こころの染織

ひと針ひと針心を繕います。
第7章・・空色の種を探す旅・・・私とルナと一緒に空色の種を探すのどかな旅に出ませんか~♪

白亜の要塞、攻略ならず・・・国宝・姫路城

2024-05-22 15:10:39 | 風の通り道

 

アメリカン・ブルーです。

 

5月14日・・・天気良好

山陰地方への旅スタートでしたが
初日は伊丹空港から真っすぐに姫路城へ

城好きな私にとっては
是非にも見たいと思っていた姫路城
その入り口付近で頂いたパンフレット
「白亜の要塞を、攻略せよ!」





バスツアーの長所・短所があって・・・
今回は、そこがとても厳しい結果になりました。
なにしろ、所要時間が100分

 

 

威風堂々白く輝く天守閣
白い鷺が舞い立つように見えることから
別名「白鷺城」と呼ばれることは
既に多くの方が承知のこと。

抜ける青空の中を、まるで歓迎するかのように
白鷺が飛んで行く姿・・・
辿り着いた印象をより大きくしてくれました。

 

 

 

 

天守閣は見えるものの
なかなか辿り着けないこの要塞
以前にTV番組「博士ちゃん」で姫路城を解説していたのを観ました。
その内容からすれば・・・
これは何日もかからなければ攻略不可能(笑)

 



夫と協議の結果・・・
まずは天守閣を目指そう!!!

 

 

国宝・松本城の階段は狭く勾配キツク苦戦しましたが
この階段は別の意味で厳しかったです。
およそ6階部分までを一気に上がったからかもしれません。
疲労困憊~(-_-;)
膝が笑っていましたが、ほぼ爆笑に近い笑い方

 

 

 

天守閣に立って・・・
その歩いて登って来たルートが見えます。
遠い、長い、迷路のような
攻め入られないための工夫があるのだと実感しました。

 

 

 

城には外観の美しさだけではなく
それぞれHISTORYがあって
それが魅力のひとつです。

姫路の地に砦が築かれて600年を超える年月
この美しい城を舞台に繰り広げられた
多くの歴史ドラマを踏みしめます。

 



姫路城と言えば「千姫」の切ない物語が浮かんできますが
なんと、初めて知ったのですが
秀吉の軍師・黒田官兵衛がこの城で生まれた
それは関ケ原の戦いより50年ほど前のようでした。
物語は幾つもあるのでしょうけれど
深い呼吸と共に
白亜の城を見上げるばかりです。

 

 

最後に、ここだけは見たいかも~

井戸に現れるお菊の亡霊が皿を数える光景が有名な皿屋敷伝説
姫路城にはお菊が投げ入れられた井戸がある
修学旅行で来たことがある
そう言う夫に教えられて、探しました。

意外に入り口の近くにあったのです。
近年、怪談話は聞かれなくなった気がしますが
「怪談」以上に「階段」が怖く身に堪えて
白亜の要塞、攻略ならず(>_<)

 

 

またいつか・・・

「いつか」「今度」「チャンスあれば・・・」
そう言う言葉では攻略できない姫路城

帰り道・・・白鷺には会えませんでした。



コメント (12)
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