高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

クロウメモドキ

2020-06-09 05:32:19 | 樹木
以前から赤い実を持つウメモドキ(梅擬)は知っていたが、クロウメモドキ(黒梅擬)の存在を知ったのは、つい最近のことである。黒い実は比較的容易に見つかるが、葉と同色の花を探すのには苦労した。
(新型コロナウイルスの外出自粛により2か月ほど投稿が遅れた)


(クロウメモドキの雄花)

 
(雌雄異株の雄花と雌花)


(秋に実は黒く熟す)

黒梅擬/クロウメモドキ科/クロウメモドキ属。
山地に生える落葉低木。雌雄異株。
多数の枝を出し、短い枝はとげになる。葉は鋸歯を持ち広倒卵形ないし狭倒卵形で柄があり、対生または少しずれて付く。
雄花には4本のおしべ、雌花には1本のめしべがある。秋に黒熟する果実は球状で内に1〜3個の小核がある。
名前の由来:実が赤いウメモドキに似て、実が黒いことからこの名が付いた。
花期:4~5月。
(高尾山)
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