以前 小説版 東京タワーを読んで感動し ドラマ版 東京タワーみて感動しました。あと映画版は、持っていたのですが見る時間がなかなか取れなくておいてましたがようやく劇場版DVD見ました。
あまり特に予備知識なく映画版を見ましたがやはりよかったですね。親にいろいろお金の世話になりながら東京の大学生活の中で堕落していく。サラ金を重ね行き着くところまできた感じのところからようやくやる気を起こした主人公。
おかん役の2人が樹木希林と内田也哉子(樹木希林の実の娘)二人でしたが若いときと現在をこの二人が演じることで非常にリアルに感じます。樹木希林という女優さんは個人的に非常にすきで近くにいたらいいなあという女優さんです。
主役のオダギリジョーは、はじめて見たと思ったらあとから調べてみると有頂天ホテルの筆耕係(あの個性的な)をしていたとは知りませんでした。本人自身も母子家庭に中で育ちましたがそのとおりの役ははまり役ともいえました。
この映画に出てくる主人公と彼女がうまくいけばハッピーエンドなのですがそうでないのが現実であり映画でもそうなっていました。
東京タワー 劇場版も小説版からストーリーは脱線せず、非常に細やかにつくられて秀作です。親に心配や迷惑かけた事を実感するようになって初めて親孝行したいと思うのですがそのとき親はいないというのがよくある話なのかもしれません。