昨日まで、暑かったが今日はカラッとして秋晴れの日曜日です。
行楽には持って来いの一日ですが今日は予定がありません。クリーニングに出していた冬用の毛布ができていれば次男のいる大阪に出かけるつもりだったのですが
というわけでのんびりと図書館ですごそうかと思っています。
いままで大道詰将棋はあまり取り上げませんでしたが今日はちょっと取り上げてみます。
手元に趣味の詰将棋という青焼きコピーの冊子があったので見ていると香歩問題でも銀合問題、金合問題、角合問題、その他合問題、特殊形と分類されていました。
その中でも一応特殊形について2問程取り上げます。
まずは、下図 15手詰と長いのですが左上に固まっているのでそう難しくはありません。
この問題 ▲7一角成△同王▲7九香で詰と思ったらそれは間違い。△7四桂~△7三金合の連続中合いでうーんと唸ることになります。
詰みましたか?
それでは、似て非なる問題をもう一問紹介します。
こちらも同じように左上に固まっているので考えやすいといえば考えやすいですが
先の問題と同じように進めるとすぐに あれっこれじゃダメだと自動修正になると思います。
さっきの問題とは全く違う詰み筋で、連続、中合いがでてきます(あっさっきヒントを言っちゃったなあ)。最後までスカッときまる詰将棋です。
大道詰将棋は、まあ基本的に駒が余った場合もOKなようですがこれらはすっきり割り切れて詰みます。
今は、街角で大道詰将棋を見かけることは全くありませんが こういうのが街にあった時代は古き良き時代なのかもしれません。
74桂合、同香、73金合で不詰です。
後の図は大道詰将棋の基本型から綺麗な捌きの手順で好作ですね。
姉妹局みたいになっているのも良い。
ご指摘ありがとうございました。
訂正いたしました。
小駒の使い方が楽しい。
2問目の玉方9五銀は、余詰消しです。
(これがないと5手目に本手の▲8三桂だけでなく▲7二金からの余詰が発生しますね
この変化のときに▲8四桂を消しています。
つまり▲7二金△同金▲同香成▲7三金のときに9五に銀があると△8一王で逃れているがないと▲9三桂不成以下詰んでしまい、余詰めが発生します。)