連続3日でエンゴサク(延胡索)の仲間を取り上げることになった。初回に苞に切れ込みがある正体不明の植物を見つけ、ミチノクエンゴサク(陸奥延胡索)と推定したが、残念ながら外れたようである。それでも専門家の間では、珍しい植物の、ササバエンゴサク(笹葉延胡索)とわかった。苞の特徴はヤマエンゴサク(山延胡索)によく似ている。何時も山歩きに持参している「山渓ハンデイ図鑑」に、載ってない名前を特定するにあたっては、その日偶然にも、高尾山の植物に詳しいKR氏とKA氏に出会い、実物を見ての特定であった。笹葉延胡索/ケシ科/キケマン属。山野に生えるケシ科の多年草。高さ10~20cmで、花の下の苞には切れ込みがある。名前の由来:エンゴサクの仲間で、ササ(笹)の葉に似ていることからこの名が付いた。花期:4~5月。(高尾山)【山野草の索引(2)へ】
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奥の深さではデコさんの香貫山も、負けないのではないでしょうか。
高尾周辺を毎日歩いている人でも、新しい発見があるといいます。
この植物が、新たなハイカーで年々荒れる高尾の救世主になってくれるとよいのですが。
何たって、名前は援護策
珍しい花を見つけられましたね。
それに画像も素晴らしい出来栄えです。
★5個ですねー!!!
ぽれぽれ先生もササバエンゴサクと断定していますので、まず間違いありません。
諸先生に囲まれても、それなりに植物を話せるようになりました。
やっと人並み