今年長岡市は開府400年を迎えました。元和4年(1618年)に初代藩主牧野忠成公が長岡に移ってから400年ということです。戊辰北越戦争では会津藩の同盟軍となり長岡は焼け野原になりました。昭和になってからは太平洋戦争で再び市街地が燃え、平成では中越地震で大きな被害を受けました。幾多の困難を乗り越え不死鳥のように蘇るのが長岡です。開府400年行事の詳細は、長岡開府400年(前編)と長岡開府400年(後編)をご覧下さい。 (長岡)
ガガイモ科(新分類ではキョウチクトウ科)の花は高尾山で人気がある。科の名前になっている兄貴分にあたるのがガガイモ(蘿摩、鏡芋)であるが、高尾山でも多摩丘陵でも花は見れども実に出会うことが少ない。初夏に不思議なことに、庭の松の木にガガイモの蔓が巻き付き花がたくさん咲いた。葉が落ち蔓を整理していたら、実が2個あることを確認した。調べてみるといつもコメントをいただいているSさんから6年前にガガイモの実を貰ったことがわかった。ここ数日の風で綿毛がしきりに飛んでいた。(寅太の庭)【山野草の索引へ】
ウメの木に橙赤色の種子がたくさん覗いている蔓性の樹木を見つけた。いつも通っているところで、今まで気が付かなかった。蔓柾/ニシキギ科/ニシキギ属。林内に生える常緑つる性木本。気根を出して、地表を這うか他のものによじ登る。葉は対生ときに輪生や互生する。葉腋に集散花序は径0.5cmほどの淡い緑色4弁花。果実は蒴果で割れると橙赤色の仮種皮を持つ種子が現れる。名前の由来:蔓性でマサキ(柾)に似ていることからこの名が付いた。花期:6~7月。(高尾山)【山野草の索引(樹木)へ】