久しぶり、朝から雲一つない秋晴れの爽やかな天気である。
さて、きょうは菊の話題である。東北地方や新潟県の中越、下越では畑に菊を作り、秋にはよく食べる。
菊といっても食用菊のことで、ちょうど今ごろが旬で、食用菊の生産高日本一の産地は山形県と言われる。
菊の花びらを食べる習慣は、江戸時代から始まったとされるが、おひたしで食べると美味しいが、どうしたことか他の地方には広がらないようである。新潟県でも上越近辺ではあまり作ってないと聞く。
食用菊の代表的な種類を上げてみる。黄色い花では青森県を中心とした阿房宮(あぼうきゅう)で、語源は美女三千人が暮らしていたという秦の始皇帝の宮殿に因んでいる。
淡い紫色の花では、延命楽(えんめいらく)で新潟では「柿のもと」や「おもいのほか」と呼んでいる。山形ではこの品種を「もってのほか」と呼び、「天皇の御紋である菊の花を食べるとはもってのほか」とか、「もってのほかうまい」などに因むと言われる。
この家庭菜園の持ち主は新潟県出身なので、作っているのは紫色の品種で、いくらでもどうぞというので、手当たり次第に咲いている花をむしり取った。
しばらくの間の夕食には、菊のおひたしに新潟の米で造った日本酒であろう。
菊の中に先客のオンブバッタがいたが、雌が小柄な雄をいつも載せているのが、画像にバッチリ写っていた。
(千葉県野田市)
ちょっとの行き違いで逢えなくて残念です。
相変わらず頂上で一杯、下山して一杯でしたが、タカオヒゴタイ、コシオガマなど花も一杯でした。
菊の花の酢の物で一杯も捨てがたいです。
黄色のちっちゃなつま菊ですね。高級のものは本物ですが、最近はプラスチックも多く見られます。
この生産地は愛知辺りが多いようです。
刺身のつま菊は味もないし、食べる気になりませんね。
田舎をすっかり忘れたようですね。
魚沼産のこしひかり、菊、つんまきに笹団子、そしてノッペなどは忘れないようにしましょう(もっとあったかな、え~と、栃尾の油揚げに棒ダラ、中越の日本酒)。
一山違っても同じような花です。明日コシオガマが登場です。でも城山湖にはタカオヒゴタイはありません。
そのかわりオケラがいっぱい(♪オケラだって~♪)。
菊の花を食す仲間見っけ。
信徳さんは菊の味を忘れちゃった。