2007年10月7日(日)~10月8日(月)
悪沢岳(わるさわだけ、3,141m)、赤石岳(あかいしだけ、3,120m)
天候: 7日晴れ (8日雨) (登山、日本百名山)
本山行、ありえないコースを1日で歩いてしまいました。
たぶん、ここまで無茶なことは2度としないと思います。
◆基本情報
・ルート:
1日目: 椹島ロッジ(04:00)~千枚峠(10:00)~悪沢岳(11:30+休憩)~荒川小屋(14:30)~赤石岳(17:30)~赤石避難小屋(18:00)
2日目: 赤石避難小屋(0700)~赤石小屋(0815)~椹島(1030)~椹(1100)*~畑薙ダム(1200)
*臨時バス、ありがとう東海フォレストさん。
・総距離 全体約25km
(1日目:約18km、2日目約8km)
・累積標高差 1日目約2,816m
テント背負っての、この行程、無理しすぎた。。。
◆詳細
0400 椹島ロッジ スタート。
明かりはヘッドランプと月明かり。「怖い」と思うと、本当に怖いので、「足元見えねーな」と、平静を保つ努力を行う。
時折、「うおー、がさがさ」と、何かの獣?の叫び声と動く音がする。
びびらない、びびらない。
1時間半近く暗闇を歩くとやっと、太陽。
遠くに、朝焼けの悪沢岳。
大分明るくなってきました。青空ですね!
しばらく歩くと、富士も。。。デカイ
もうすぐ千枚小屋ですが、木々の色も変わり始めてます。
千枚小屋 に到着。
富士も良く見えます。 ここで朝を迎えるのもよいでしょうね。
一休みして、更に上に。
秋めいてきますね。 快晴の中、とても心地がよい。
紅葉のトンネル。
千枚岳手前より眺望が開けてきます。
やっと、千枚岳到着。
すでに、椹島ロッジから約9km、標高差1,700mを登りました。。。
もう、疲れましたよ。
しかし・・・引き続き登りが続きます。
悪沢までは約300mの標高差です。
稜線は、めっきり秋です。
後ろを振り向けば、いつも富士山
悪沢岳到着ー。
できることなら、ここにテントを張って寝たいです。
塩見、北岳、その奥は鳳凰ですか。
来た甲斐があります。
こちらは、赤石方面。
結構下りますよね・・・。
さあ、あまり時間ないので、中岳に向けて出発。
中岳避難小屋が見えてきました。
荒川中岳到着。
中岳下のカール
グイグイ下ります。
荒川小屋到着。
中岳から約450m程下ってしまいました。
もったいないよ。
空が美しいです。
これは・・・。何でしたっけ。
大聖寺平、強風が通り抜けていました。
雲が入り込んでますね。
途中で、ザックを放り投げて、しばし休憩。
真面目に、足が動かなくなってきました。
もう、亀歩きです。
赤石手前?
またまた眺望が出てきました。
夕日が山肌にあたり美しいです。
先の頂上が赤石岳でしょうか。
これはこれで、神秘的です。
疲れを忘れます。
黄金の国ですね。
赤、黄、緑。
と、のんきな記事を書いていますが、実際はかなりの強風です。
ついたー、
と思ったら、小赤石。
なんだよ、小って。 十分でかいです。
グイグイ陽が落ちていきます。
あ~(悲)
もう、あなたは落ちてしまうのですか。
一体、ここはどこだろう。
頭は真っ白。
外は真っ暗。
その中に、ぼーっと赤石岳の道標。 ・・・ついた。
避難小屋では、2組いらっしゃいました。
夜遅く?(18:00)の到着、ごめんなさい。
テント、何でもってきたんだっけ?
椹島ロッジから、悪沢を回ってきたという話しをしたら、
滅茶苦茶驚いていました。
----------
翌日 :
前日の強風+雨。
そんなに苛めるなよ・・・と思いながら、超特急で下山。
0700に避難小屋を出発して、11:00の臨時バスに駆け込みました。
帰りに、
赤石温泉・白樺荘 によろうとしたら、登山者(下山者?)で一杯。
*行き、余裕があったので、寄ったのですが、ここはかなりよいです。
*大概、「景観いいねー」と楽しんでいるだけなのですが、温泉の質の良さを、素人でもわかる温泉。
*しかも、「無料」
でも、人が多くて諦めます。
3日間着替えていない臭すぎる服をまといながら、更に下山。
どこだったかな、・・・忘れましたが、
温泉に入りかえりました。
今回は、バタバタでしたが、富士山のデカサを改めて感じました。
◆関連リンク
・南アルプス南部の登山・観光情報(東海フォレスト)
【以下、蛇足】
------------------------------------------------------------------
ちなみに、同山周辺の小屋は全て、東海フォレスト さんが運営。
同社の親会社、東海パルプ さんって、どんな会社なんでしょう。。。
ということで、軽くチェック。
どこぞのブログでは、地元のマフィアとか、書いてありましたが、、、
とんでもない、相当由緒ある上場企業なんですね。
明治40年大倉喜八郎 (大倉財閥)が設立した会社で、
先日経営統合されましたが、東証一部上場企業。
統合前でも、540億くらいの売上。
井川社有林 は、間ノ岳から畑薙ダム付近までの広大な土地のようです。
「国立公園」指定地でも、私有地ということがあるんだ、、(不勉強)
公費がでているのかは知りませんが、快適な登山環境を提供頂いているのは感謝ですね。
ただ、千枚小屋に行く途中、所々で「車道」と交差します。見晴台なる所は、車道でした。
・・・おいおい、こっちは必死で登っているのに、車でいけるのか?
と時折、興ざめしてしまいます。 社有林管理上、千枚小屋運営上仕方ないのでしょうが・・・
>>日本百名山山行記録一覧はこちら。
>>旧ブログ記事はこちら。
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悪沢岳(わるさわだけ、3,141m)、赤石岳(あかいしだけ、3,120m)
天候: 7日晴れ (8日雨) (登山、日本百名山)
本山行、ありえないコースを1日で歩いてしまいました。
たぶん、ここまで無茶なことは2度としないと思います。
◆基本情報
・ルート:
1日目: 椹島ロッジ(04:00)~千枚峠(10:00)~悪沢岳(11:30+休憩)~荒川小屋(14:30)~赤石岳(17:30)~赤石避難小屋(18:00)
2日目: 赤石避難小屋(0700)~赤石小屋(0815)~椹島(1030)~椹(1100)*~畑薙ダム(1200)
*臨時バス、ありがとう東海フォレストさん。
・総距離 全体約25km
(1日目:約18km、2日目約8km)
・累積標高差 1日目約2,816m
テント背負っての、この行程、無理しすぎた。。。
◆詳細
0400 椹島ロッジ スタート。
明かりはヘッドランプと月明かり。「怖い」と思うと、本当に怖いので、「足元見えねーな」と、平静を保つ努力を行う。
時折、「うおー、がさがさ」と、何かの獣?の叫び声と動く音がする。
びびらない、びびらない。
1時間半近く暗闇を歩くとやっと、太陽。
遠くに、朝焼けの悪沢岳。
大分明るくなってきました。青空ですね!
しばらく歩くと、富士も。。。デカイ
もうすぐ千枚小屋ですが、木々の色も変わり始めてます。
千枚小屋 に到着。
富士も良く見えます。 ここで朝を迎えるのもよいでしょうね。
一休みして、更に上に。
秋めいてきますね。 快晴の中、とても心地がよい。
紅葉のトンネル。
千枚岳手前より眺望が開けてきます。
やっと、千枚岳到着。
すでに、椹島ロッジから約9km、標高差1,700mを登りました。。。
もう、疲れましたよ。
しかし・・・引き続き登りが続きます。
悪沢までは約300mの標高差です。
稜線は、めっきり秋です。
後ろを振り向けば、いつも富士山
悪沢岳到着ー。
できることなら、ここにテントを張って寝たいです。
塩見、北岳、その奥は鳳凰ですか。
来た甲斐があります。
こちらは、赤石方面。
結構下りますよね・・・。
さあ、あまり時間ないので、中岳に向けて出発。
中岳避難小屋が見えてきました。
荒川中岳到着。
中岳下のカール
グイグイ下ります。
荒川小屋到着。
中岳から約450m程下ってしまいました。
もったいないよ。
空が美しいです。
これは・・・。何でしたっけ。
大聖寺平、強風が通り抜けていました。
雲が入り込んでますね。
途中で、ザックを放り投げて、しばし休憩。
真面目に、足が動かなくなってきました。
もう、亀歩きです。
赤石手前?
またまた眺望が出てきました。
夕日が山肌にあたり美しいです。
先の頂上が赤石岳でしょうか。
これはこれで、神秘的です。
疲れを忘れます。
黄金の国ですね。
赤、黄、緑。
と、のんきな記事を書いていますが、実際はかなりの強風です。
ついたー、
と思ったら、小赤石。
なんだよ、小って。 十分でかいです。
グイグイ陽が落ちていきます。
あ~(悲)
もう、あなたは落ちてしまうのですか。
一体、ここはどこだろう。
頭は真っ白。
外は真っ暗。
その中に、ぼーっと赤石岳の道標。 ・・・ついた。
避難小屋では、2組いらっしゃいました。
夜遅く?(18:00)の到着、ごめんなさい。
テント、何でもってきたんだっけ?
椹島ロッジから、悪沢を回ってきたという話しをしたら、
滅茶苦茶驚いていました。
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翌日 :
前日の強風+雨。
そんなに苛めるなよ・・・と思いながら、超特急で下山。
0700に避難小屋を出発して、11:00の臨時バスに駆け込みました。
帰りに、
赤石温泉・白樺荘 によろうとしたら、登山者(下山者?)で一杯。
*行き、余裕があったので、寄ったのですが、ここはかなりよいです。
*大概、「景観いいねー」と楽しんでいるだけなのですが、温泉の質の良さを、素人でもわかる温泉。
*しかも、「無料」
でも、人が多くて諦めます。
3日間着替えていない臭すぎる服をまといながら、更に下山。
どこだったかな、・・・忘れましたが、
温泉に入りかえりました。
今回は、バタバタでしたが、富士山のデカサを改めて感じました。
◆関連リンク
・南アルプス南部の登山・観光情報(東海フォレスト)
【以下、蛇足】
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ちなみに、同山周辺の小屋は全て、東海フォレスト さんが運営。
同社の親会社、東海パルプ さんって、どんな会社なんでしょう。。。
ということで、軽くチェック。
どこぞのブログでは、地元のマフィアとか、書いてありましたが、、、
とんでもない、相当由緒ある上場企業なんですね。
明治40年大倉喜八郎 (大倉財閥)が設立した会社で、
先日経営統合されましたが、東証一部上場企業。
統合前でも、540億くらいの売上。
井川社有林 は、間ノ岳から畑薙ダム付近までの広大な土地のようです。
「国立公園」指定地でも、私有地ということがあるんだ、、(不勉強)
公費がでているのかは知りませんが、快適な登山環境を提供頂いているのは感謝ですね。
ただ、千枚小屋に行く途中、所々で「車道」と交差します。見晴台なる所は、車道でした。
・・・おいおい、こっちは必死で登っているのに、車でいけるのか?
と時折、興ざめしてしまいます。 社有林管理上、千枚小屋運営上仕方ないのでしょうが・・・
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