今日から海南市に週末まで出張だ。
宿泊先のTVにBSがあるので、夜はアジアカップを楽しめる。一応詰将棋の本も将棋極妙を持ってきたので、古典でも並べて鑑賞予定。
スマホ詰パラのほうにいきます。
いずれスマホ詰パラ賞2018年上半期等が発表されるだろうから1作くらい入りたいと思うがそれがなかなか難しいのである。
まず先週の土曜フェスから
作者は、Charieさん この方は、本編でもよく見る作者
フェスというより普通に手筋作だ。フェスに出されるとかえって俗手を考えすぎてしまうが15銀を消して15桂を打つのが筋。(当ブログでも昔書いた気がするが思い出すのも大変なので省略)
そしてラスボスがあたまかなさんだ。
あたまなかさんの従来の作風とは、少し違うが軽快な不成を含む手筋作。11金、同銀、13金以下豊富な金でおびき出す。頭の中でさらっと解けるはず。
日曜のフェスで目に付いたのは、ラスボスの驫飛龍さんのこの作品
こういうの得意ですね。飛車を引いて空き王手だがどこに引くかの問題。96王と逃げる手に飛車を9筋に回る手を残しておかないとなると68か69だが68だと77王と逃げられてこれが詰みそうで詰まない。それで69となるわけだ。5手詰みだ。こういうのは、本誌の保育園にいいね。
本編にいきます。
まずこの作品
左右分離方でなかなか面白い。
コメントにあった改案は、次だが
これに関しては、収束が全く違うし善悪は、不明。むしろ元図の方が好みだ。
元図の収束を見たとき そういえば似たような収束を使った作品を創ったことがあるのを思い出した。
どうやって詰ますのかすっかり忘れていた(笑)
次の作品は、これユニークな作者名ですね。
コメントにもあったしすぐに思いつく2手延長は、
ただし初手は、14飛でなく11飛ですよ。きれいにまとまっているし途中の41銀が絶妙ですね。
次に次の作品も好作だ。
31飛は、香車だと11手目に22銀不成と突っ込む手が生じるわけだ。
42角は、42馬でもいいと思うが好みか?
まさにじゃま駒消去の好作でした。
最後に昨日のトリの作品
作者は、これまでも高度な作品を投稿してきているが今回は、特に難解。
序盤のやり取りは、作者解説を参考にしてください。じっくり検討しないと理解できない。
収束は、軽妙なのでこれを使って小品を創りました。
これくらいなら週刊誌レベルでしょう。