陶芸工房 朝

アトリエ便りです。どうぞよろしく。

ホタルブクロ

2007年05月29日 | 野草

  数年前、_003_10一株植えたほたるぶくろがあちこちに広がって、今年は、庭の通り道に満開になった。

もう蛍の舞う季節になったのか !

そういえば、もうすぐに六月。


とびかんな

2007年05月21日 | 日記・エッセイ・コラム

五月休みに九州佐賀の実家に帰っていたMさんが、

「小石原焼に行ってきた」といって、

小さなトビカンナの皿を見せてくれた。

白化粧した生地に、茶色のとびかんなの跡がかわいらしい。

Photo_28 すぐに、以前行ったことのある、九州大分の小鹿田焼(おんだやき)を思い出した。小鹿田焼きは、未だに土作りから焼成まで、昔のままの製法を守って、集落全体で小鹿田焼きを焼いているユニークな窯場だ。なぜかここの技法の主流が、とびかんながなのだ。(写真は、小鹿田焼のとびかんなの大皿)。

思い立って、さっそくとびかんなを買ってきて、白化粧した皿に、実際にやってみることにした。

ところが、なかなか思うようにかんなが飛んでくれない。

_009_2 こんな不ぞろいなおかしな模様が出来上がってしまった。上達するまでにかなり練習がいりそうだ。

*「とびかんな」とは、薄い鋼の陶芸用の削りかんなの一種。回転する轆轤の上に生乾きの作品をおいて、削りかんなをあてると、かんなの跳ねた跡が不思議な模様になる。


焼成完了

2007年05月17日 | 作品紹介

下記にご紹介した作品の焼成が完了しました。

なかなか期待通りに行きません。

20075_002 白化粧菓子鉢。

_004_5入れ子鉢。

上との色の差は、上薬の違いです。

20075_004

掻き落とし絵皿。

ちょっと、掻き落としの部分が多すぎました。

今回は、新しく作った釉薬を使っています。

焼成と釉薬との関係は、奥が深くて、本当に難しいです。

焼成するたびに、いろいろ勉強しなければならないことが見えてきます。頑張らなくっちゃ。

写真は、クリックすると拡大します。