今日は、二女が帰省し 久々にスシローにいってお寿司を家族4人でまんぷく食べてきましたが。¥5750とリーズナブルでした。満足。
久々に将棋ねたです。
アマチュアに格好のテーマ相横歩取りの本がでました。一番勝負用に知っていて損のない戦法というかやられてあわてない変化をひとつ覚えておくのにはよい本です。
変化を比べてみると最新の変化もありますが、いままでの変化と違う手順であったり検証する必要のある局面もあります。いくつかあるうち まずひとつ検証してみましょう。
まず次の局面は、基本図に近い▲4六角に△2七角と打った局面図です。
この△2七角というのは、比較的新しい対策で昔の定跡にはなかった手です。ネットで最初にこの手に出会ったときにここで次に手が多すぎて迷った記憶があります。
▲9一角成、▲4八金、▲3八銀、▲7九金 とざっと見えるだけでも4通りあります。 このなかで▲7九金にスポットを当ててみたいと思います。
▲7九金△4九角成▲同王△2八歩▲同銀△2七歩▲3九銀△3八歩▲同王△5九飛となった局面が次の局面です。
今回 この本では、以下▲6九飛△5八飛成▲2七王△7八金(△4七竜では▲9一角成で以下△3六金▲1八王で大丈夫と解説している)という変化を解説しています。以下▲6八金△同金▲同飛△4九竜▲3八金△8九竜▲8八飛△9九竜▲8一飛成△2五金となってぎりぎりの局面と解説されていますが(次図)
この局面どちらをもつかというとやはり先手を持ちたい気がします。何とか受けきれそうな気がします。▲2八王と早逃げしてやれそうな気がします。
以下△3五桂には、▲同角△同金▲2四角△3三香▲7三桂△7二金▲8四桂といった感じであっさり指したほうがよさそう。
また△2六桂には、▲2七金と上がり以下△4九竜▲3八桂△5八竜▲2六金△同金▲2七歩とあっさり指して先手がやれそうに思います。
それでさかのぼって2番目の局面図で▲6九飛には、△5八飛成▲2七王△4七竜として▲9一角成に本の解説の△3六金でなく△3六歩と打つほうが後手としてはいいのではないでしょうか。この後がなかなか難しく結論がでません。
それで2番目の局面図では、北島さんの本の▲6九飛では、従来の▲6八銀と指したい気がします。(村山さんの書籍どおり) 以下△2八金▲同銀△同歩成▲同王△5八飛成▲3八飛△4七竜▲4八金△4六竜▲2四角△3三角▲4六角△9九角成▲9一角成 (次図)を推奨したい気がします。
こうなれば△2六歩には、▲2七歩とあわせ△同歩成▲同王△4四馬▲3六王と左辺に逃げ込めば先手が残していそうです。(村山書籍説)
この変化の途中2図から▲6八銀に△2八金と打ち込むところで△5八飛成りは▲2七王△4七竜に▲9一角成△3六歩に対して▲2六飛あたりで先手が残していそうですね。どうも▲6九飛という感触がよくないのです。個人的には。
まあたったひとつのそのまたひとつの変化を追いかけても膨大になるので、全部覚えるのは、難しい。私は、△2七角に関しては、▲7九金のみで対抗しようと思いますが、玉が薄いので新手が出てくるとひっくり返る怖い変化ばかりです。別の機会に他の局面を取り上げたいと思います。