

この問題 そんなに簡単じゃないと思うけど この秒数だと見た瞬間 詰んでいるような人が2人もいることにとても感心。

他の問題で タイムランキング2桁はまま あるがベスト10入りしないわけがわかった。

すごいやからがたくさんいるサイトに脱帽である。


スマホ詰めパラ ブックマーク (自分的好作選)

2014-11-10 18:38:41 | 将棋

今日は、深夜作業の朝帰りです。高野山は気温9度くらいと和歌山にしては非常に寒かった。一転して今日はぽかぽか陽気だが。

 

スマホ詰めパラ 3000題以上解きました。ときにお手付きあるし レベルの低い順便に解いているので大きなことは言えないが詰レベルも46に上がった。

まあでも時に悩まされたり非常に感心したりする作品に出合い 感動することもある。今日も3つほどご紹介

 

まず変わったハンドルネームの天才の千駄ヶ谷の星さんの作品

この作品 収束部分がちょっと個人的な盲点で苦労した。

その収束部分だけのエッセンスを取り出して作図すると下図のようになる。

ちょっとした新聞向けにはこれくらいの図がいいのかもしれない。

次に感心したのがこの簡素図

これで17手詰め

えっ?3手目13歩じゃない なーるど。 王方23の歩が桂なら平凡な13手詰だが。

 

最後は、妙手連発 私 1回お手付きの3分半くらいかかった。

作者は有名なkazemidoriさん

手数は、11手と短いが最後までビシビシという作品。ひとつのゆるみもない好作。

これはスマホ好作選の21番とのこと 私のブックマークにも載っていましたが気がつきませんでした。(スマホ好作選 すべてトライしたわけではなかったので)

これは是非挑戦してみてください。


スマホ詰めパラ好作選 

2014-11-08 18:42:12 | 将棋

前回コメントをいただいたので、今回 スマホ詰めパラ好作選を取り上げたいと思います。(最初 傑作選と間違えていましたすいません)

こういうのが無料でダウンロードできるというのがすごいです。

ダウンロードは、ここから

私も今週 ネット環境のない出張があった際 宿泊先でこのスマホ詰めパラ傑作選を見ていました。

(ネット環境がないと詰めパラアプリも動作しないので)

 

まだ全部目を通したわけではないのですが いくつか目に留まったのをご紹介。

(基本 個人的な好みは簡素形では軽快、そしてあまり持ち駒の多くないの(笑))

まずは、このサイトでもときどきコメントをくださるEOGさんの作品

ものすごくシンプルだが中合いもでてくるすっきりとした作品。

これをほんの少しだけ(狙い筋は同じ)アレンジ(多分改悪)してみました。

 

 

つぎも感心した作品

銀う動きと馬の使い方が絶妙。こういう狭い中でごちゃごちゃしているうちに見事に仕上げる。なるほど44香車の位置が絶妙なんだ。

これはうまくまとまっていたのでちょっとだけアレンジ。

狙いも大幅ダウングレードの基本形の作品なのでご勘弁

もしかしたら多数こういうのがあるんでしょうね。(初級者用作品)

そしてもうひとつ 打ち歩詰め回避の手筋の作品

狙いは5手目なのでその前にちょっと味付けがみられます。

これもちょっとアレンジ まあこれもまた改悪になると思いますが

ヒント 初手 非限定

----追加

三輪さんからの課題がありましたので、一応その回答を掲載します。

<収束12歩成、同銀、22桂成(龍)迄にアレンジして下さい。
初手は42龍、32歩合からとします。

 

 

この課題ですが基本形は下図の感じです。

 

ただこのままだと 42竜、32歩、13歩のときに21王で詰まないのでまずそこの対策。

それができたあとに今度はちょっと余詰め対策に苦戦、42竜に22銀の対策とからめて なんとか23香にすることで決着。

もっとシンプルにしたかったのですがこんな感じになりました。ただ問題は、4手目に21王も同手数。いわゆる変同になっています。

---追加

課題出題者のみわさんの模範解答例を掲載します(17手詰み)

42竜、32歩、13歩、21王、51飛成、同金、22歩、同王、44馬、同金、14桂、21王、33桂不成、同歩、12歩成、同銀、22竜・・・まで17手