高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

ヒメイズイ

2009-05-03 06:35:12 | 山野草
5月の連休には、いつも山野草の仲間の展示会がある。今年は連休真っ只中の昨日ときょうの2日間で、初日のきのうは付近の山野草愛好家が大勢見学に訪れ、かなりの盛況であった。
この展示会は、同じ先生に教えてもらっている、数団体の合同の催しであり、作品は一人3点まで、それ以上の点数については、別途追加の出展料を払うことになっている。
事前に先生の目が通った作品なので、かなりの力作が揃っている。
寅太の出品は多いほうの5点で、画像はその中の一つのヒメイズイ(姫萎ずい)の寄せ植えである。中央が少し殺風景なので、ヤブレガサ(破れ傘)が入っている。土を化粧する苔は、乾燥に強いスナゴケ(砂苔)を使った。
他の作品も載せたいところであるが、背中合わせの展示場で、背景に余分な作品が入るため、山野草展の終了後に、庭の倉庫前の特設スタジオで
撮影することにしたい。

姫萎ずい/ユリ科/アマドコロ属。
山地や海岸の草地などに生える多年草。
茎には稜があり、葉腋から筒状の花が垂れ下がる。
名前の由来:アマドコロ(甘野老)の漢名がイズイで、小型であるので姫が付いた。すなわち、小さなアマドコロのことである。
花期:5~7月。
【山野草の索引へ】
コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ラショウモンカズラ | トップ | ハンカチノキ »

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
親近感のある盆栽です。 (デコウォーカ)
2009-05-03 19:07:08
アレッ!もう今年の山野草展会ですか。1年が早いですね。ヤブレガサと聞くと見てきたばかりなので嬉しく、親しみを感じます。ヒメイズイと言われると、???。しかし、小さなアマドコロと言われると、親しみを感じます。寅太さんの他の展示品を見たいですね。
返信する
似たもの同士 (信徳)
2009-05-03 21:00:43
この時期は山野草展など開催されJAなどでは即売もやっています。ナルコユリ、アマドコロ、白い花がぶら下がっていて可愛いです。去年覚えた違いなどとっくに忘れています。
返信する
イズイ (hanatetsu)
2009-05-04 13:57:07
ヒメイズイ、初見です。
イズイはアマドコロの意味だそうですが、田舎では、散髪の後でシャツの襟首に刺さった毛が、時々チクチクするような違和感を表現する方言だった気がします。
イズイで、ひょいと思い出しました。
返信する
姫と破れ傘 (寅太)
2009-05-04 18:09:24
デコウォーカさん、こんにちは。
展示会は1年間に3回あるんです。3月、5月そして10月ですね。
自慢できるようなものがあっても、花が終ったりして苦労します。
ヒメイズイは今年が初の登場です。大分殖えたのですが、みんな鉢の周りに寄ってしまい、中央にヤブレガサを追加したんです。
ヒメイズイは小さいので、ヤブレガサが伸びると困るんです。
内情は苦労している
返信する
もう完璧です (寅太)
2009-05-04 18:13:06
信徳さん、こんにちは。
脳には容量があるので、忘れないと次のものが入りません。
仲間のナルコユリがでてきますから、もう万全です。
ナルコ、アマドコロ、イズイ・・・
返信する
意外な初見 (寅太)
2009-05-04 18:18:09
hanatetsuさん、こんにちは。
日本は広い。面白い方言です。
ヒメイズイだと、首の周りをお姫さまにチクチクされるような感じですね。
ヒメイズイが初見とは、ちょっと驚きです。
そのうちに、この仲間でもっと小さなものを出します。
姫!
返信する

コメントを投稿

山野草」カテゴリの最新記事