のんびりでいいじゃない。

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『エリザベート』 梅芸 9/22 1時半

2012-09-22 20:57:46 | Weblog
3回目です。本日のキャストは以下のとおり。

エリザベート…春野寿美礼
トート…山口祐一郎
フランツ・ヨーゼフ…石川 禅
ゾフィー…杜けあき
ルドルフ…平方元基
少年ルドルフ…加藤清史郎

てっきり、12時半開演だと思っていたら、1時半と知ってビックリ。1回公演だとこの開演時間なんですね。

さてさて、今期、最後の観劇になります。オペラの要らない前よりの席でじっくり観ることができました。冒頭のゾンビのところから今まで見たことのなかった細かい動きを見られて新鮮でした。今日のおさはところどころ声が弱弱しい感じがしました。わざとかも知れませんが、ちょっと違和感がありました。山口トートは久しぶりですが、あんまり変化はないですね。相変わらず動きは緩慢だし(^_^;)。それでもキメの歌い上げなんかは迫力の歌唱でさすがでした。すっかり見飽きた(^_^;)感のある高島ルキーニは前期のクセのあるセリフまわしが改善されていて、内容理解には一役買っていてその点はよかったなと思います。禅さんフランツは岡田フランツを見たあとだと、やはり色々違っているだなと思いました。今期に関しては岡田フランツが好きかな。娘のゾフィーの棺を抱く姿の悲しさや、シシィの家出を「血相を変えて母親に抗議する」様子の取り乱しようと言ったらすごかったです。本日は当日券まで完売の満席!客席の熱気のせいか舞台の完成度も高かったように思います。主要キャストもさることながら、今回はアンサンブルのレベルが高いですね。どんな人が一節歌ってもうま~い!ミルクやドイツ云々の群舞の迫力はすごかったです。

この作品はどれだけ再演を重ねてもいつまでも愛され続けるでしょう。次回はいよいよ、芳雄トートかな(笑)(願望)