バビル3世ブログ(将棋、書籍他) 

最近では、将棋ネタが多く特に詰将棋ネタが多いですね。
まあいろいろ書きたいんですけどね。

スマホ詰パラ ブックマーク その136

2019-02-26 18:42:33 | 将棋

ここのところ 比較的暖かい。もうすぐ春がくるという実感がしている。

花粉がなければ一番いい季節なのだが。

2月中旬以降は、出張もなく比較的時間が取れるが、読書は、してるが詰将棋創作はすすんでいない。スランプ時期なのである。

そしてそろそろ 指将棋を開始しなければと思ってる。1年近く休むと感がくるってるだけでなく、定跡・流行もすっかり変わったんだろうな。

ブログ更新すこし 怠るとスマホ詰パラの問題は、あっという間にたまる。好作も多すぎて紹介しきれない。

さて本棚の整理で、解けてうれしい詰将棋という小冊子が出てきたのでぱらぱら見てると以前 EOGさんがみんなの詰将棋のなかでなかなか難しかったという作品を見つけた。

もしかしたら当ブログでも紹介したかもしれないが取り上げると

やはりこの藤井憲郎さんだ。この作者 本当にうらをかくのがうまい。前々回のブログで苦戦した作品も藤井憲郎さんだ。

この7手詰 知らない人は、是非チャレンジして悩んでほしい。

藤井猛・藤井聡太・藤井憲郎 藤井性は、みんなすごい。

 

スマホ詰パラにいきます。

まずは、513回~515回までの3週から1題づつ印象に残ったのをご紹介

これは、okaraさんの作品。ごくオーソドックスな手筋作。頭の中で解くのが一番だ。

つぎは、常連のあたまかな さんのこの作品

あたまかなさんが易しい問題を創るとこういう感じになるのか。初手竜を取る人は、いないがあとで取る。

そして次が

手筋の打ってから捨てる金打ちがやはり手触りがいい。

この作品を逆算延長した23手詰みを通行人さんが送ってくれましたので掲載します。

端の香車を省いたので手がのびてます。

 

 

本編の方 大作が多すぎて手に負えない(笑)

本編のほうで自分好みの作品は、

こういうシンプルなじゃま駒消去は、気持ちがいい。

こういう好作をみると改悪作が思いつく。

手順は、ちょっとね、、

 

そして、気持ちよい短編が

なんとも47竜の感触がいい。

まぎれを増やそうとすると1枚増えるが

まあでも元図の方がずっといい感じだな。

 

そしてmunetokuさんの作品は、名前を隠してもわかりそうな作品だ。(同様のコメント書き込みもありましたが)

この作品の収束基本図は、

まあ私もフェスで、1題この収束を使わしてもらいましたが、これが19手かかるんですね。

そして昨日の自作 改作コメントあり(42香車→42歩 44歩削除)全くその通り

最初の創作時どこかで44桂、同歩を入れようとしていて、その残骸が残ってしまった。推敲不足といわれてもしかたない。

 

その他いくつかの作品に対して独断的コメント

No.12533・・・・ベテランは、やはり上手くて手馴れている。

No.12534・・・・収束部分、普通最後12角、同王、22角成という既成手順でなく個性がでた?

No.12535・・・・32飛が白眉の一着。類作があったみたいだが作者からして偶然のバッティングか。

No.12536・・・・自力で考える気力をなくした。素晴らしいと思います。

No.12537・・・・この作品相当いい。もっと詳しく取り上げるべきだったかも

No.12539・・・・いまどんどん成長中の作者。まずまずの流れ。

No.12540・・・・すみしんさんは、見せてくれますねえ

No.12541・・・・高評価といえばこの人だね。うますぎる。

No.12543・・・・7色でこれは、高評価も当然

No.12546・・・・本当の作者名が知りたいですね。毎回名作を出してくれます。

No.12548・・・・曲詰とは、思わなかったが手順も好手順。2手長が解消すればもっと高評価。

No.12549・・・・好みの作品。取り上げたかったがうまくできててこれ以上触るところがなかった。

No.12551・・・・難解の方の顔を見せた あたまかなさん

No.12555・・・・初作品にしては、よくできてますね。

No.12561・・・・スマホ大賞候補ですね。

No.12565・・・・流れるような手順、駒取以外の収束も考えたくなる。

No.12566・・・・初作品でこれ。難解すぎて光速に頼ってしまった。

No.12570・・・・手筋の好作

No.12574・・・・収束も決まって好作

No.12576・・・・長くても構想作は、やはり素晴らしい。

No.12580・・・・高木さんとの共作のようですが、実戦形の好作品

No.12581・・・・この年賀状きたら正月悩みそう。先生はうまい。

 

 

 

 

 


スマホ詰パラ ブックマーク その135

2019-02-17 09:46:08 | 将棋

地元は、梅の日本一の産地であるが、そろそろ梅の花も咲き始めた、来週あたりは天気がよければいい感じなのかもしれない。

もっとも2月だからね寒気がくると寒いので観梅どころでもないだろうと思う。

そろそろ 普通車を買い替えを考えていて、そうなって初めていろいろ調べだす。今は、ネットという便利なものである程度はわかるので、あとは実際のものを見て

購入だが、意外と私は営業マンの人柄でも結構ウエイトを置く。シエンタかフリードか。

 

昨日は、朝日杯の決勝 渡辺棋王VS藤井7段戦をたまたま最初からネット観戦しましたが、解説者の高見さん高感度がいいねえ。それにしても藤井7段の指し手は、急所に刺さるし解説者の考えていなかった手もビシビシくる天下をとるのも時間の問題だねえ。高校へ通いながらこの成績だもの。

 

さてスマホ詰パラにいきますが、自作のストックの少なさとレベルの低い作残りなのでそろそろ創作せなあかんなと思うし、指将棋も少し指さないと完全にお休みしていた1年で

定跡も様変わりしてきている。将棋感を戻すのにどれくらいかかるかですね。なお作品にいままで ・・・・さん作と ・・・・作という表記は、長い名前だとさんを省いてましたが

一律にさん表記は、省くことにしました。さん付け忘れたりすることもあったりしたので。

 

日曜のフェスは、このあとだがラスボスにOkaraさんの名前がある。どういう作品かちょっと楽しみでもある。

本編にいきます。

本編まず素晴らしく文句のつけようがないのが

この作品 どのあたりから創作したのか収束が素晴らしい。私なら収束を思いついたとしても5手目の角打ちあたりからの作品にしかまとめられなかっただろう。

11の銀は、金でもいいと思うがその辺はセンスか。 序盤・中盤・終盤 スキがないなあ。

 

次にこの作品

作者名を見て、この作者のレベルが高いのはわかるので楽しめた。

解説で謙遜的な解説をされていたが非常にロジカルで軽快な作で大好きだ。

こういう好作には、駄作を思いつく

最後は、この作

素晴らしい収束がある。その途中図がこれ

これで詰むのだから素晴らしい。

ここから少し変形させるとこういう作品もできる。

とまあここまで大絶賛だったのだが類作があった。

詰将棋カラオケの門倉5段の歌っていたときのこの作品だ。

32銀、22王、33角となるとほぼ同じだ。

追記:No.12529は、削除されてしまいました。

 

その他の作品の独断的コメント

No.12511・・・さすがに高度なテクニックで、何回か並べ直して鑑賞した。

No.12513・・・七色でこれだけぴったりだとルモさん真っ青(笑)

No.12521・・・曲詰って慣れないととても大変なのだがこの作者にとっていとも簡単に創っているように見える。

No.12524・・・銀のさばきが軽快でこういう作品は好きだ。

No.12526・・・こういう作品のスペシャリストだが、解く方は、自動応答でないととても無理。

No.12527・・・5手詰みのお手本になる作品。

No.12531・・・すごすぎてじっくり並べ直さないと本当の良さはわからない。

 

 


スマホ詰パラ ブックマーク その134

2019-02-11 14:03:01 | 将棋

この3連休 日本列島寒波で寒い。

今日は、雨が朝から降っている、他の地域が雪を思うとまだ暖かい方なのかもしれない。

朝から詰パラのノルマ分を解いて他のも少しかじろうかとデパートの3番が長い手数だが途中まででもトライしようとしたが詰まない。

もうあきらめてサブ機で、柿木将棋Ⅸを立ち上げて解かせてみたが30分以上経っても答えを打ち出さない。そんなの解けるわけないなとあきらめた。

 

スマホ詰パラにいきます。

まずは、590回のフェスから目についたのは、

こういうは、初手駒取がちょっともったいない。3手目が打ちづらい手だけに。

すこしいじってみた。ねらいはそのまま

ただし54歩は、非限定だけを消すためなのでいるかどうかわからない。

そしてラスボスが、

これは、管理人さんのチェックミスだと思うが余詰みが2か所ある。17手目と19手目である。

17手目に25桂と跳ねる手で詰む。(以下同金、14歩、同王、25馬、13王、24馬まで)

19手目は、複数ある。私は、12金から入ってしまったが、23金、14王、12竜で歩が余るから不完全作のようだ。

風太郎さんが修正案を出してくれた

次に511回フェスに目をやると

やはりラスボスが目につく。

59に香車があることに気がつかなければ詰むのかいなと思う。最初からの3連続金捨ては、わかるが同じ狙いなら

次図のようにコンパクトにする手もあったと思う(参考23手)

 

本編にいきます。

まずこの作品

この作品を解いたとき真っ先に思い出したのが詰パラ11月号中23 藤井憲郎さんのこの作品だ。

是非知らない人は、これからチャレンジしてみてください。

中学だから9手詰みか11手詰み。こんなシンプルなのにはまると解けない。30分以上はゆうにかかった。どれくらいかかったかもう忘れたが

この問題 シニア名人の武田さんに出題すると数分で解いた。知人も10分程度で解いた。解ける人は解けるのである。

とまあ収束にこの手筋が盛り込まれているのがNo.12485なのである。好作と思う。

なお通りすがりさんから同様の筋の中田章七段の作を紹介してくれましたので合わせて掲載します。

これは、アクロバティック要素もあり新聞詰将棋にしては、レベル高すぎ君ですね。言われるように初手銀打ち(25銀を)を入れなかったのは、手数調整でしょうね。

 

 

 

その他の作品についての独断的コメント

No.12491・・・変同があるといっても初形、手順とも素晴らしい。

No.12496・・・趣向の意味が解いてからわかったので、もうちょっと評価上げたいなあ。

No.12497・・・小気味い手筋作。コメントに駒減案もあるがそれもまた良し

No.12499・・・解説がないが、初手の角成・不成の打診が効果的だなあ。2手目不成は、平凡に24と以下詰みか。

No.12501・・・いつもながら一筋縄でいかないと覚悟して挑戦している。自身の解説で収束が残念とあるがいえいえ我々からしたら十分です。

 

 

 


スマホ詰パラ ブックマーク その133

2019-02-07 13:26:50 | 将棋

今週は、深夜作業が続き ようやく一段落といったところ。このあとは、仕事も暇になるだろうから 詰将棋でもつくる時間もでてきそう。

とりあえずスマホ詰パラのストック切れにならないように考えてはいます。

スマホ詰パラにいきます。

まずは、フェスから 508回は、サービス日なのか癖のある問題は、なかった。(No.10は、見た目がすごいが手順は、容易だったので)

その中では、No.5あたりが少し長めの手順。うっかりするとお手付きをしそうだ。

この図からもっと簡単なフェス用図を思いついた。初手の広さがポイント

 

つぎにフェス509回だがこれは非常に難易度が高かった。

その原因がこのNo.1だろう。

この長手数がトップにあってこれで挫折した人は、多数いたと思う。509回は、私もタイムランキング209人中45番目の成績だったがそれでも359秒(制限時間は、280秒)だった。

フェス向きの問題かどうかはいろいろあるところだが参った。

その他目についたのは、この問題

初手の駒交換と玉右辺の駒がもったいない。

さらっと改作してみた。どうだろうか?

 

ブログをさぼってると本編の問題も多数たまってくる。

そのなかでいくつかを取り上げいくつかをコメントしたいと思います。

まず簡単な問題から

82香成りといったん成捨ててから91飛の味がいい。同角にうっかり72飛成は、82角と上がられて不詰みが注意だ。

同様にこういう5手詰みもできる。

 

次は、本誌でもおなじみの作家 パスファイダーさんの作品

序盤・中盤・終盤 スキがない。どっかで聞いたセリフだが(豊島さんだったっけ)

そのとおり 簡素な初形からスキがない。

駄作を思いついた。収束がひどすぎるので

 

次の作品は、高評価だ。

22飛成、同王、33香成、11王、21角成、同王、24香ですぐ詰みそうだが、23角があとで逆王手をみた中合の好手だが

本作は、この後にもうひとつすごい好手がある。

ここで45角と打つのが妙手。じっくり作者の解説を読んで納得してほしい作品。評価4越も納得。

次は、好みの作品

こういうのをきれいな小品というのだろうか35歩のジャマ駒が無ければ45角から簡単なのでそれを実現する銀の裁きが見事。

最後に感心したのは、この作品

桂打ちの拠点をつくればすぐ解決と思ったがそのあともきれいな裁きがあった。

コメントに改案があったがさらに良くなってる。

こうなるとさらにもう少し評価が上がったかもしれない。

 

その他作品に対する独断的コメント(失礼があったらすいません)

No.12455・・・安定したレベルの作家による好作品。

No.12456・・・素晴らしい作品。取り上げたかったが難解、巧妙すぎて手に負えなかった。(笑)

No.12460・・・作者プロフィールは、小学1年生とあるが解説は、漢字。言葉使いから大人の感じ。もちろん作品は、巧妙な作品だが。

No.12461・・・解説をみて2度楽しめる納得の作品。

No.12466・・・持ち駒と盤面の両方で七色ができただけでも拍手

No.12468・・・実戦的な手順に感心。

No.12470・・・面白い。収束を少しいじりたくなった。

No.12471・・・最初 光速なしでトライしたが途中からあきらめた。

No.12474・・・No.12468同様実に面白い。これも収束をいじりたくなるような作品。

No.12475・・・初手に苦労した。今考えるとこの一手に思えてきた。

No.12476・・・途中の妙手 45馬で十分満足。単に裁きの作品じゃないところがすごい。

 

----追加

No.12474に関して、風太郎さんからコメントがあったので少し取り上げます。

この75香車の意味について作者が解説で書かれていますが、読んでいてもなかなか難しい。

75香車自体無くても成立しているのでなくしたい気はする。

風太郎さんからも持ち駒桂馬についてあったが、前半いい感じなので最後の収束は、手短にまとめたい気もするので

独断的に考えて自分が創るんだったらこんな感じかという図がこれ。(コメントにも誰かが73香車の指定があったが同感)

 

 

 


スマホ詰パラ ブックマーク その132

2019-01-31 15:21:27 | 将棋

今日は、久々に雨がしとしと降っている。

地元の梅の花もほんの少し咲いてきている枝もある。梅林の開催が近いので少しは咲いてこないというところか。

1月、2月は比較的忙しくないほうなのだが読書を増やしたりちょっとプログラム(PYTHON)を勉強したいと思い進めると肝心の詰将棋創作がおろそかになる。

まあできないときは、できないんだよ。

詰将棋の作風についてみると結構目指す方向が違ってもいいものには、みんな共感する。

詰パラは、本誌は購読しているがもっぱら解答者である。

今月号に当選の名前があったのがうれしかった。誌代1か月延長だ。

 

スマホ詰パラ 今回は、主に紹介といった感じになります。

まずフェスから目についたのはラスト

これは、あたまかなさんの作品

初手は、13金か22金かだが13金は、同王で24金に12王で逆王手の筋があり詰まない。

22金が正解だが以下13王に24金、22王、14桂、と筋の良い手筋が続く。

あたまかなさんは、作品を多数投稿しておられるようなので、こういう形で消化しているのかも。

この作品フェスでなくても本編でも全然問題ないですから、(あたまかなさんにしては、筋良くやさしい問題だと思うが)

 

本編のいくと面白い問題がたくさんあった。

まずこれ

えっ自玉に王手かかってるやん。

53竜、同竜、33馬で詰めば話が早いが52金打ちで詰まないが

73角、同竜、63桂、同竜と引き付けてるとたとえ52金打ちでも(変化図) 43桂不成以下詰むという算段だ。

それで作意は、52金打ちでなく53同竜だが43桂不成、同竜、33馬という筋で詰む。見事な5連続捨て合いですね。こういう発想がすばらしい。

次は、風太郎さんの作品

どうしても34の焦点が気になるがやはりポイント。

1枚減らすなら

こうだが、収束が間延びして悪くなっているなあ。それにしてもこの作品 評価3.6を切ってるのは、きびしすぎない?

次は、この作品

作者は、いつもうまい作品を創るので楽しみにしてるが作品もユニークだ。

右玉には、コレというタイトルがついている。作意を詰ますと果たしてもうちょっとコンパクトな形にならないかとみていたが

実際検討してみるとこれがなかなかうまい配置だ。というのは、77桂と95歩はなんじゃいと思ったら83王の変化で役立ってる。

77桂の配置がうまいのは、初手から63銀成。同王、75桂からの筋が強烈でこれを(77桂)を配置しておくと

邪魔になってうまく上部に玉が逃げこせるという仕掛けになってる。実際 77桂を取ってる見ると63銀成りから簡単に余詰む。

大きく広がってると思った配置もこういう計算があるのである。

次に感心したのは、これ

 

これは、言うことなし。うまい! ちょっといじろうかと思ったが悪くなる一方なので

このまま鑑賞。これは、スマパラ賞一桁に入ってもらいたいなあ。

そして昨日の作品

並べ返すたびにうまくできてると感心

解説が詳しいのであえて必要ないがポイントは、73馬、64桂、同馬、44王、53馬、55王(途中図)

このとき 歩があれば56歩から詰む。この歩をどこに求めるか、それが42の歩なのである。

ものすごく面白い構想だ。見事というしかない。

なお王方15の歩なんてなんか関係あるのかと思ったら初手から65馬として後から16に角が飛び出す簡単な詰み筋を防いでいる。

 

その他の作品の個人的な感想

No.12431 ・・・作者にしては、易しめの作品だ。収束は、いつも決める。

No.12435・・・既視感というコメントもあるが好きな作品。これを触ろうと思ったが出来過ぎていてパス。

No.12436・・・この習作は、秀作だ。長編づくりのヒントにもいい感じ

No.12437・・・打ってその後捨てる感触は、いい感じ

No.12440・・・序盤の持ち駒変換は、面白い。収束は、いろいろできそう。

No.12441・・・本当に三輪さんの作品?というコメント(どんなイメージなのかな?)があったが筋の非常にいい小品。

No.12444・・・上部脱出阻止は、限定されるがきれいにまとまってる。

 

 

 


スマホ詰パラ ブックマーク その131

2019-01-26 21:48:30 | 将棋

今日は、全国的に寒いようだが比較的温暖な紀南地方でも雪が舞っていた。

 

今週は、スポーツの1週間だった。

大半出張だったが毎晩アジアカップで楽しめた(少し寝不足気味になったが)。日本もベスト4に残っている。月曜日のイラン戦は、とても楽しみだ。

そして先ほど大坂なおみが全豪オープン優勝し世界ランク1位になった。素晴らしいの一言。

 

スマホ詰パラも先週からすごい作品もいくつかでて、すごいと溜息をついている。

No.12405・・・この作品は、うなる。とてもエレガンスでおしゃれな作品。こういう作品は大好きだ。もっともこの作者は、只者ではないのは作品をみればわかる。

No.12406・・・難解で何回も並べて楽しめた。ポイントの解説がうれしい。

No.12411 ・・・7色でこれだけの作品ができるのか。いつもながら感心させられる。

No.12416・・・煙詰創作のコツを公開してほしいものだ。それにしてもなんという小学生だ。

No.12421・・・普段のあたまかなさんらしくなく素直な手筋作。

No.12426・・・さすが清涼詰めが代名詞のmunetokiさん、たくさん並べたのでコツがあわかってきた。

 

それでは、いくつかご紹介

まずは、今日のフェスから

この作品は、73歩、62王、72歩成とまず不要駒の除去(香車を入手のため)

そしてそのあと74香でなく73香と近打ち(あとで74桂を残すため)の良さがある、あとは収束をスマートに決めればいい作品になると思う。

この作品からヒントで少し創作してみた(改作ではなく別作品だが)。

ところが上の図 95歩、82歩、61金が無くても成立してると通行人さんからコメント有。(汗!)

フェスからの流れで創ったのですが、推敲できてませんでした。

なおそこから通行人さんの改作が洒落ているので同時に掲載します。

 

そして今日のフェスのラスボスがこれ こういう追いまわしは、1手間違うとアウトなのでフェスに出ると苦労する作品。

25桂は、なんだろうなと思ったらあとから打つ香の非限定を消す意味のようだ。

この作品前半の追いまわしをやめて後半のこれだけの方がスマートじゃないのかな?

(エッセンス21手)

本編のほうに目をやると今日のこの作品だが

単純に6手延長してこうしても悪くない気がする。

 そのあとコメント欄をみたらスマートな6手延長案もあったので合わせて掲載します。

 

 

 


スマホ詰パラ ブックマーク その130

2019-01-22 15:48:33 | 将棋

今日から海南市に週末まで出張だ。

宿泊先のTVにBSがあるので、夜はアジアカップを楽しめる。一応詰将棋の本も将棋極妙を持ってきたので、古典でも並べて鑑賞予定。

スマホ詰パラのほうにいきます。

いずれスマホ詰パラ賞2018年上半期等が発表されるだろうから1作くらい入りたいと思うがそれがなかなか難しいのである。

まず先週の土曜フェスから

作者は、Charieさん この方は、本編でもよく見る作者

フェスというより普通に手筋作だ。フェスに出されるとかえって俗手を考えすぎてしまうが15銀を消して15桂を打つのが筋。(当ブログでも昔書いた気がするが思い出すのも大変なので省略)

そしてラスボスがあたまかなさんだ。

あたまなかさんの従来の作風とは、少し違うが軽快な不成を含む手筋作。11金、同銀、13金以下豊富な金でおびき出す。頭の中でさらっと解けるはず。

日曜のフェスで目に付いたのは、ラスボスの驫飛龍さんのこの作品

こういうの得意ですね。飛車を引いて空き王手だがどこに引くかの問題。96王と逃げる手に飛車を9筋に回る手を残しておかないとなると68か69だが68だと77王と逃げられてこれが詰みそうで詰まない。それで69となるわけだ。5手詰みだ。こういうのは、本誌の保育園にいいね。

本編にいきます。

まずこの作品

左右分離方でなかなか面白い。

コメントにあった改案は、次だが

これに関しては、収束が全く違うし善悪は、不明。むしろ元図の方が好みだ。

元図の収束を見たとき そういえば似たような収束を使った作品を創ったことがあるのを思い出した。

どうやって詰ますのかすっかり忘れていた(笑)

 

次の作品は、これユニークな作者名ですね。

コメントにもあったしすぐに思いつく2手延長は、

ただし初手は、14飛でなく11飛ですよ。きれいにまとまっているし途中の41銀が絶妙ですね。

 

次に次の作品も好作だ。

31飛は、香車だと11手目に22銀不成と突っ込む手が生じるわけだ。

42角は、42馬でもいいと思うが好みか?

まさにじゃま駒消去の好作でした。

最後に昨日のトリの作品

作者は、これまでも高度な作品を投稿してきているが今回は、特に難解。

序盤のやり取りは、作者解説を参考にしてください。じっくり検討しないと理解できない。

収束は、軽妙なのでこれを使って小品を創りました。

これくらいなら週刊誌レベルでしょう。

 

 

 

 


スマホ詰パラ ブックマーク その129

2019-01-18 23:29:35 | 将棋

今週は、ずっと出張だったが今日 高野山から自宅に帰ってきたが高野山は、雪だった。

さすがに観光客もいつもよりは、少なかった。それでも山頂のテレビ中継所で仕事をしていたが近くをウオーキングする

外国人に出会ったのは、ちょっとびっくりだな。こういう天気でこんなところでという感じ。

 

将棋大会は、ずっと出てないがどっかできっかけにしてまた出場しよう。和歌山棋界をみるとシニア名人戦で武田さんが代表になっていた。

シニア名人戦全国制覇、2連覇中(シニア名人戦は、代表になると翌年は出れない)だが3連覇を是非達成してほしいものだ。

 

スマホ詰パラにいきます。忙しい中でも一応毎日新題5題は、解いている。フェスも一応タイムチェレンジは、しないが問題には、目を通している。

日曜日のフェスだが2問結構 難問があったにもかかわらず時間クリアしている人がいるのには、さすがだと思った。

その2問がこれら

まず Buffett1640さんの

これだが冷静に見るとこの形というかこの筋は、どこかで見たが何に載っていたが思い出せない。

冷静に考えると42桂成~62飛の妙手順にたどり着くのだがなにせフェス、筋は、52金だが足らない。

もう一問ラスボスがこれ 濱田拓真さんが作者 事前にツイッターでラスボスで31手詰みの自作がでるとつぶやいていたのを知っていたが

これは、大変。

長手数の追いかけが続くが1手間違うとスタートに戻りだからこんな良く短時間で解く人がいるなと感心。

 

本編にいくとまず

これは、基本的な筋だからすいすいほどけるように詰む。

コメントにあった延命策は、こんな感じで載ってた。

このような筋から少し創ってみた。(出張先でメモしたものだが)

収束をもう少し工夫したほうがいいのかもしれないがさいごに17のと金を活用できたのは、収穫。

次は、この作品だが

これは、初登場にしては、うますぎる。きっと創作歴のある人だろう。

最初に打つ16金が最後まで聞いてくるしすべての攻めごまが置いてきぼりにならずに次々躍動する。こういう味がいい作品を創れるのは、わかってらっしゃるひとだろう。

途中図でうっかり32竜と取ってしまいそうだが24桂と跳ねて収束するのもうまい。

次は、今日(1月18日)の作品から2題

まずは、常連の世阿弥さん

この人の作品集(スマホ詰パラ初期に出されていた)は、持っているので作風は、わかるのでじっくり解かせてもらった。

多分 22歩成を入れて34飛だなと思うと。当たり。

ただ真の狙いは、その後出てくる角の不成だ。最後角も処理できれば言う事なしだがそれは、贅沢か?

この図から駄作を創ってみた。収束をもっとまとめればましになるのだが。

最後にラスボスのシナトラさん作(最近シナトラさん作 よく紹介しる気がするがどうも目がいってしまうのである)

この作品 是非本人の解説を読んで納得してほしい。こういう趣向作はどうやったら創れるのだろうか?才能だろうな。

上の図からさらっとした小品を創りました。

これは、さらっと解けると思います。合いゴマは、桂馬です。

*追加

上図に反応して通行人さんが別案を送ってくれましたので、掲載します。改案というより別案ですね。

難易度は、アップしています。

 

 

 


スマホ詰パラ ブックマーク その128

2019-01-13 16:29:33 | 将棋

今日の日曜は、比較的暖かい小春日和といえようか。

来週半ばからの高野山近くの出張は、こういう天気を望みたいものだ。

今日 スマホ詰パラのフェスを取材してここに追加するはずだったがなかなか旗が減らないので残念。

ラスボスとNO.2あたりに皆さん苦労か?

 

先週のフェスもなかなか旗が減らなかったが原因は、この長手数作だろう。

冷静に考えると収束部分を慎重にすれば大丈夫なのだが一回お手つきするとこの長い手数を戻ると時間的にはきつい。

その他目についたものを拾うとこれあたりか

これは、収束部分を図にすると下図(基本形)だが

できれば駒取りでなく、こういう形に持っていった方が良かったと思う。

あまりよい例でないかもしれないが創ってみると

そういえば自作のNo.12170もこの収束だ。

 

本編に行くと

No.12341・・・31手目の変同がなければかなりの傑作。この変同簡単に消せそうでやってみるとなかなか難しい。

No.12354・・・さすがkisy一族軽快だ。

No.12355・・・これは、すごいとしか言いようがない。評価4越えも当然だ。

 

いくつか紹介

まず自分好みで5手詰めながら相当いいと思ったのが、この作品。

1枚駒を増やせばもう2手延びる

善悪は、不明。

 

次にnono_Yさんのこの作品は、解説を読めばわかるが一粒で2度楽しめる作品

初手11飛、同王、44角は、筋だがここでの合駒は、即答しにくいがスマホ詰パラは、歩合いを示してくれるので、これで一回楽しめるが

桂合いの場合(下図)

歩合いのように33角成、同香、22香成、同王、24飛とやると詰まない。

この変化の対比がポイントというように2度楽しめるのである。

これくらい丁寧に解説してくれると助かる。

これを見ていた時駄作が浮かんだ。

 

自分の場合 スマホ詰パラの解説は、直接打ち込んでそのうちキイボードで見えなくなりスクロール限界(この現象は、今でもそうだが)でやめる。

別途コピー&ペーストで丁寧な解説を加えなければならないのだろうけど。手の解説はそこそこにその周辺の感想を重視してるので。

 


実戦詰め将棋辞典 本間博著

2019-01-10 17:54:06 | 将棋

今日は、戎さんの日だがバタバタして更新に行くのは、明日の残り福になりそうだ。

今回は、趣を変えて棋書を取り上げます。

級位者向けの本です。

以前書店でパラっと見て内容的に初級用だと判断して買いませんでしたが、amazon評価がえらくいいので見直しました。

もちろん簡単な詰め辞典ですが、駒余りありという実戦的な筋は、詰将棋とちょっと違ったところも垣間見え

それと次の問題が即答できなかったこともあり購入しました。ルモさんは、一目だったようですが。

ツイッターで載せたもので、本文では、端歩がついてあり駒余りの長手数になるのですが

なんか実戦では、52馬といって71王に53角、82王、61馬と寄せていきそうになる。

というわけでこの本を詰将棋改作練習にしようと購入。

そして上図もツイッターにいいねが多く、リツイートもあったため記事にしようかと。

 

ブログを書いている最中に風太郎さんからツイッター書き込みがあり上図の改作図が示されていたので載せます。

そんな感じでこの本で詰将棋改作を数題。

さらっといくつくかできましたので(ほんのちょっと変えただけのものもあるが)チェレンジしてみてください。

ここでは、一応詰将棋ルールに改変しています。

まずは、手ほどきでこれ (これは、攻め方25歩を35歩に変えただけほぼ同じ)

手数が短いので即答してもらいたいのだけど

原図(書籍)は、王方攻め方35歩の代わりに25歩なので41歩成からの筋を22王でかわして詰まなくしています。(これの方がいいかも)

この図は、41歩成を同銀で詰まなくしているだけです。

*追記***

 最初間違った図だったので35歩をうっかり忘れ手数も9手という不手際

それに対して通行人さんからのコメント図がこれ

これは、よくある手筋で最初に浮かぶくらいの好手筋。

実は、これこの本のあとの57問にでてくる。

****

 

次は、一本道なので易しいと思う。

続いて、これもやさしいでしょう。

これは、もともと駒が余らない作だったので

ほとんど手を加えていないが、詰将棋の手筋が垣間見える。

最後は、これ

全部即答できてれば詰将棋の筋がいいと思います。

みんな手筋っぽい癖のない詰将棋ができます。

本間さんは、以前も3手5手の詰将棋集を出していたと思うが手筋を磨くにには、もってこい。

評価が高いのがなんとなくわかる気が。もちろん級位者には、うってつけかもしれない。