奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

エンサイの収穫

2020年06月01日 | 晴耕雨読
 エンサイ、別名ヨウサイ、空芯菜と言われ、夏場に葉野菜のない南国にとっては、希少な野菜だ。沖縄では「ウンチェ」と呼ばれ、かなり前から栽培されていたようだが、奄美では認知度が低く食した記憶がない。高温多湿の南国に適した夏の葉野菜はないかとあれこれと調べて、この野菜に行き着いた。

  

 文献によると、「作り易く、茎がシャキシャキとして歯ざわりは良く、さっと加熱して早めに食べるのがコツ。油炒め、おひたし、みそ汁やスープの具に合う。ビタミン、ミネラルが豊富で夏バテ防止に効果的!」。なにやら盛夏のホープみたいな野菜だ。試しに、深夜番組の居酒屋メニューを模して、塩昆布を入れてごま油炒めを作ったところ、シャキシャキとしたクセになりそうな食感だった。

  

 本日から6月、まさに梅雨一色で、ほ場の周りには、サネンや名も知らない花が彩るようになった。一昨日、春カボチャの後片付けが全て終わり、本日はまた、荒耕しの準備で草刈に取り掛った。梅雨期の農作業は出たとこ勝負の毎日で、朝令暮改ならぬ朝令朝改が日常だ。気温の上昇と共にハウス栽培は終盤になり、これからはエンサイにオクラ、冬瓜にゴーヤとリレーされて行く。今季は、いつになく夏野菜を作ってしまった。だればまた(^^)/~~~