陶芸工房 朝

アトリエ便りです。どうぞよろしく。

第44回 静岡県工芸美術展が始まりました

2018年11月28日 | 展覧会

恒例の「静岡県工芸美術展」が始まりました。

 

 

主催は静岡県工芸家協会で、会員の作品の他に、一般公募があって、

静岡県下の工芸を目指す者にとっては、最も大きな展覧会です。

 

鈴木三七子作品

 

塩田邦子作品

 

私のアトリエからも2点 の作品が入選しました。

 

 

静岡県工芸家協会最優秀作品賞「内在するもの」 

 

黒色の面が取り巻くその内部は金彩を施した空洞で、それを三層のくねくねした曲面が取り囲みます。

人間の内部に内在するあらゆるものの記憶・その蓄積が「私・Watasi 」を構成しているように、

あらゆる物の構成の本質は、大地も  植物も   鳥も  犬も ・・ 宇宙も・・ ,

内在する記憶の上に成り立っているように思えます。

作品は、そんな「内在するもの」をテーマにしたものです。

  (アトリエ朝作品)

 

 会場  静岡県立美術館  県民ギャラリーA・B

会期   平成 30 年11月 27日  (火) ~ 12月 2日(日)

静岡県工芸美術展

 

この季節の静岡県立美術館プロムナードは、美しい「秋」で彩られています。

素敵な秋を満喫できること請け合いです。

おつでがありましたらぜひ立ち寄りください。


竜胆の花が咲いたよ

2018年11月13日 | 野草

  日ごとに日暮れが早くなって、夕方五時にはもう真っ暗です。

 日暮れの早さは何気に物悲しく迫りくる冬を予感します。

若いころには感じなかった人生への哀感と重なります。

 

 

秋の終わりを象徴する花、「りんどう」が咲きました。

ほの暗い草叢の中に、ほのかな紫色が浮かんでいます。

 

 

 

 りんどう咲き むらさきの風  吹きにけり

   つれづれの 秋の夜長を 仏彫る

 

 

 うちの庭の竜胆(りんどう)です。


日展が始まりました

2018年11月02日 | 展覧会

11月です。芸術の秋です。

恒例の日展が、開幕しました。

 

  

 11月1日 (昨日)、開幕を前に今年の入選者のための内覧会がありました。

 

 

今年は、友人が特選を取りました。

(上記の織部がその作品です。)

 

 

 

私の作品も入選しています。

真ん中の黒色の作品がそれ・・・(写真が、真っ黒になってしまいましたが )

 

会期は、11月2日(金)~  11月25日 (日)

場所は、国立新美術館(港区六本木)

火曜日は休館

 

今年は例年にも増して、パワフルな感じがします

東京におついでのある方、是非寄ってみてください。