今日も寒い一日でした。明日も寒そうだが仕事です。あまり寒いと半日だけにしよう。
まあでも雪の降っている地域に比べたら全然問題にならない寒さなんでしょうね。
詰将棋博物館を見ていると古作のなかに将棋駒競というのがあったがこれがなかなか面白い。
そのなかで1題ご紹介 17番の11手詰め
難しいと思われる方にヒントを出します。下図です。
これなら簡単でしょう。そうです5一飛が邪魔なのです。
うまく詰みましたか。
じゃ今度は、古作を離れて問題を出します。
有名な問題をちょっとカモフラージュてして創りました。その問題を知らないと大苦戦する9手詰だと思います。
詰みましたか?
難しいと思う人にヒントを出します。有名な5手詰です。
これはさすがに自力で詰ましてください。知らないで自力で詰ました人は、ちょっとちょっとした感動があります。
-----追加-------
初代宗看図 左に寄せてはどうかとさわやか風太郎さんから意見をいただき載せてみると
これがすっきりしていています。
もうひとつの5手詰作の逆算図を頂きましたがこれを検討しているうちにいろいろな手筋がでてきて興味深いので掲載します。
まずは、逆算図
これで、初手▲3二銀△同王となれば私のカモフラージュ作と同じになりますが、これだけの持ち駒だと余詰がこわい。
まず▲4三角の筋。 これに対して歩合いなどは、▲2二歩△同王▲2三銀で簡単に詰む。香以外の持ち駒も簡単に詰む。(この筋を活かして私も最初 風太郎さんの提起図から持ち駒を▲角、金、銀、歩2で考えたのですが△3二香合いがあってどうしても詰まない。それであきらめた。)
風太郎さんの図の場合は、銀が余分にあるので、香合いでも ▲4三角△3二香▲同角成△同王▲3五香がするどい(次図)
△3四銀の中合いはあっても▲4三銀があって詰む。
それじゃ 最初の提起図にもどって王方に3六と をおけばこの筋が消えるのでOKかと思えばもうひとつ鋭い筋があった。
▲5四角△3二香▲1二銀(次図)
この手が好手で△同香▲3一金△同王▲4二角成という筋があって詰む。
うーんそこで王方5四歩を置いてやっと完成したが(次図) 風太郎さんにはセンス悪いと言われそうです(笑)
これで作為通り ▲3二銀からの11手詰となるはず。
上図は、風太郎さんの提案で紛れと最終詰め上がり図の良さもあって下図を最終形とします。