陶芸工房 朝

アトリエ便りです。どうぞよろしく。

マンサクの花が咲いたよ

2021年02月19日 | 日記・エッセイ・コラム

    まんさくやはしゃぐ子どもの笑い声

 

木々が、日々、かすかに芽ぶきを始めました。

いっきに輝きを増した春の光りの中に一斉に伸びあがる木々の美しさは、いつまで眺めていて飽きることがありません。

自然体がモットーの我が家の庭では、今マンサクが満開です。北国で春一番に咲くというマンサクです。でも、みんなが勝手にてんでんばらばら伸びあがっているので、このままいくと手に負えなくなりそうです。「小鳥たちが賑やかだし、今日は絶好の剪定日和だから・・・」と思い切って剪定をすることにしました。

 

 写真 左奥からヤマザクラ・ 中央がヒメシャラ・右端がマンサク・右奥がキンモクセイ

春の日差しを浴びながらの剪定です。マンサクは丁寧に伐って水瓶に取りました。  助っ人もあって、木々はご覧のようにきれいになりました。写真は伐り終わってからのものです。

 

 夕映えに水瓶のマンサク檜皮部黄色(キハダイロ)

 心地良い疲れの、心地よい春の一日でした。


味噌づくり

2021年02月11日 | 日記・エッセイ・コラム

 味噌づくり女人はなやぐ春うらら

「今日は祝日なんだね」「何の日だった?」「建国記念日でしょ」「そうか建国か!」「建国って何の建国?」「日本の初代の天皇・神武天皇即位の日、紀元前660年1月1日(旧暦)」「それが現代で言えば2月11日ってこと?・・」味噌とは何の脈絡もない気ままなおしゃべりをしながら、女3人で「味噌づくり」をしました。(陶芸ではなく・・)

 

 材料は蒸した大豆(1升)と米麹(1升)と塩(450g)

 

蒸したての暖かい大豆をフードプロセッサーで潰します。

潰した泥状の大豆1升と米麹1升を、丁寧に満遍なく手で混ぜ合わせます。

さらにそこに430gの塩を全体にまぶし、時間をかけて丁寧に混ぜあわせます。

(これは焼き物の粘土をこねるのと同じ要領同じ感覚、というのが私の感想)

大豆と麹と塩とが一体になるまでさらに丁寧に混ぜる合わせ、団子状にしたものを、保存容器にいれます。

保存容器は菌が入らないように焼酎でよく消毒します。

煉り合せた材料には空気が入らないように密度を高めて抑え込んで、容器の隅々まで入れていきます。

 

保存した素材の上から20グラムの塩をまいて、サランラップで密閉します。

さらに押し板か重石をおいて蓋をし、半年ぐらいは冷暗な場所に保管します。

大豆と麹が発酵し、そこに塩が溶け合うと美味しい味噌になるはずです。

6か月後の完熟に誕生する(多分)美味しい味噌が楽しみです。

 

このメモは、私の初めての味噌作りの忘備録です。

レシピは友人が自分の体験を基にアレンジしたのものですので、悪しからず。