高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

エビガライチゴ

2011-06-20 06:00:29 | 樹木
腺毛に蕾が覆われ、梅雨の水滴が細かく付いている。赤紫色の腺毛が密生する状態が海老の殻に似ていることから名前が付いているが、かんじんの海老殻を理解してない(多分、イセエビの赤い殻でよいのかな)。このイチゴは腺毛から見間違うことがないので、夏の実をこっそり口にしてみよう。

 
(蕾や茎に赤紫色の腺毛が密生し、梅雨の水玉が付いている)

海老殻苺/バラ科/キイチゴ属。
山地に生える蔓性の落葉低木。
葉は3出複葉で互生し小葉は3枚で卵円形、縁には重鋸歯がある。花は淡赤色で萼には赤紫色の腺毛が密生し、花弁は淡紫色で直立し平開しない。果実は食べられる。
名前の由来:赤い腺毛に覆われた姿かたちを海老の殻に見立てこの名が付いた。
花期:6~7月。
(高尾山)
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
山野草 (福岡シトリン)
2011-06-20 06:10:37
山野草って素敵ですね。
山野草にのめり込んで行きそうな今日この頃ですよ。
筑紫からようこそ (寅太)
2011-06-20 11:02:50
福岡シトリンさん、こんにちは。
筑紫の洗練されたブログから、一介の高尾を中心にしたブログにようこそ。
北九州の山野草の展示会はレベルが高そうですね。
会場の雰囲気で、レベルの高さがわかります。
高尾山は低い山なんですが、何回歩いても新しい発見がある不思議な山なんです。
伊勢海老と毛蟹 (信徳)
2011-06-21 00:14:59
伊勢海老でしょうか?こんな高級食材日本では口にした事が有りません。魚野川にいた毛蟹を茹でたらこんな色にもなりましたよ。台湾で伊勢海老が食べたくなりました。
きょうはoさんと甲斐路の旅 (寅太)
2011-06-21 05:34:54
信徳さん、おはようございます。
なるほど、寅は伊勢海老しか知りませんでしたが、これに似たもので毛蟹があるんですね。
それでは名前は毛蟹苺に変更ですね。
台湾でもイセエビと呼ぶんでしょうか。
きょうは信徳さんを知っているoさんと、甲斐路の旅で、もう目が覚めています。
さらにTさんも連れてくると言ってました。
もしかしたら信徳さんの写真でも持ってくるかも知れませんね。

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