玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

*養老孟子入門②

2024年01月22日 | 捨て猫の独り言

 「脳が作る意識の世界を、身体と対比させるという意味で身体は脳の外にあると考えよう」

 【脳・意識・人工】×【身体・無意識・自然】

 

 「脳の中は同じの世界だ。しかし身体は差異の世界だ」

 「同じの世界」とは何か。リンゴ2個と車2台は同じ「2」だ。私はAさんと「同じ(立場)」になれる(感情移入)。言語もお金も脳の産物で脳が違うものを「交換する」あるいは「結びつける」という働きをする。

 「数学が最も普遍的な意識的な追及つまり「同じ」の追求だとすれば、アートはその対極を占める。いわば「違い」の追求なのである」

 「動物の意識には「同じ」という働きがほとんどない。だから動物には言葉がない」  

 「都市に残された最後の自然である身体、さらにその身体の生々しさを象徴するような死体、脳と正反対のものが死体である」 

         

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