バビル3世ブログ(将棋、書籍他) 

最近では、将棋ネタが多く特に詰将棋ネタが多いですね。
まあいろいろ書きたいんですけどね。

詰め物そぞろある記 二上九段著

2016-01-27 16:27:50 | 将棋

最近 PCの方もWIN10のアップを促すポップアップがよく出てくる。

一度試しでサブマシンの方をWIN7からWIN10にしてみたが、アプリケーション類は、ほぼ動いたが、動作が安定せず、再起動しないと1回でちゃんと立ち上がらない現象が頻発したので、いろいろやったが 結局 WIN7に戻した。

メインマシンは、当分WIN8.1のまま 様子を見ようと思っている。

 

昨日に引き続いて、本棚整理で同時に出てきた二上さんのエッセー&詰将棋集。内藤さんの紹介したなら二上さんのも載せないとね。

昔は、二上達也、内藤國雄、塚田正夫の3人が詰将棋の三羽烏だった。その二上さんの短編作は、内藤さんとはまた感じが違う(当然だが)

3つほど目についたのをご紹介(できればチャレンジしてみてください)。ただエッセーは、内藤さんより苦労して書いているのがなんとなくわかる。内藤さんは何をしても手馴れている。

 

まずこの作品、実戦なら見る聞くなしに23歩成だが、、、果たして

次は、超実戦的 それでも30秒将棋なら詰みを逃しそう

最後は、詰将棋作家らしい作品

 

最後の作品 逆算できました。もちろん元の図の方がずっといいですが(得意の改悪)、なんとなくスマホ詰めパラに出てきそうな悪形である(笑)

収束は、100%同じである。もっとも詰ます気しない形だね。

43桂成、同王、41飛、32王、33桂成、同飛、同角成、同王、44飛成、23王、25飛、32王、34歩、同飛、23王、32飛成、同王、33歩、23王。24竜・・・まで21手

 

スマホ詰めパラの投稿の方は、採用待ちが12 送信中が1とこちらは、いたって前と同じペースだが、まあまあの作は2つくらいだな。最近は、月に2回のればいいほうだなあ。新人作家が増えるのは、喜ばしいことだし。ただ1年以上前の作品もあるが創作初期の頃の作品なので、機会があれば創り直したい作品もでてくる。 

 

 

 

 

 


伸び伸びしみじみ 内藤九段著

2016-01-26 21:37:29 | 将棋

月曜日の大雪は、確かにここ20年くらいで一番ではないかと思う。地元で5cmくらいだが積もったのである。

先週じつは、がらケーからスマホに変えた。壊れたら変えようと思っていたがなかなか壊れないのでじれてしまった。(笑)

スマホ詰パラは、タブレットでおこなっていたので特に関係ないが。 スマホ詰パラ最近の世阿弥さんの作品の解説を見ていて、なるほどと思った。なかなか作品が採用されないというのもあるが(ありがたいことに新人作家が増えてきたので)もう一つの問題も同感である。評価値は、公平でいいが コメントは、あまり上から目線だと新人さんは、くじけてしまうかも。

楽しくやりたいもんですね。

 

本棚整理で 内藤國雄さんの伸び伸びしみじみという本が出てきた。

比較的短手数の詰将棋とエッセイを組み合わせたものである。こういうのは、電車の中での時間つぶしにもってこいといったところだが。 (7手~27手詰み) 1993年の本だから相当昔の本だが、寝る前にちょっと読むにはもってこいだ。同様に二上さんのもある。

 

人の盲点とは、不思議なものでなかなか解消されない。これから2つの短手数の詰将棋を掲載しますが、最初の問題は、内藤さんが自作ながらいつも解くのに数分かかるという。(不思議と私は、すぐに解けた)

2番目は、私が苦労したもの。以前に付箋をはさんでいたのでいざ解こうとしたがこれがなかなか難産。やはり昔と同じ盲点にはまっているようだ。

挑戦してみてください。

簡単に詰みましたでしょうか?

 

スマホは、やはり最初はちょっと戸惑うので、苦労している。最初グローブモードになっていてタッチしなくても近くまでもっていくだけでタッチした状態になり、誤送信したり汗、汗!である。

2番目の図からひとつひらめいたので作図。

これなら 悩まなくても詰むでしょう。 最近自分のブログの過去の記事を見て自作を見てもすぐに詰ますのができないことも多いので困ったものだ。

 

*:最後の上の図 EOGさんから指摘があったので修正します。もっとも作品と呼べるレベルではないのであしからず


紀ノ国杯 と詰将棋

2016-01-19 17:05:33 | 将棋

今日は、温暖な南紀でも寒い。雪が今年初めてパラついた。

2日前の紀ノ国杯という将棋大会に参加してきました。指将棋はさっぱり指していないので、これからちょっとずつローカル大会等経験して

アマ竜王戦やアマ名人戦の予選に調整したいところだ。

とはいえ この紀ノ国杯に全国強豪の木村秀利くんが来ている。まあ地元御坊市やから親孝行の里帰りといったところか。

あと古久保君や浜脇さん、楠本君、佐藤裕さんあたりの顔が見えた。

結果は当然 木村君の優勝

 

とりあえず 木村君と当たるまでなんとかと思ったがそこまで持たなかった(笑)

予選で当たった楠本君(小6)との将棋を振り返ります。

小学生ながら和歌山の県大会でも準優勝が数回ある強豪

先手▲バビル3世 後手△楠本君

後手が強引に攻めてきて、△47角と打ってきたところ ここで最強の▲34歩で勝ちを読み切ったつもりでしたが

▲34歩、△25角成、▲33歩成、△26馬 (次図)

もともと読みで以下 ▲22と、△57銀、▲79王、△66銀成、▲32と、△同王、▲66歩で優勢と読んでいました。局後 楠本君の読みも同じでした。

ところがこの局面で 何を思ったか ▲21飛を利かせた方が得に見えて打っちゃいました。 △31金で一挙敗勢。

気を取り直して▲同飛成、△同銀、▲43と、△32歩、▲44桂、△同馬、▲同角、△76桂、▲79王、△5七桂不成、▲25角 (次図)

一応 ▲25角が詰めろ逃れの詰めろですが 後手の次の一手で投了しました。

△34銀! 

局後 木村君が ▲77銀、△25銀、▲76銀と粘る手は?と言ってくれましたが △6九飛から金を拾われてダメでしょうね。

やはり 指将棋は、たくさん指さないとあきませんねえ。

 

そのあと 決勝トーナメントで負けましたがけっこう覚えていないくらい乱戦になったので省略します。

 

対局後 負けた人たち集めて 詰将棋の解き比べをしました。古久保君や浜脇さん他集まってきて行いました。

スマホ詰めパラに投稿した自作や投稿中の自作を出しました。古久保君は、内藤さんの作品をたくさん覚えてきて出題。(よくそんなの覚えているなと感心。こっちは自作でも怪しい)

そして 意外なことに

この詰将棋 結構みなさん苦労してましたが、 木村秀利君がふらっとやってきて 10秒くらいで最後21銀までですねと言っていたので解いてた連中はあぜん。

さすが 今度 銀河戦に出場が決まっている人は違うわ。

*追加 上図 風太郎さんがアレンジ図を送ってくれたので掲載します。本人いわく改悪図とのこと

23銀~22銀成で金1枚の役目。収束は同様です。19手詰め

 

御坊市のY君が 今度はこれを詰めてみてよ。答えみてもようわからんという

誰の作品というので訊くと EOGさんの作品 という。 えー EOGさんか有名な詰将棋作家ですがなというと そうなんですかという返事

スマホ詰めパラは、自動対応してくれるがこんなの自力で詰ますのとても大変。 みんな悪戦苦闘でした。誰も手をあげない。10分~15分くらい読んだ後 

10手目の合いごまがよくわからないので(次図)

 もうしょうがないのでY君に10手目の合駒何?って訊くと 銀ですとの返事。 えー 桂合いで苦労してるのに銀かいな。

そこで もう並べようかとなって みんなで銀合いも桂合いも詰ませました。 スマホ詰めパラ 自力で詰ますのホント大変だ。

 

スマホ詰めパラ 最近新人さん作家も多い。

初めて採用されると どんなコメントがくるか楽しみですよね。 もっとも最近 評価もコメントも厳しめなのです。新人さんにはちょっときつすぎるくらい。

これも新人さん作家の作品 評価きびしすぎる。最初の作品としてはいいんじゃないでしょうか。歩を取るのがちょっと気がつきにくいか味が悪いかの評価に分かれるのと

最後に飛車を取る最終手余詰みがちょっとキズといたっところか

ここから改悪作を思いつきました。

23香、同桂左、43馬、同桂、22銀、12王、23と、同王、33角成、12王、11銀成、13王、25桂・・・まで13手

まだまだ推敲が必要かもしれません。

 

 

 


スマホ詰めパラ ブックマークその36

2016-01-10 13:31:56 | 将棋

今日は、もう10日 十日戎の日である。

近くの神社に去年の蛭子のお飾りを返しに行く代わりに新しいのを買ってくる。まあ景気悪いから¥3500のにしました。

 

今月は、17日に地元近くの御坊市で新春の将棋大会があるので、もう1年くらい指将棋指してないくらいの間隔だが参加することにしている。

頭の体操といったところだが まあ優勝候補の一角くらいは、倒そうとひそかに思っている。

スマホ詰めパラは、毎日解いているが 好作も多々ありとても紹介できるのはごく一部で私に理解できる範囲。それにこのごろは、ブログ更新をずっと怠けている。こういう時期もいいものだと思っている。とあいえ 新作も少しづつではあるが投稿している。 

 

最近の作品からいくつかご紹介

初登場だったがなかなかの作品。

最初 42桂馬の意味がわからなかったが余詰み消し(2枚角で追わずに竜を取って34飛という筋)のようである。シンプルな形から収束も決まって好作と思う。

今後も期待したい作者です。

 

次の作品は、桂馬の成捨てが印象に残った作品。

導入部分は、ちょっとごちゃごちゃしたが

この作品の真骨頂は、次の手である

なかなか実戦では、見つけにくいところ。桂馬は、土台として考えてしまうから。

早速改悪図ができた。 いきなり23桂不成といって詰む。

 

最後にさざんがさんの作品 この人の作品は、きれいだからよく取り上げさせてもらう。

週刊誌向けの比較的やさしい部門にはいるだろうか。24秒で解けたが50位にも入らない。みんな操作が早いんだろうな(負け惜しみ(笑))

ここからちょっと閃いたのが フェス向けと改悪図がすぐに浮かんだ。(B図)

改悪の方は、導入部分が俗すぎて(笑)

 


2016年スタート

2016-01-01 10:27:46 | 将棋

 

昨年年末は、ブログ更新を大幅に怠りましたがまあこのペースがちょうどいい感じもしてきましたが、書きたいときに書くというペースでいきたいと思います。

2016年が始まりました。今回は、喪中とあってお祝いごとの年頭のあいさつをすることや 年賀状を見に行くこともなくのんびりですが

家族全員が家に揃って大賑わいといったところです。とりわけ主役は、孫ですね。

 

昨年は、詰将棋においては、将棋世界サロンに初入選という望外の出来事もありました。まあこれくらいのレベルだと入選するのかという感じも少しだけわかったような気もします。

サロンには、過去3作投稿していて4作目で入選となりました。

 

今日は、昨年地元ローカル誌に掲載された自作(拙作)をいくつか掲載します(初期の頃の拙作集です)。9手詰めまでで複雑でないものという規定があります。

正月の頭の体操にどうぞ 手筋ものと違うのを選択しました。

(1)

(2)

(3)

どれも簡単だが(2)がちょっと詰めにくいか?

 

そして 今回の新春の懸賞詰将棋(自作)がこれです。地元の人は、応募できますが 記念品は、棋士のサイン入りの扇子かもしれません。

最初 スマホ投稿作をさらに改良して創り上げた25手詰みを掲示したのですが、そんなに長いと応募がほとんど来ないといわれエッセンスを取り出し短手数にして懸賞問題にしました。

このオリジナル(元ネタ)は、いずれスマホ詰めパラに登場すると思います。

 

本年もよい年でありますように