中越地震復興「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
寅太の家の庭に咲く山野草などのブログです。

ホタルカズラ

2010-05-31 08:06:24 | 山野草
むかし長岡に出張する人がいたので、暗くなったら車のウインカーの点滅で、周りから蛍が集まり、車に蛍が付いて、車の形が浮かび上がりますよと教えた。
相手は冗談と思いながらもやってみたら、その通りのことが起こり、週明けの朝に報告で走ってきた。現在はこの方法は勧めてはいないようである。
高尾もこの季節は、緑の中に明るい青紫色で、いかにも蛍の光のようである。

 

蛍葛/ムラサキ科/ムラサキ属。
日当たりのよい乾いた山地に生える多年草。
葉は互生し、狭長楕円形で、表面に剛毛がある。茎の上部の葉腋に青紫色の5裂した花を付ける。裂片の中肋に沿って5本の白い隆起がある。
名前の由来:緑の中に瑠璃色の花が咲く様子をホタルに例えたことからこの名が付いた。
花期:4~6月。
(高尾山)
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オオアマナ

2010-05-30 06:42:37 | 山野草

旅のシリーズがなければ、登場したのがオオアマナ(大甘菜)である。一昨日、現状を確認に裏高尾に出かけたが、跡形もなく終わっていた。帰省前に準備していたので、少し遅れた登場になるが、ここは大目に見ていただきたい。
咲き始めた頃は気付かなかったが、裏高尾の土手にかなり群生している。ちょっと頼りなさそうなアマナ(甘菜)の名を貰って、いかにも日本産のような顔をしているが、かなり繁殖力が強そうである。花の形だけで判断できない、代表的な帰化植物かもしれない。

 

大甘菜/ユリ科/オオアマナ属。
公園や河原の土手に生える多年草。
地中海沿岸原産で明治の末頃渡来し、観賞用に栽培されていたものが野生化した。葉は線形で、花は白い6弁花を穂状に付ける。花被片の外側は緑色。
名前の由来:アマナに似て大きいことからこの名が付いた。
花期4~5月。
(裏高尾)
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ツクバネソウ

2010-05-29 13:17:01 | 山野草
三国街道を歩いてから2ヶ月が過ぎたが、街道で出会った一風変わった山野草の、ツクバネソウ(衝羽根草)を載せるのを忘れていた。昨年は気付かなかったが、今回はかなり観察された。まっすぐに伸びた茎に、葉が上部で輪生していることから、ゴゼンタチバナ(御膳橘)を連想するが、ゴゼンタチバナは輪生する葉が5枚であるが、この植物は4枚である。むしろヒトリシズカ(一人静)の雰囲気である。
花は蕾が多かったが、探すと開花した株にであった。葉とバランスが取れない小さな花であるが、どこか可愛く実生からでも育てて見たい山野草である。

 
(撮影2011.05.18)

衝羽根草/ユリ科/ツクバネ属。
山地の林内や林の縁に生える多年草。。
茎はまっすぐに伸び、無柄の葉が4個輪生する。茎頂に花柄を出し、緑色の花を上向きにける。
名前の由来:実と輪生葉の形が羽根付きの羽に似ていることからこの名が付いた。
花期5~8月。
(群馬県三国峠)
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20日ぶりの高尾山

2010-05-29 00:56:53 | できごと
昨日は久しぶりに高尾山に出かけた。前回は8日だったので20日ぶりである。オオアマナ(大甘菜)をブログに載せようと、その後の様子を確認したら、もう跡形もなくなっている。
代わりにヨウラクラン(瓔珞蘭)が満開で、琵琶滝の奥のセッコク(石斛)も咲き始めた。今年初めてアサギマダラ(浅黄斑蝶)を見たが、デジカメを出す間に飛び去った。この代わりはオナガアゲハ(尾長揚羽)が羽根をひろげたまま動かない。これは雌のようだが、なかなか撮ることが難しい蝶のようである。久しぶりの高尾ということと、アサギマダラにふられたのを見ていたので、歓迎しているようである。
最後の画像の一面に生えている植物は何でしょうか?意外な答えが近いうちに載る予定である。


(咲き始めたセッコク)

 
(ヨウラクランは満開)        (オナガアゲハの雌)


(長岡で見た植物、はてこれは何でしょう)

(高尾山)
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ヒゲネワチガイソウ

2010-05-28 05:49:16 | 山野草
雨の中を、カメラもしまって先を急いだので、じっくり山野草を眺めることもできなかった。街道沿いに綺麗な白い花が咲いていたが、ミヤマハコベ(深山繁縷)と思い、気にしないで足を進めた。でも白い花に葯の赤が綺麗で、背中のバッグからカメラを取り出した。
帰って調べた結果はヒゲネワチガイソウ(髭根輪違草)であった。髭根は根が細かいことからくるが、問題は輪違でこれは広辞苑にもでている。2個の輪が少しずれた状態(いわばアウディのマーク)を輪違印といい、意味がわからないことを表わすようである。ワチガイソウ(輪違草)よりも高いところに生え、ワダソウ(和田草)なども仲間のようである(いつもコメントをいただくデコさんの一昨日のブログで、雲取山でワチガイソウに会ったとある)。
旧三国街道はもう一日探索のつもりであったが、予期せぬパワーウィンドウの故障で、小雨の中を窓を開けながら高速道を疾走してきた。本日で旅が終わりであるが、次はアウディだと気付いたのは、車を修理にだした後の話である。

 

髭根輪違草/ナデシコ科/ワチガイソウ属。
山地のやや湿り気のある林床に生える多年草。
葉は倒披針形で無柄で、上部の2対は接近して付く輪生状に見える。白い花弁は5~7個で先が尖り、葯は赤褐色。
名前の由来:同属のワチガイソウに比べ、細根が多いという特徴に因んでこの名が付いた。
花期:4~6月。
(みなかみ町旧三国街道)
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クリンユキフデ

2010-05-27 00:50:06 | 山野草

国道17号線の永井宿の近くから、朝早く旧三国街道を登り始めた。目指すのは大般若坂で、平成の大合併でみなかみ町になったが旧新治村である。三国峠方面に登り1時間半、戻りが約1時間の行程である。駐車中の車はパワーウインドーが故障で上がらないので、セキュリティーはかけているが、車を離れるのは少し心配である。
目的地の大般若坂には着いたが、山野草の学習で数時間かけたいところだが、雨のためカメラもしまっている。かろうじていくつかは撮ってきたが、その一つがこの山野草である。。その
名前にたどり着くまで時間がかかったが、イブキトラノオ(伊吹虎の尾)に似ていることがヒントになり、クリンユキフデ(九輪雪筆)と判明した。
なお、三国街道を歩く目的は、北越戦争の最初の戦いがあった大般若坂と、永井宿の近くにある白虎隊町野久吉の墓で ある。

 

九輪雪筆/タデ科/タデ属。
林内に生える多年草。
根生葉は長柄があり、茎葉は無柄で茎を抱く。茎頂には長く、葉腋には短い穂状花序を出し、白色の花を密に付ける。
名前の由来:白い花を雪に、花穂が筆に似て九輪塔のように重なることからこの名が付いた。
花期:4~6月。
(みなかみ町旧三国街道)
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ホクリクネコノメソウ

2010-05-26 11:27:55 | 山野草
山の裾野と棚田の間に群生しているのは、鮮やかな色のネコノメソウである。ネコノメソウは各地でわずかな個体差があり、ここに生えているのはホクリクネコノメソウ(北陸猫の目草)である。
北陸地方は昔の越国が中心であるが、最近では新潟県をのぞく北陸三県(福井、石川、富山)を、北陸地方と呼ぶようである。さて、明日からは三国峠を越えることになる。これは足ではなく、関越道を車で越えるのである。

 

北陸猫の目草/ユキノシタ科/ネコノメソウ属。
沢沿いなどの湿った地に生える多年草。
葉は円形から楕円形で、表面の脈が顕著に見える。雄しべは8個でガク裂片より長く直立する、裂開直前のヤクは暗紅色で後に黒紫色となり、苞は花期には鮮やかな黄色となる。
名前の由来:北陸地方に生えるネコノメソウからこの名が付いた。。
花期:5~6月。
(十日町市松代)
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十日町のオオバキスミレの群生

2010-05-25 07:11:09 | 旬な花

上越市から十日町市の峠を越えると、昔の東頸城郡松代町になるが、平成の大合併で十日町に入り、ここからは魚沼産こしひかりになるので、棚田もかなり活用されていた。
峠を少し下って、棚田の山裾を見ると、オオバキスミレ(大葉黄菫)の大群生で、見える範囲の上まで全て埋めつくされていた。画像の中にゼンマイ
ウド(独活)などもまざっているが、わかるでしょうか。棚田に近い山裾に、群生している植物を見付けました。 これは明日ですね。


(オオバキスミレの群生)

 
(左の画像の左端にウドが見える)

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ミチノクコザクラ

2010-05-24 00:01:28 | 山野草
越後の松代で、みちのく(陸奥)の小桜に会うとは思わなかった。何処かのハウスで栽培しているものであろう。ミチノクコザクラ(陸奥小桜)は青森県の岩木山の特産と言われている。

 
(葉も変わっているので、撮ると名札が映った)

さて、この峠の売店とも分かれ、峠を下ることになったが、最後に真っ白なタチツボスミレ(立t坪菫)らしい画像を載せておく。業者は突然変異で青紫色が白になったといっていた。

 
(下弁の線条まで白い突然変異種?)

陸奥小桜/サクラソウ科/サクラソウ属。
亜高山帯の湿った草地に生える多年草。イワキコザクラ(岩木小桜)。
根生葉はやや肉厚で、倒卵状のくさび形をし、葉の上部の縁に不揃いな鋸歯がある。茎先に総状花序を出し、紅紫色の花を5~10輪付ける。
名前の由来:エゾコザクラ(蝦夷小桜)の変種で東北の岩木山に生えることからこの名が付いた。
花期:6~7月。
(十日町市松代)
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オニグルミ

2010-05-23 00:24:44 | 樹木

峠の高い位置に売店はあり、見下ろすと目の前に、下から伸びているオニグルミ(鬼胡桃)の木があった。日本の山に自生するクルミはオニグルミが圧倒的に多い。高木が多いので、今まで花を撮ったことはほとんどなかった。
オニグルミ越しに、はるか彼方に集落が見えた。すこし車で走るとかっての山田のある田舎の風景に出会った。東頸城郡松代(まつだい)町は今は十日町市と合併し、魚沼の仲間である。

 
(左が赤い雌花序、右が緑色で垂れ下がる雄花序)

 
(はるか下には、かってよく見た田舎の風景)

鬼胡桃/クルミ科/クルミ属。
日本全国に分布する落葉高木。風媒花で雌雄同株。
葉は奇数羽状複葉で互生し、小葉は9~17個で長卵形で先は尖り、葉縁には細鋸歯がある。雄花は前年の葉の付け根から垂れ下がり、赤い雌花は新枝の先端に付く。
名前の由来:果実の表面がヒメグルミ(姫胡桃)は滑らかなのに対し、表面が凸凹で醜いことからこの名が付いた。
花期:5~6月。
(十日町市松代)
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